SHOOWAのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SHOOWAさん異色の人外ファンタジー。イベリコのイメージからアホエロコメディ主体かと思われがちだけど、実はジン猫のような詩的で映画っぽい作品やknowbody knowsのアンドロイドとのシリアスな恋など切ないものも多い。
色んな短編が繋がりあって一つになる感じ。可愛い人外の絵柄で和むけれど、ただのほのぼのファンタジーに終わらせない仄暗さと風刺が所々に散りばめられてある。中でもウルフとココの話が一番切なくて好き。何度も読み返してはジワジワきてる。あからさまなBLではなく人間愛を描いた作品という方が適切かも。
装丁は絵本のような表紙カバーと紙の質感ともに素晴らしくて…こうゆう装丁があるから紙の本は止められない。 -
Posted by ブクログ
「カブトムシBL」という噂を聞いて、購入後なかなか読めずにいた1冊。 自分的にトラウマっす、カブトムシ…( ;∀;)
まぁそれは番外編なので置いておいて、「満月の夜に妖精が願いを叶えてくれる」という不思議なニィーニの森のお話。 一見ここで平和に暮らしている可愛らしい動物たちにも、いまに辿り着くまでたくさんの出来事があった。 喜怒哀楽に溢れた一生は、誰にも『等しく不平等』にもたらされる。 その中で「いかに自分らしく幸せを求めて生きるか」という、いつの時代にも不変的に語られるテーマを描いたファンタジー作品。
ちょっと『あらしのよるに』を思い出してしまった。 あんな感じに、可愛さの中に世の不条理や真実を突き付ける強さを持っている。 中でもウルフからココへの愛に溢れた話は、涙なしには読めない。 無償の愛に本当の意味で気付くのは、失った後なのは何故なのかしら。
好き嫌いわかれそうな1冊だけど、ギャグからシリアスまで描くSHOOWAさんの懐の深さを垣間見れる作品。 BL枠にとどまらない、いつか広い世界へいってしまいそうな気配を感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「向日性のとびら」のスピンオフです。
前作は色々あり過ぎたけれど、結果シスとカイが纏まってよかったのですが、こちらは全くもってマリが報われません。
ジンが好きなのだろうけれど、そういう展開には一切ならず。
ジンは別の人に夢中になっていますが、これが本気なのかよく分かりません。今までもこういう形で色々渡り歩いている気がしないのでもないので。
無意識にマリを避けているのだったら好みなのですが、そういう訳でもないのだろうなあ。残念。
個人的には、「残像」が残酷で好きです。
このバンドのシリーズはこれがほぼ初めてだったのですが(過去、一番始めの話をもしかしたら読んでいたかもしれないですが、友人宅にあるので確認出来ず)アーサーが切ない。
これを読まないで最初に他の話を読んでいたら、見方が変わっていたかもしれないです。アーサーには全く思い入れられなかったかも。
天使の話は全くもって琴線にふれなかったので割愛。
天使さん系等の顔はとても好きなのですが。
どうもこの方のギャグは苦手みたいです。 -
Posted by ブクログ
「イベリコ豚」や「三ツ巴」の印象が強くて忘れていましたが、ハードで辛口なストーリーでも読ませる腕を持ってる方でしたね。
ファンタジーらしいクラシックな装丁です。見返し、扉、すごく凝ったデザインと材質でステキ。
「向日性」で見せた独特の世界観を、人外ファンタジーでも展開。一見ほのぼのしているようですが、読んでいるうちに次第に驚愕させられることに。
かわいい住人たちが生きる世界は、恋に笑ったり泣いたり平和に見えますが、実は人間と人外との種族間に争いが勃発していて殺戮が繰り返される苛酷な日常があります。でも、そこにはちゃんと愛も存在しています。
ニィーニの森は赤身の肉を食べると呪われてしまうが、満月の夜には妖精が現れ願いを叶えてくれる希望の場所。その森に切実な願い事を抱えたものたちがやって来ます。
第1話は豚と蛙、第2話は狼と猫科ハーフ、第3話は人間とウサギ族。話を追うごとに深く重い主題が見えてきます。
番外ではカブトムシの恋の話があって、そこには人間の♂同士の想いも絡んでいてかなり意表を突かれました。虫BLって業界初?
夢見るBLファンタジーとは異なっていて、テーマが重かったです。確かにBLなんだけど、それ以上に異種間紛争とか、憎しみの応酬とか、実世界の縮図みたいなものを突きつけられたような思いがします…
さらには、第2話のウルフとココの物語が思いのほか辛くて切なくて、涙が止まらなくなりました。年の差愛の極致でもあり、親や保護者の抱く愛情にも似ていて胸がつぶれそうになりました。
寿命があるのが生物の宿命ではあるものの、辛かったです。
とても考えさせられるものがある、深い作品でした。 -
Posted by ブクログ
ボーイズラブはむり。
死んだじーさんの遺言なんですよ、いやほんとこればっかりには足を突っ込むなよと。深淵なるかな。ハーレクインとこれだけはだめだと。あれ?ジャニーズとヅカだったっけ?
‥まあそのええと、とにかく、この世界は帰って来れなくなる、ちみもーりょーの世界であると。
だから避けてました。やたらと切れ長の目のキラキラした悪っぽいイケメンと、胸の膨らみを凝視してチェックしないとジェンダーさえわからない、なよっとした小柄で華奢なおめめパチクリ萌え系ダンシ。ページ開くたびにからみまくりなんだろう、ああもお、いいです神様、おなかいっぱいー!
ただね、そんな自分だって、そういった描写をひゃくぱーとおらなかったわけじゃないんです。バナナフィッシュだったかパタリロだったか秋里和国だったかで(なんだ、かなり耐性あんじゃんニヤリ、ってしましたね?)、子供のできない男性同士のそれをスポーツとして楽しむうんぬん、と聞いて、ああそうなんだなんて思ったこともそう遠い記憶ではない。
何が違ったのかなー、ひいてはこの作品、なんでバカにせず読めたんだろ。かんがえてふと、こんな考えにたどり着いちゃいました。
いわゆるあたしの嫌ってりボーイズラブ系との大きな違いは、はじめにストーリーありきの点でした。ちゃんと男性同士であることに必然性があって、がゆえに悩むシーンもあって、つまり登場人物たちがそれぞれ、自らを異常なんじゃないか、って意識して行動してるんですね。だから内面にも踏み込むし、悩むし、葛藤もする。
だから面白かったんだーけたけたけた。
と、終わってもいいんだけど実は少し、続きもある。
ちょっと変な想像もしてしまった。
あたしが嫌がっていたのは実は、ノーマルではないことに葛藤しないボーイズラブの登場人物たちであり、つまりは、ヘテロを当然の正義とした金科玉条の世界を存在しないがごとく否定する、その表象する価値観だったりしないのだろうか、って。
だとしたら、構図は逆転して、あたしこそが軽蔑されるべき愚か者って可能性もある。
すなわち、そもそもがあたしの立ち位置が、ヘテロ至上主義の一元論である危険性ね。
なーんても言えるのだ。
ただあたしはね、あたしに甘いですからね、まあ、そう考えついているだけいい方だよ、完全無敵の一元論者じゃないって証明だよそのこと自体、っていっちゃうけどね。
そしてやっぱり、出会ったびびっときたやったやったやりまくった!
ってのはやっぱ、価値観うんぬんじゃない、あたしは嫌なんだ、そんな展開のないマンガ。そんだけ!
ってことで、反省3秒。
そしてこのマンガ、男性とかあたしみたいなふつーの人にも、オススメです。 -
Posted by ブクログ
安定のアホエロ(≧∇≦)といっても大してエロくないアホの方がかなり勝ってる今回w相変わらず言葉遊びのセンスはピカイチ☆クララが立った〜とか名文句になりそうwあと棒二つでどうやって戦うんだとばかりにフェンシング〜(≧∇≦)最高ww
謎のオカルト部長とかストーリーは訳分からんし下らないwwのですが又それもSHOOWAワールド全開な感じで楽しめました。幾三くんみたいな小悪魔不思議ちゃんキャラにイケメンとは言い難いもっさりした先輩が翻弄されてる感は新鮮で萌えました(≧∇≦)
DTおバカな青春描かせたら本当うまいなぁ。ただタイトルの縄と内容が合っているようなないような?描き下ろしの10年後は妄想と思っていいのでしょうか?幾三くんが背が伸びてイケメンになってて先輩とリバというのは美味しかったです♡