【感想・ネタバレ】国力研究 日本列島を、強く豊かに。のレビュー

あらすじ

日本の力を今こそ結集する
国会議員と有識者の政策研究会

10人の有識者と共に日本の進むべき道を指し示す

国会議員と有識者の政策研究会「『日本のチカラ』研究会」をリアルな質疑応答も含めて完全収録。主宰者・高市早苗が総合的な国力強化の方向性を示す三章を書き下ろし。

【主な目次】
序章 国際社会の現実と「総合的な国力」強化の必要性 高市早苗

第一章 外交力
1 中国に怒るべきときは怒れ 山上信吾(前駐オーストラリア大使)
2 「習近平中国」の実態 垂秀夫(前駐中国大使)

第二章 情報力
3 インテリジェンスをいかに強化していくか 江崎道朗(麗澤大学客員教授)
4 スパイ防止法や通信傍受等の法整備が必要 小谷賢(日本大学危機管理学部教授)
5 非対称兵器と平和ボケ 山口芳裕(杏林大学医学部教授)

第三章 防衛力
6 自衛隊の実力と反撃能力 尾上定正(元空将)
7 台湾有事と日本の役割 兼原信克(元国家安全保障局次長)

第四章 経済力
8 国力の基礎となる経済力 本田悦朗(元内閣官房参与)
9 日本の経済戦略―高圧経済と統合運用で政策先進国を目指せ 若田部昌澄(早稲田大学政治経済学術院教授)

第五章 技術力
10 明治の「殖産興業」に学べ 加藤康子(産業遺産情報センター長)

第六章 「国力」の全要素を包含する宇宙政策 高市早苗

結びの章 「人材力」の強化に向けて 高市早苗

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Posted by ブクログ

高市新総理の考えがよく分かる本である。
昔読んだ、安倍晋三時代に挑むの一節に高市氏を絶対に総裁にしてやると言っており、意思の力に涙が…

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

第104代初の女性総理誕生おめでとうございます。
早い時期にこの本を購入し少しずつ読んでいた間に総理になられましたね。
所信表明演説を聞きながらこの本に書かれている事が思い出されました。早速動き出したのはこれまでの積み重ねの成果だと嬉しく思います。
総理を中心としたチーム。この本の中に出てくる人たちとのタッグで この国の進むべき道を力強く引っ張って行って下さい。強く豊かな日本。何処に向かうのか、この本の道標ですね。日本は捨てたもんじゃない。この本を読んでそう感じました。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

高市さんの総裁決定後、書店で発見して即買い。
高市さんのコメント自体は安全保障や先端技術等に限られているのは若干残念だったが、逆に日本の抱える諸問題を、その他議員の方が専門家と真剣に討論されてる様子が見えて、そこは安堵できた。日本の議員も捨てたもんじゃない。
なお、金原先生の「台湾有事と日本の役割」は秀逸なので、日本国民皆んなに読んで欲しい。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

高市さんが立ち上げた、「日本のチカラ研究会」という議員連盟で、国会議員と有識者が政策について議論した内容について書かれた本です。読後は、日本経済、技術への期待感と、日本の防衛、外交、情報への危機感を持ちました。経済については、本田悦朗教授が、個人的には、イギリスにならい、食料品と日常品に課している消費税を廃止した方がいいと語っています。もし高市さんが総理大臣になっていたら、食料品の消費税を廃止すると主張したのではないかと考えました。情報については、日本がスパイ防止法を制定すれば、捕まえたスパイを利用して、外国と交渉ができるから、制定しなければならないという記述がありました。日本にスパイ防止法があれば、現在、中国で不当に拘束されている日本人を取り返すことができるのにと考えました。官僚と討論しても負けないように、本書に書かれていることは、全ての国会議員が考え、政策実現していくべきだと思いました。国力、日本の政治に興味がある人におすすめです。

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2025年01月01日

Posted by ブクログ

高市早苗議員が主宰する「日本のチカラ研究会」=国力研究に関する勉強会の内容を中心に編んだ書籍。同議員が総裁選で主張する内容を詳しく知りたくなり手に取った。マスコミが報じない日本の課題をしっかり議論し勉強されている事実を知る事ができて良かった。特に情報力、インテリジェンスの強化は喫緊の課題であると感じた。

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2024年10月04日

Posted by ブクログ

高市さんがスピーチで語っている政策課題の内容をこの本を通じてより詳しく理解できた。インテリジェンス、防衛力についての要点が特に勉強になった。今この時代に、左派の人が総理になると、ほんとに台湾有事が実現してしまう危機感を感じた。高市さんには総裁選を頑張ってもらいたい。

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2024年09月26日

ネタバレ 購入済み

今こそ『日本保守』の再生を!

2024年9月22日読了。(自民党総裁選前)

安倍元首相亡きいま、自民党の、いや日本の『保守』は破滅の危機に瀕しています。《リベラル》を気取る「ただの左翼やそのシンパ達」は小躍りして、自民党が矮小化していくのを見て喜んでいます。

目先の経済や賃金引上げなどばかりに目が囚われ、大局観、世界の中の日本と云うスタンスを、私たち国民も忘れているのではないでしょうか!?

いま世界は複数の地域で《戦争が続行され》、国の舵取り選びを間違えれば、世界はアッという間に《全体主義の国々》に蹂躙されてしまうのです。

そんな時に、わが国を正しく毅然とした姿勢で導いてくれる政治家は、ヘナチョコな自称リベラルの類では到底真っ当出来る筈が有りません。
理論ばかりで経済に疎いだけの、平気で(過去に)仲間を裏切ったような奴や、声だけが大きくてその中味はスッカスカの二世議員などに総裁の椅子に座らせたら、直ぐに国内外で軋轢を起こし、酷ければミサイルが飛んでくる事にも成りかねません。

今こそ真の『保守』を担って、世界とも充分に渡り合える政治家は、高市さんを置いて他には居ません。
この本を読めば、その事が痛い程分かります。日本の未来を暗澹たるものにしない為にも、高市さんの具体的な説明に耳を傾けて欲しいと思います。

ちなみに、私は党員でも何でも有りません。「こんなスゴい政治家が居たのか!!」と云う思いで、コレを書いています。
総裁選後、このレビューを悲しい思いで読み返すことの無いよう祈ります…。

#アツい #カッコいい #タメになる

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

まず、この本は高市さんが全部を書いている訳ではない事を知った上で読むべきです。

10人の有識者が外交、情報、防衛、経済、技術の章だてで書いている。

現在の日本の状況とこれから進むべき道を知るには大変勉強になります。

なかでも核保有国との関係において第三章の防衛力と第六章の宇宙政策との結びつきは強く、台湾有事のシュミレーションまで書かれているので、危機感を感じずにはいられない。

1年経過した来年の今頃に高市さん自身の手で国力研究に書かれている施作の進捗を書いてもらいたいものだ。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

高市早苗「国力研究」(産経新聞出版)
高市さん自身が外交・安全保障・資源・宇宙政策について書き、さらに彼女の勉強会に参加した専門家による講義録を加えた本。駐オーストラリア大使だった山上信吾、駐中国大使だった垂秀夫、インテリジェンスの専門家である小谷賢、安倍内閣で国家安全保障局長を務めた兼原信克などの提言は面白い。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

勉強会の講師の先生の講和を纏めたものです。高市早苗さんが重点に置いていることが具に分かります。経済の話は専門用語があるのですが、注釈がなく私には難しく感じました。

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2024年11月25日

Posted by ブクログ

高市経済安全保障大臣の近著。
総合的な国力に掲げる5要素(外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力)について、各分野のエキスパートによる講演および議員との質疑応答を収録した1冊。

全編にわたり示唆に富むが、個人的に特に学びになったのは、第二章「情報力」と第五章「技術力」だ。

前者で語られるのは、主要国が当たり前に保有する中央情報組織、スパイ防止法や通信傍受等の法整備、そしてCBRNE(シーバーン;化学兵器、生物兵器、核放射能兵器、爆弾)の脅威だ。戦争と隣り合わせの現代安全保障環境において、どれも真剣な議論が求められるトピックだろう。また後者においては、メーカー子会社に勤める我が身でもあるので、乗用7社で年間売上約95兆円、セクター全体では約550万人の雇用を産み出す自動車産業が国内産業の大動脈であることを再認識するとともに、エンジンやHVに代表される日本の極めて優れた技術を守っていかなければならないとの思いを強くした。

高市さんが信奉する故英サッチャー元首相は、その大規模な規制緩和や金融システム改革(新自由主義)が、経済成長と格差拡大の双方を生み出したとされる。本書の第4章「経済力」は、中間層拡大に関するアイデアの点で踏み込み不足な感が否めず、彼女が総裁になった暁にはサッチャー政権下の英国や2000年代初頭の日本が経験した状況を上手く回避できるか、一抹の不安を覚えた。それでも、賃金の伸びがまだ十分でない現状では、積極財政を通じた経済成長・財政健全化は個人的に賛成だ。また、それ以外の章では日本が(宇宙戦略含め)どのような道筋を辿るべきか、そのグランドビジョンを提示してくれているため大いに得るところがあった。

同氏を支持するかどうかに関わらず、世界の中で日本が直面する課題に向き合ううえでは読むべき1冊と感じます。

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2024年09月24日

Posted by ブクログ

『国力研究』を読んで、高市早苗さんの政策の背景にある考え方を具体的に知ることができた。ニュースで聞く言葉の一つ一つに、きちんとした理屈や研究の裏づけがあることがわかり、印象が変わった。

特に、「国力」を経済・防衛・技術・資源などの総合力として捉えている点が心に残った。これまでバラバラに考えていた分野が、実はすべてつながっているという視点は新鮮だった。

経済では「高圧経済」という考え方が印象的だった。物価を抑えるよりも、人や企業に投資して成長を促す方向性は、日本にもう一度活力を取り戻そうとする強い意志を感じた。

また、防衛やエネルギーの話も難しい専門論ではなく、今の日本がどんな立場にあるのかを具体的に理解できた。自分の生活とも無関係ではないテーマとして、改めて考えさせられた。

全体を通して、「国を強くする」という言葉の意味を、自分の暮らしや将来と結びつけて考えるきっかけになった一冊だった。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
序章
第1章外交力
第2章情報力
第3章防衛力
第4章経済力
第5章技術力
第6章宇宙政策
結びの章人材力の強化に向けて

2024/9/1第1刷

はじめと終わりが高市さんが書き、他は
「日本のチカラ研究会」の講師10人の講演の様子を
文字おこししたもの。
2024年の自民党総裁選前に発行された本。

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2025年05月14日

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