田口智子のレビュー一覧
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今回の巻は今まで読んできた俺にとっては、相当悲しい出来事が起きた。
途中バンパニーズ大王との対決があり、その対決にバンパイアの仲間クレプスリーが戦うことになった。
クレプスリーは長年生きてきたからやはり強かった。
戦い続けた結果クレプスリーがバンパニーズ大王に勝った。と思ったが、クレプスリーは勝利したと油断していたら後ろから体当たりされた。
クレプスリーは杭のある穴に落ちて行った。
バンパニーズ大王はそれを見ようと身を乗り出したひょうしに右手にまいてあった鎖が落ちた。
クレプスリーはそれをつかんだが、クレプスリーは落ちて死んでしまった。
ダレンがバンパイアになったときからずーっと一緒にいた親子 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ"怪物というものは、最初から怪物として生まれてくるわけじゃないんだよ。ふつうに生まれて、大きくなり、成熟するにつれて、怪物になるんだ。"
怪物が生まれてしまった11巻。壮大な物語は次で終わります。
舞台はダレンの故郷。懐かしい人。妹のアニーとスティーブと。そこでなにも起こらないわけがなく……
どう転んでも闇の帝王が生まれてしまう運命を避けられないならば、ダレンはどうやって歩めば良いのか。
何かの選択を間違えた時に、どこからどう間違えたのかを考えることはたくさんある。ダレンの場合、子供の時にシルク・ド・フリークに行ったことが間違いだったのかもしれない。
後半は本当にどうし -
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Posted by ブクログ
前巻から6年後が舞台の今作。ダレンはクレプスリーとともにシルク・ド・フリークを離れてヴァンパイア総会の行われるヴァンパイアマウンテンを目指すという旅路の4巻。それまでとは一気に雰囲気が変わる。
少しずつヴァンパイアの社会のルールや、クレプスリーとガブナー以外のヴァンパイアについても知ることができる。これからはヴァンパイア社会が舞台の中心になっていくのだろうか。
ヴァンパイアマウンテンの各部屋を巡るシーンが特に好きだ。
終盤、ダレンは大人のヴァンパイアたちに認められるために試練を受けることとなる。
「自分の力を自分自身にしめすためなら、死をかくごしてもかまわない」
というダレンの言葉がどのように -
Posted by ブクログ
ネタバレスティーブの逆恨み度合いが酷すぎる笑
懐かしの我が家を訪れてみると、両親は引越しており、今は妹アニーとその息子が暮らしている。息子の父親は、家族間では分かっているのかもしれないが、近所のおばさん的には不明らしい。
ベランダ越しに姿を見届けて、会いたい衝動を抑えて立ち去るダレン・シャン。妥当。
その父親は誰か。パパ…笑
なんということか笑
ミスタートールが結構語ったとはいえ、それならまぁいいかという感じでエバンナも決定的なことを結構語り、そんな話しちゃってええんかい!と突っ込みたい。それを聞いた上で、ダレン・シャンが抗えるのか。
「怪物というものは、最初から怪物として産まれてくるわけじゃ -
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ネタバレ副題では黄昏のハンターとあるが、どちらかというとハンターはおまけで、魔女・エバンナの方がメインに相応しい出会いだった。
野性的なバンチャ元帥とも出会い、共にバンパニーズ大王へ挑むことになる。
このバンチャ元帥の一番の敵が“太陽“であり、200年以上も太陽に戦いを挑んでは焼かれて数日寝込むというのを繰り返しており、このエピソードでもうこのキャラクターを好きになってしまった。
ミスタータイニーの力に関して謎が深まるばかりだが、それ以上に今回の話の冒頭ではハーキャットがスラスラと会話していて2巻のエブラとの仲を思い出すほどであり、6年バンパイア・マウンテンにいたとはいえ、凄い変わりようだなと驚いた -
Posted by ブクログ
ネタバレ"いいか、ダレン・シャン、好奇心はほどほどにしておけ。好奇心は、九つの命を持つネコもころす威力があるんだぞ"
"この世に不変のものなど、なにもない。人間の見てくれだって、そうだ"
作品全体を通すこのテーマが好きだ。第二巻から登場するミスター・タイニーの言葉が好きかもしれない。
ファンタジーは現実の秩序と倫理観から離れたところにある。だから現実の秩序と倫理観を大切に生きている者の心を抉りかねない。
そのことを前提に置いて書かれているこのファンタジーシリーズはとても詠みやすくて好きだ。
子どもの好奇心は、時にその子ども自身も後悔させてしまう。
1巻から変 -
Posted by ブクログ
ネタバレ逃げ出すことに成功するも、体力が尽きたダレン・シャン。早速、4巻の狼たちと合流する。前巻でのクレプスリーとのやりとりを思い出し、これまでの一連のエピソードを思い出し、ダレン・シャンの成長を感じつつ、親離れ(クレプスリー離れ)の時なのかと切なく思う。
しかしまだ理想論や殺しは悪いことだというきれい事を今さら語っているので、まだまだだなといった感じ。
遂に炎のひつぎをクリアしてバンパニーズ大王が現れたというが、おそらくアイツだろうと思うとそっちはそっちでダレン・シャンのような物語が展開されているであろう、外伝が欲しいなと思った。いずれ本編で本人の口から語られそうだが笑