高市早苗のレビュー一覧
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ネタバレ先日総理大臣に主任した高市さんの本です。
書店にはこの本以外にも2つ並べられていましたが、この本は新書で読みやすいだろうと思い購入しました。
前半はこれまでの政策実績、後半は提言、といったものとなっています。
海外に推せる日本の得意分野は何か、逆に足りないものは何か、端的に書かれています。少し専門的なところもありますが、政策を訴える政治家の著作としてもわかりやすい方かと思います。
また、中国に関する言及にも割かれていましたが、一般には報道されていないことも多く、今後の行動の参考になりました。
日本の政治の方向性について短時間で取れるので、興味がある方は一読をお勧めします。 -
Posted by ブクログ
新年最初の読書は日本の総理大臣、高市早苗さんの本。政治の本はあまり読まないのだが、日本初の女性総理大臣が何を考えているのか知りたくて読んだ。
シンプルにいうと、安倍路線で「非常に国防意識が強く、対中強硬路線の政治家」だ。まず第一章が安倍元総理への言葉から始まっている。
彼女の国会での発言「台湾有事は日本有事」は本の中で明確に言っている話だし、中国も彼女の思想は事前に知っていただろう。つまり中国の反応も機を見たパフォーマンスの可能性が高い。
また、彼女が関わるあらゆる政策が「日本を守るため」の思想に繋がっている。
1.安保の考え方で、安保の推進法を制定。米国は情報漏洩野観点で中国のメーカーをエンティティリストに入れている。こういった施策を日本も検討していく。
2.宇宙基本計画や科学技術。スペースデブリでのグローバルイニシアチブと衛星などの国防観点。小型無線機も用いるK program。フュージョンエネルギーや若手研究者への投資。
3.サイバーセキュリティとセキュリティクリアランス。中国の国家情報法への強い懸念、情報漏洩。セキュリティクリアランスによる国同士が信頼できる人材同士での機密情報へのアクセス。
4.災害や有事への対策や戸籍への考え方。ドローンの活用や身分証明への保証。
5.中国への強い懸念。香港への国家安全維持法の突然の制定。台湾有事で起きること、台湾南部のバシー海峡経由の資源=原油の90%、LNG60%が影響。
広範囲での政策がみな国防観点に繋がっていっている。私自身知らなかったこともあるため、国防について理解を深められるのはよいと思ったが、やや過激でもあり、「経済は経済」「技術は技術」など、各分野で日本が本当に価値をもつ分野へどう投資していくかという観点がもっと欲しいとも思った。
ただ、何にせよ私自身は彼女を応援したいと思っている。なぜかというと「未来を考えた際の女性活躍の布石になる」と考えているから。韓国では以前パク大統領が女性初の大統領として就任したが失脚し、その後女性の大統領が出てきていない。つまり、「初の○○」の印象で良くも悪くも操作される面があると考えている。
高市氏がある程度結果を出して成功すれば、女性が総理やトップになることに対するポジティブな印象が日本でも継続しやすい、だから応援したい。そういう意味で、私は彼女のどの部分を応援し、どこを違うと考えるのか知るための判断として有益な本だった。
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高市さんが総理になる1ヶ月ほど前に読んだ。(この感想を書いているのは2026/01/03)
高市総理の動きは止まる気配が見えず、どんどんすごいスピードで改革が進んでいく。色々な意見はもちろんあるが、僕は指示している(統一教会問題だけは早くコメントがほしいが)
今高市総理が推し進めている改革や発言は、この本に書かれているとおりだ。
この本が出たのが2021年。この時にここまでの事を考えていた。
ずっと「自分が総理になったら何をやるべきか」を考え続けていた人だから出せるスピード感。決して「さあ今からどうしようかな」なんて行き当たりばったりで考えてないという答えがこの本にはある。
本当にすごい政治家です。 -
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ネタバレ日本の強みや日本を建て直せる根拠、弱いところは弱いと認め、穴だらけの法律や制度を塞ぐような案、自身の経験による施策構築の提言などありとあらゆる視点で日本の未来を強く明るく照らす話が網羅されていた。
これからやらなければいけないことが明確に見えているようだ。
2025年10月、高市早苗氏が総理大臣となった。
総裁選出早々、高市氏が「働いて働いて働いて働いて働いて参ります」と意思表明をしたのは正にこの著書に書かれていることを急ピッチでやらなければという気迫を感じるものであった。
中でも第3章の経済安保の強化ー深刻な「中国リスク」に関しては、もう今すぐ整備して欲しい気持ちになった。
日本の素晴らしい技術が中共スパイに垂れ流される状態に紙ペラの防御力もない今の現状は一国民としても疑問を感じるからだ。
第6章の「生活者の視点」を大切にー松下幸之助の注文では、高市氏が政治家となってからは常日頃、主権者の代表としてという気概と矜持を持ちながら日々取り組んでいるという一文には胸を打たれた。
また、自身の家庭での実体験から政策構築のヒントを得るなど、国民の目線で政治に取り組んでいることも垣間見られる。
高市氏の日本を愛する姿勢、諦めムード漂う中で日本はまだまだやれる!という気持ちの込められており、数多の課題はあるが日本は素晴らしいものをたくさん持っているから活かしていこうと前向きなものを感じた。
高市総理が頑張るなら、私も頑張る。
そんな、晴れやかな気分になる著書であった。
ただし、端的に書いてあった皇室意見については自分とは相違するものなので、今後どうなるか注視していきたい。 -
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<目次>
序章経済安全保障とは何か
第1章経済安全保障ー日本と世界の動向
第2章サプライチェーンの強靭化
第3章特定重要物資それぞれの現状
第4章基幹インフラ役務の安定的提供を目指して
第5章重要技術の研究開発を支援する
第6章KProgramが拓く日本の未来
第7章特許出願ー非公開制度の真の狙い
第8章経済安保版セキュリティクリアランス制度
第9章外国法制度のリスクを周知せよ
第10章新たな課題への挑戦
結び国際ビジネス現場で活動する日本企業の為に
2024/7/15第1刷
2025/10/25第6刷
2025/8に高市さんの講演会に行きました。当時、
自民党総裁選挙に出馬前ということでした。その選挙の
結果は残念なことでしたが、その1年後の2025/10に
総裁となり首相指名も受けました。
この10末には株価52,000も超えています。
これからの政策を見る上で参考になるのかと思い、
改めて購入して読みました。 -
Posted by ブクログ
この本を読んで強く感じたのは、“言葉・態度・姿勢”を通して「信念と実動」の両方を伝える力強さです。
高市氏が、これまで多くの大臣・委員長・政策責任者として実務を担ってきたことが伝わる文章であり、「国家・国民のために身を粉にして働く」という姿勢が一貫しています。
ただ政策を羅列するのではなく、背景にある「国家観」「歴史観」「人間観」が言葉の裏にあると感じました。
高市氏が国家安全保障や経済安全保障の観点で議論を展開しているとき、単なる強硬論ではなく「国を守るためにどう立ち振る舞うか」「価値観をどう共有するか」という視点があるのが印象的でした。
また、「勉強熱心で国家・国民のために身を粉に活動されていることが伝わる」と感じた。
本書からは「理論だけでなく実践に根差した発信」であることが伝わります。政策提案と現実のギャップや課題も認めつつ、「それでも挑む」という姿勢に、私は自分自身も思考・行動せねばという刺激を受けました。
総じて、この本は“思想と実動のバランスを重視する”人にこそ響く一冊です。
国家を“自分ごと”として捉え、言葉の力を信じて行動を選びたいと考える人には、特におすすめです。 -
Posted by ブクログ
高市経済安全保障大臣の近著。
総合的な国力に掲げる5要素(外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力)について、各分野のエキスパートによる講演および議員との質疑応答を収録した1冊。
全編にわたり示唆に富むが、個人的に特に学びになったのは、第二章「情報力」と第五章「技術力」だ。
前者で語られるのは、主要国が当たり前に保有する中央情報組織、スパイ防止法や通信傍受等の法整備、そしてCBRNE(シーバーン;化学兵器、生物兵器、核放射能兵器、爆弾)の脅威だ。戦争と隣り合わせの現代安全保障環境において、どれも真剣な議論が求められるトピックだろう。また後者においては、メーカー子会社に勤める我が身でもあるので、乗用7社で年間売上約95兆円、セクター全体では約550万人の雇用を産み出す自動車産業が国内産業の大動脈であることを再認識するとともに、エンジンやHVに代表される日本の極めて優れた技術を守っていかなければならないとの思いを強くした。
高市さんが信奉する故英サッチャー元首相は、その大規模な規制緩和や金融システム改革(新自由主義)が、経済成長と格差拡大の双方を生み出したとされる。本書の第4章「経済力」は、中間層拡大に関するアイデアの点で踏み込み不足な感が否めず、彼女が総裁になった暁にはサッチャー政権下の英国や2000年代初頭の日本が経験した状況を上手く回避できるか、一抹の不安を覚えた。それでも、賃金の伸びがまだ十分でない現状では、積極財政を通じた経済成長・財政健全化は個人的に賛成だ。また、それ以外の章では日本が(宇宙戦略含め)どのような道筋を辿るべきか、そのグランドビジョンを提示してくれているため大いに得るところがあった。
同氏を支持するかどうかに関わらず、世界の中で日本が直面する課題に向き合ううえでは読むべき1冊と感じます。