あらすじ
日本の力を今こそ結集する
国会議員と有識者の政策研究会
10人の有識者と共に日本の進むべき道を指し示す
国会議員と有識者の政策研究会「『日本のチカラ』研究会」をリアルな質疑応答も含めて完全収録。主宰者・高市早苗が総合的な国力強化の方向性を示す三章を書き下ろし。
【主な目次】
序章 国際社会の現実と「総合的な国力」強化の必要性 高市早苗
第一章 外交力
1 中国に怒るべきときは怒れ 山上信吾(前駐オーストラリア大使)
2 「習近平中国」の実態 垂秀夫(前駐中国大使)
第二章 情報力
3 インテリジェンスをいかに強化していくか 江崎道朗(麗澤大学客員教授)
4 スパイ防止法や通信傍受等の法整備が必要 小谷賢(日本大学危機管理学部教授)
5 非対称兵器と平和ボケ 山口芳裕(杏林大学医学部教授)
第三章 防衛力
6 自衛隊の実力と反撃能力 尾上定正(元空将)
7 台湾有事と日本の役割 兼原信克(元国家安全保障局次長)
第四章 経済力
8 国力の基礎となる経済力 本田悦朗(元内閣官房参与)
9 日本の経済戦略―高圧経済と統合運用で政策先進国を目指せ 若田部昌澄(早稲田大学政治経済学術院教授)
第五章 技術力
10 明治の「殖産興業」に学べ 加藤康子(産業遺産情報センター長)
第六章 「国力」の全要素を包含する宇宙政策 高市早苗
結びの章 「人材力」の強化に向けて 高市早苗
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今こそ『日本保守』の再生を!
2024年9月22日読了。(自民党総裁選前)
安倍元首相亡きいま、自民党の、いや日本の『保守』は破滅の危機に瀕しています。《リベラル》を気取る「ただの左翼やそのシンパ達」は小躍りして、自民党が矮小化していくのを見て喜んでいます。
目先の経済や賃金引上げなどばかりに目が囚われ、大局観、世界の中の日本と云うスタンスを、私たち国民も忘れているのではないでしょうか!?
いま世界は複数の地域で《戦争が続行され》、国の舵取り選びを間違えれば、世界はアッという間に《全体主義の国々》に蹂躙されてしまうのです。
そんな時に、わが国を正しく毅然とした姿勢で導いてくれる政治家は、ヘナチョコな自称リベラルの類では到底真っ当出来る筈が有りません。
理論ばかりで経済に疎いだけの、平気で(過去に)仲間を裏切ったような奴や、声だけが大きくてその中味はスッカスカの二世議員などに総裁の椅子に座らせたら、直ぐに国内外で軋轢を起こし、酷ければミサイルが飛んでくる事にも成りかねません。
今こそ真の『保守』を担って、世界とも充分に渡り合える政治家は、高市さんを置いて他には居ません。
この本を読めば、その事が痛い程分かります。日本の未来を暗澹たるものにしない為にも、高市さんの具体的な説明に耳を傾けて欲しいと思います。
ちなみに、私は党員でも何でも有りません。「こんなスゴい政治家が居たのか!!」と云う思いで、コレを書いています。
総裁選後、このレビューを悲しい思いで読み返すことの無いよう祈ります…。