原田隆之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アルコールやたばこ、麻薬的な薬物、そしてギャンブルなど、いろいろな依存症を扱っていて、そういう意味では勉強になりました。
が、「構図はすべて同じ」という扱いなので、そういう意味では単調で退屈でした。
日本では、依存症は「意志の問題」とか「刑罰の対象」と短絡的に考えがちですが、それよりも、「脳の病気」と捉え、医師などの助けを借りながら治療していく方が効果的であることが証明されつつあるようです。
もちろん、日本でも後者の動きが大きくなりつつあるようです。
また、人類が依存症になることについては、進化の過程上、逃れられなかった、という観点も重要だと思います。
依存症は、「快」を求め「不安」を避け -
Posted by ブクログ
自分は幸いなことに禁煙も禁酒もできている
ここで大事だったのは、何がなんでも我慢するという意思による強制ではなく、本書末尾で触れられている「recovery is fun」だったと思う。
このように依存症との戦いは辛く厳しいものというイメージをいかにして変えていくかということが大事なのだろう
また、まずは依存症に陥るメカニズムを知り、自分がそのような状況にないかということを認識することも、予防という意味では重要になってくると考える。
一方で、依存症になっているのが自分以外の場合はなかなかそれを認識させるのが難しい。
対処法として、第3章で触れられているOARSコミュニケーションは大変参考 -
Posted by ブクログ
嗜癖と習慣、依存症の違いは何か。考えると一瞬迷うが、それが欠落した時に呼吸が乱れ、思考がそれに囚われ優先順位が入れ替わる事、と言うと何やら心当たりがありそうだ。アルコールや薬物、ギャンブルでそのような経験はなくとも、恋愛や承認のアディクションは少なくないのでは。
本著曰く、脳の機能が変化してしまいコントロールが効かなくなった状態を依存症という。手がかり刺激として快楽とペアになって記憶される。これを学習心理学では条件付けと呼ぶが、関連するのが大脳辺縁系の海馬と言う領域。依存症への遺伝的要因の寄与率はおよそ40から70%とも考えられている。依存し易い人、というのがいるのか。
自らを完全にコント