ヨルン・リーエル・ホルストのレビュー一覧

  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    本国ノルウェーではシリーズ十二作目に当たる長編らしいが、邦訳は今作で二作目とのこと。猟奇的な犯罪、癖の強い登場人物、犯人との乱闘、終盤のどんでん返し…といった北欧ミステリーの特色は一切なし。二十四年前の失踪事件に再度スポットを当てる地味な展開ながら、容疑者との心理戦に重点を置いた堅実な筋運びが実に読ませる。ヴィスティングとスティレル(クリポスのエリート)の関係性を対立構造へと持ち込まない潔さも好印象。淡白な作風ではあるものの、それが読み易さにも繋がっていて、追いかけたいシリーズがまたひとつ増えてしまった。

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    2021年03月28日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    スリリングな展開を繰り広げるミステリではなく、人と人との対話で物語が進んでいく。疑う者と疑われる者の心理戦。
    タイトルにもなっている〝code〟は予想外に呆気なかった。また、登場人物の長い名前がフルネームで何度も繰り返され読み難いと感じた。

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    2021年02月09日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    ノルウェー、カタリーナが行方不明になって24年経過。警部ヴィスティングは彼女の夫マッティンの友人となった。そして国家犯罪捜査局から来た捜査官スティレルが別の女性の失踪事件でマッティンの関与が疑われていると言う。最新の技術で脅迫状から指紋が出たのだ。スティレルは、ヴィスティングとマッティンの仲の良さを利用しようとする・・・

    ちょっと長いかなと思って途中まで読んで脱落していたけれど、また読み始めたら面白くなった。静かな緊張感が持続する珍しいミステリー。真相は想像だにしないものだったけれど、言われてみれば納得。

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    2020年07月06日
  • 猟犬

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    ネタバレ

    この度新作が翻訳されたとのことなので、読み逃していたこちらを読んでみました。

    典型的な北欧警察もので、目新しさはないものの充分に面白い。警察官の父と記者の娘が協力体制をとっていくのもいいが、ただ、ノルウェーの事件記者というのはここまで警察の捜査と同じ事をするのかとビックリ。
    現場写真も新聞にバシバシ載せるようだし。

    作者は元警察官ということで、停職中に捜査本部に忍び込む手口がリアルすぎる…。



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    2020年02月25日
  • 猟犬

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    北欧ミステリの1冊。主人公は警部、娘が雑誌社勤務のジャーナリスト、これは日本でいうと文春みたいなスクープ、暴露記事とかに力を入れている雑誌みたい。父の若かりし頃の事件で、警察自体が証拠をでっち上げたというスクープが出て、娘も父の名誉回復に協力していくという筋書き。

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    2018年08月26日
  • 猟犬

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    ヴィスティング刑事が17年前に指揮した少女誘拐殺人事件で有罪になった犯人が「事件の証拠は捏造されたものだ」と訴えた
    ヴィスティング刑事は自宅謹慎となり、過去の資料をあらためることにする
    ヴィスティング刑事の娘リーネは新聞記者で雨の日の殺人事件を追いかけている
    父は娘を心配し、娘も父を心配する
    同時心配状態の主人公をよそに少女の行方がわからなくなる事件が発生するノルウェー
    寒いし、雨は降り続けるし、そんなことお構いなしに事件を追う父娘はまさに猟犬
    じゃあ、猟犬が咥えて戻ってくる獲物はナニかっつーと少女で猟犬の飼い主、獲物を撃ったのは犯人じゃないですか
    っつー、解決してもやるせない北欧警察小説って

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    2015年06月08日