一瀬麻利のレビュー一覧
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購入済み
英国の王室などとても現実と離れているけど、どんな小説より身近に感じられた。多分、お二人の真剣な悩み、考慮のおかげかも、、、、お互いへの愛情の元、段々成長していく姿がとても素晴らしかったです。
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購入済み
ああああああああ!良かった!!!すごく良かった!!!最後には泣いてしまった。
背が低い方が受け、高い方が攻めという先入観があって、初めはどっちがどっちだよと決めかねて違和感があったけど、段々そんなの全然気にならなかった。 -
Posted by ブクログ
historical romance, m/m
ソドミー法が現役で同性愛は禁忌の時代の英国。
場末の男娼ジェムを買った戦場帰りの貴族アラン。金で買った一夜の関係のはずだったが、ふたりの間にはすでに恋が。ジェムを離したくないアランはかれを雇うという手段に出、主従関係になるが…。
19世紀ロンドン、身分差、m/mと聞いて期待する通りの面白さ。ふたりの恋愛模様と事件が同時進行するのもよい。舞台とする時代を考えれば当然の内面化されたホモフォビアから解放される過程が、重くなりすぎない程度に適度に書き込まれていて、その流れでリバの必然性があるのも好み。m/mらしい良作。(日本のBLしか触れてない読み手 -
購入済み
よかった
なじみのない世界観が新鮮で楽しめました。攻めも受けもかっこよくて、素敵だった。かなり高評価だったので期待しすぎてしまったので、そこまででは…とゆう感じでしたが、★4
でも続編が出たら読みます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ翻訳小説特有の読みづらさが本当に少なく、ストレスなく読めた。
ジェイムスがベンとの関係に溺れていきつつもとても理性的な人物なので
そのバランスもよかった。
リバ。英国王室をモデルにしてることを全く隠さないというかそのまま書いてるので
大丈夫なのかな、とちょっとハラハラしたりもするけど、多分大丈夫なんでしょう。
こっそり夜中に逢瀬を重ねる二人がエロティックで良かった。
ジェイムスの決断は1巻通しての葛藤がわかったので自然に見えたけど、
最後のベンの急旋回がちょっとびっくりしたかな。
ベッドシーンは少し多すぎるように感じた。
私はベッドシーンなくてもいいタイプなのでもうお腹いっぱい…ってなってしま -
購入済み
リアルな
同性愛についてのドラマ。確かに日本のお花畑なBL(笑)とは違って苦々しい葛藤こそが本作の主軸。だからこそリアリティがあって気持ち的には辛いのに引き込まれる。ジャレドは若年寄りのよーに片田舎で半隠居状態でしたが猛々しいマットの登場で人生一変、山も谷もありまくりでしたが凄くいい関係を築いてて読んでて嬉しくなりますね。抑え込んでた反動で?感情の爆発のようなHもかなりイイ。これ続編ありかな、続いて欲しい。
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Posted by ブクログ
ネタバレイギリス皇太子と記者の話。
皇太子(ジェイムズ)は立場上ゲイであることを隠している。
また、恋人に脅された過去もあり、恋人を作るのは難しいと思ってる。
記者(ベン)も特定の相手を作るつもりはないので、セフレみたいな関係。
続巻もあるのですが、この巻はジェイムズがカミングアウトし、2人がパートナーになるまでの話でした。
会う度イチャイチャしてました。
日本のBLみたいに受け攻めの概念がないのが新鮮でした。
リアルだとこんな感じなんですかね?
小説の中でジェイムズは頭が切れる人って設定だったんですが、そのとおりで、ベンが距離を置きたいと思ってることなど、よく察していました。
立場上そういうのが得意 -
Posted by ブクログ
『赤と白とロイヤルブルー』を読む前にこっちを読んでおこうかな……と思って重い腰を上げて読んだ(3年くらい積んでいた)。
二人が最初から恋に落ちていたのも、セフレではなく恋人になりたがっているのも全部分かるのにそうさせないのが世の中というシビアな現状にもどかしくなって、「こ、これどうなっちゃうの……!?!?」と思っていたら素晴らしい物語の締め方で最高だった。
少しだけ泣いた。
ここから二人はどんな未来を歩むのか、ワクワク半分怖さ半分という感じだが、次巻の表紙があんな感じなのであまり怯えずに読もうと思う。
挿絵付きだったけどそこまで気にならず。
このシリーズ読み終わったら『赤と白とロイヤルブルー