波真田かもめのレビュー一覧
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購入済み
校正のお仕事興味深い⭐︎
踊場さんと弥生それぞれの見た目とのギャップが良いです。弥生の事を可愛く思ってるのに自分の気持ちに素直になれない踊場さんの方が実はコドモなのでは⁉︎一途な弥生が可愛いです。校正のお仕事に興味がわきました(^-^)
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Posted by ブクログ
ネタバレ温泉旅の途中から物語が始まって、日常に帰っていく。
でも久慈はあの日の「愛してる」を何回も思い出してにやけるんだろうな・・と。
そういうとこ、久慈はかわいいなぁ。
とうとう、父の本の巻末にはいるエッセイが書き終わる。
久慈はそんなとき、久慈がMRを辞めて送別会のあとの吾妻とのワンナイトの日を思い出す。
同僚でお互い優秀なMRとして働いていた時、人望がありやさしさのある吾妻を見ていた。この感情は・・・?
最後の日に拒絶されるかもしれない、恋人がいるかもしれない、傷つけるかもしれない。でも・・・という気持ちでホテルに連れていく(吾妻は全然そのことに気が付いてなくて普通についていく)
そして「吾妻とセックスがしたい」といって押し倒す。吾妻は抵抗するかとおもったら受け入れてくれた。が、彼が寝ている間に部屋を去った。
恋が終わったんだ。
それから思い出だけを胸に、父の介護と、翻訳の勉強をしていた。
ある日、雑踏のなか、吾妻をみつけるまでは・・
吾妻は相変わらずコンクールに四苦八苦しているが、久慈に助けてもらおうとはしない。
さらに、山梨に住んでいる母に不調があり、大きな病院に紹介状をかいてもらったのでついていくが、母の訴える症状があいまい?なこともあり医者に一蹴されてしまう。それをみて吾妻は母を残しておけないと考える。
二人は2回目のデートをしよう~ってなり、なぜか久慈家の墓に行く。
吾妻は「俺たちの墓はどうする?」という。「死ぬまで一緒にいてくれるの?」そして「飽きられないようにがんばるよ」というと、吾妻も「俺も飽きられないようにがんばる」
あぁ・・今回もおだやかな大人の二人でした。
だけど、大人なだけに自分たちだけではない問題がでてくるのが今後の波乱を予感させる。
吾妻は母をどうするのか?自分も山梨にいくとなると久慈とは距離的にも遠くなる。
(翻訳学校は8月で卒業することにした)母を呼び寄せたとしても、
久慈との仲は「友だち」だと紹介するという。
母親に「いろんなことに悩まず暮らしてほしい」から。
だとしたら、二人はどうなるんだろう・・・
おだやかだけど、一抹の不安を感じて、早く次巻を読みたい -
Posted by ブクログ
ネタバレ久慈が子どもの頃、父親の編集者をやっていた貫田さんに淡い恋心をいだいていた話。
彼の残した服のたばこの匂いをかいて、せつなくなっていた少年時代。
とはいえ、それは昔の話。
今は吾妻を愛おしいと思っている、ということをちゃんと吾妻がわかっている。
変な誤解をするほど若くないって。
っていう感じの二人がとてもよい。
ちゃらちゃらしてない大人の恋愛。エッチが濃ゆくとも、終わったらさらっとしているし、ソレ自体もエロくとも変な擬音とかない分なんか引きずらないのがいい。
24話の扉絵の事後っぽいのがとても好きだと思った。
久慈は父親の本の巻末に短いエッセイをかくことになり、貫田さんと仕事をする。
が、父の何をかけばいいのか分からず苦戦する。
それを見ている吾妻は、迷っていた児童書の翻訳コンクールに挑戦することにした。
でも、塾講師の仕事が正社員になったこともあり、あちらもこちらも苦戦中。
忙しくて頭が回らない。一段落したら、久慈に連絡しよう・・一段落したら久慈に連絡しよう・・と思うが「一段落ってなに?」ってぐらいに忙しい。
貫田さんが行く予定だったが行けなくなったので代わりにと、久慈に温泉一泊をくれた。
久慈は学校帰りの吾妻のところに行ってそれを伝えると、往来のなか吾妻は久慈を「愛してる」といってハグをする。(隣にいる原さん、びっくり仰天!)
二人は温泉旅行に出かける。
そこで久慈は「いつか一軒家を買おうと思う」といい、吾妻は「俺もそこにいっていいの?」と聞く。「いつだって来ていいよ」
そして往来で「愛してる」と言ったことに関して「本心がだだもれただけ」と。
そうなんだよな、この二人どうみても好き好きラブラブなんだけど、
吾妻は久慈に「好き」も「愛してる」もここで初めていうんだよね。
でも、吾妻はよく久慈に「俺の事好きなんでしょ?」的質問をして「そうだよ」的答えを求めている。
そのたびに読んでるこっちは、実はこれは吾妻が「好きだよ」って言ってるとしかおもえないんだよね~。
だからあの往来の「愛してる」が「すき」じゃなくて、そのもう一つ上の「愛」という重い言葉がでたのかと。
大人の静かな恋愛はとてもここちいい -
Posted by ブクログ
ネタバレ40歳になった二人。
甥っ子の環も無事に大学生になって、お祝いしてもらう。
マンション(吾妻の?)の部屋に、二人の歯ブラシがおいてあったり二人の様子をみたりして、なんとなく環は二人の事が分かっているような感じ。
翻訳の勉強会のあといつものように原さん(50歳シングルマザー、仙台から夜行バスで通っている)と一緒に帰宅途中、大規模停電になる。原さんは震災の記憶がフラッシュバックしてしまった。
途中下車して落ち着くのを待っていたら夜行バスはでてしまう。
市内はカラオケもネカフェもホテルも全部同じ状況の人で埋まってしまった。
そこで「近くに友人のマンションがあるから」というと、さすがに拒否られる。
が、そこはなんとか「信用してください」といって、連れていく。
翌朝、原さんには「僕たちはゲイです」という。だから安心して、と(今行っても遅くない?ww)
吾妻は自分がゲイだと確信した日のことを思い出す。
友だちが隣に座った時に自分の気持ちと体の反応(もあったよね?)に戸惑う。でも彼には彼女がいて、彼女に嫉妬する。
家でスカートをはいてみたけど、違う。そうじゃない。女になりたいわけじゃない。
「俺の事好きでいてくれるなら、いいよ」
その後、そうやって好きになってくれる人と付き合った(もちろん男)
塾講師の紹介をしてくれた、大学の先輩で吾妻がめちゃくちゃ頼りにしている同僚の多治見が12月の忙しくなったころに休むことになった。
どうやら入院しているらしい。家族しか入れないのでお見舞いにも行けない。
前々からよく、英語を聞きに来ていた高校生男子が多治見のことを聞きに来る。
そうか、彼は自分(吾妻)に質問をするために教員室にはいってくるけどそれは多治見に会いたいからだったのか・・と察する。
「お見舞いは家族以外無理。病院も教えられない」というが、お守りだけ渡したいという。
こっそり病院まで連れていく。もちろん中にははいれないので、お守りを受付に託しに吾妻だけはいるが、やはりそれも個人情報のため断られてしまった。
が、彼には「渡せたよ」とうそをつく。
が、
多治見はそのまま帰らぬ人となる。
お葬式のあと、久慈のマンションに向かって、「ヤロう」というが、久慈はそうじゃないだろ。と話をさせる。吾妻は「●●がかわいそうだった」と語るが「お前のことで泣け」と言われて、初めて涙がでてきた。
そのままあったかいけんちん汁にうどんを入れて食べる。
そしてまた、年が明ける。
この回は「過去に遺したもの」がテーマかなぁ?
原さんは震災の記憶。
吾妻は初恋の記憶。
人はそれぞれ、歩んできた道によって経験と記憶をつみあげて年をとっていく。
そして、
多治見のように若くしてこの世を去ることもある。
若いころの不意の事故とかではなく、そろそろ加齢を考えていくべきなのかもしれない。
特に、子孫を残さない彼らにとってはこれからの未来を考えるに、過去を切り離すことができないからね。
「君がいないと、さみしくなるよ」
翻訳した児童書の一節が、吾妻にとってはとても重い言葉になっていく。
絵本を抱いて眠る1pがとてもいい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久慈の家に居候を始めた吾妻。
たたし、この家もあともう少しで兄に引き渡される。
昔、久慈家の家政婦さんだった三上さんにリンゴをおすそ分けにいき、久慈はよくつくってもらったリンゴとサツマイモの煮物の作り方を教わる。
(そして大量のサツマイモをもらってきてしまう)
吾妻は塾講師の仕事をしつつ、翻訳の学校に通い始める。
39歳の自分が最高齢だとおもっていたら、50歳の女性もいたりして、多種多様なひとたちと学ぶ。
久慈家の整理はつづく。
編集の人が、父の書籍をいくつか持って行ってくれた。
久慈は吾妻に、この家が兄に相続されたら、兄はここをつぶして新しい家を建てる予定だという。
この心地いい空間がなくなることに戸惑う。
三上さんは施設にはいることになる。
家を引き渡す前、久慈は引っ越し作業が終わった家に1週間滞在し、あてもなく海外放浪に行ってしまった。
(ちゃんと吾妻に連絡をしていたので行方不明とかいうのはなし)
久慈が帰国して、抱き合って(まぁまぁ激しく)この巻は終了。
「引き継ぐ」がテーマなのかなって思った。
三上さんはレシピを伝えて、施設にはいっていなくなる。
父の書籍は編集の人などが持って行って、引きつぐ。
空っぽの家には想いをおいて、久慈は出ていく。
なんか、寂しい話でした。
ただ、吾妻は翻訳の勉強という新しい世界に飛び込んでいく。
これからまだ、未来も残っているのがいい。 -
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ネタバレ久慈と吾妻は相変わらず久慈の家で仕事をしたりのんびりしたりたまには泊まったりをしていた。
が、海外在住の兄一家が1日だけ家にかえってくるから、と吾妻は家に戻る。
久慈の兄は優秀で久慈はコンプレックスを抱いていた。父はいつも兄をほめていた。
だが、兄は痴ほうになった父の介護をしなかった。久慈がすべてやった。
兄は懐かしい家の中を回るが、この家を解体して新しく家族で家を建てるから、それまでに住む家を探すようにという。
久慈は了解した。
兄一家は日本滞在中ホテルに泊まるため1日だけの訪問だった。
再び父の遺したものを吾妻と一緒に整理する。懐かしい女医さんの写真がでてきた。
8年前、二人ともその女医さんが優しくて好きだった(恋愛の意味ではなく)が、亡くなった閉まった。悲しくても久慈は人前で泣けず、吾妻はそっと一人にしてあげた・・というのを思い出した二人。
「ちゃんと成長できたかな。今度はちゃんと落ち込めるようになった」と素直に久慈がいう。
「お前、俺の事好きなんじゃないの?」と話の流れで吾妻がいうと「あぁ、そうだよ」とこれまた素直に返事がかえってきて「ふうん、そうなんだ。受ける」と言いながら膝に顔を寄せる。
そんな中、吾妻の母がけがをしたと連絡がはいる。久慈は車を出すから・・と、山梨まで二人はかけつけた。母は捻挫だった。
ただ、年齢のこともあるからと、暗い電球を取り替えたり、動きやすいように少しレイアウトをかえてあげたり。
荷物の整理をしていると、父の書斎からずっと探していた英語の絵本が出てきた。
父はそれを「レックスの大冒険」という題名で話してくれたが本当は「The Little Warrior」とういう題名だった。
英語が分かる今なら父が話していたことが原訳とは違うことが分かる。主人公のレックスは本当はアレキサンダーだし、大好物はパンケーキとおもっていがら、本当はメレンゲだった。父は幼い吾妻が分かりやすいように、吾妻の好物のパンケーキと同じになるように話してくれていたのだった。
いつまでも久慈の翻訳のバイトをしていてもダメだ・・と思ったのと、本格的に自分も翻訳の仕事をしたいと考えた吾妻は、翻訳家になるための学校に入ることを考える。まずは学費をねん出するため、塾講師をすることになった。
そのため、久慈の倍とはできなくなってしまう。
バイト最終日、なんだかんだと帰れない。後ろ髪をひかれるように家にいる。そのうち嵐がやってきて帰れなくなった。雷のため、パソコンをたちあげられないから、久慈も仕事ができない。それを言い訳に体を重ねる。
朝、起きて始発が動くまで。始発がうごいても、縁側で煙草を吸い終わるまで・・
久慈の家に‥少しでも長く‥‥っていうシーンがものすっごく寂しくて切なかった。
いやいやもう、家に住めばいいやん~って思ってた。
塾講師と、翻訳の学校が始まった。なかなか久慈のところには行けない。
行く理由がない。
でも、電話してしまった。翻訳のことにかこえうけて。
そして二人で久慈の家へ。
ひとしきり抱き合った後、吾妻は姉の旦那が長期海外出張から帰ってくるから部屋を探さなくちゃいけない、というと、
家を探す間だけ、この家に住めばいいという。ただし、長くは住めないという条件。
かくして二人の同棲生活がはじまった -
Posted by ブクログ
ネタバレ元、MRの吾妻朔太郎は、ライバルMRだった久慈静が仕事をやめてから、自分も辞めて、フラフラしていた。
あるとき男に薬をもられてお持ち帰りされそうになったのをたすけてくれたのが、久慈との再会だった。
久慈はどこかのMRか優秀営業として働いているとおもいきや、主に医療系の翻訳家になっていた「家でできる仕事」として選んだらしい。
そして「暇なら手伝って」と言われてバイトすることになった。
実はこの二人、久慈がMR最後の日に寝たことがある。
それをなかったことにしつつ、でもちょっと意識もしつつ、
もうライバルでもなんでもないし・・・
な、感じがものすごい色っぽいんだよね~
年齢はアラフォーなので、若者特有のきゃぴきゃぴとかはないんだけど、静かな色気がとてもよい。
エッチシーンも激しくもあり、エロもあるけど、なんとなくそれだけじゃない感じ?
なんだろ・・・ぎゅっとなる感じ。「切ない」に一番近い?
久慈の家は実家で、古い日本家屋。その縁側でアイスたべたり煙草を吸ったり、キスをしたり。
古い記憶をたどったり・・(二人とも父親が厳格だった)
その時間がただ、愛おしい。