飛高翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一応経済学部を出て、社会人になってからもビジネス書をかじってきた私。
このマンガ 経営戦略全史に登場する人たち、あるいはキーワードの多くはお馴染み。
ブルーオーシャン だの 破壊的イノベーション だの SWOT分析だの
コア・コンピタンス だの エクセレントカンパニーだの。。。
これらが自社の経営の見直し、強化につながれば、それは素晴らしい。
しかし、所詮こうした理論、分析手法は過去のデータをもとに作られている。
どこかで通用しなくなる。だからまた新しい理論が出てくる。その繰り返し。
でもそれでいいんだろうな。ひと時役に立てば。
この本で一番素晴らしいと思ったのは、マイクロファイナンス。 -
Posted by ブクログ
マンガ⇒解説を事業計画書作成の手順で説明しており、
私にとっても非常に分かりやすく、非常に勉強になった。
読んだだけで、事業計画を作ることが、
どれだけ大変なことかが分かる。
初めて行う人が一人でやるのは正直厳しいだろう。
アラや抜けだらけで稚拙な計画書となってしまうと感じた。
計画書に記載すべき項目も整理されており、
それがゆえに駄目な事業計画も一目瞭然。
具体的なターゲットも定義せずに、
ざっくり○件受注するという計画は、
ほぼ実現することが出来ない。
収支計画(投資回収計画)も非常に重要。
せっかく良いビジネスモデルであったとしても、
利益が得られないのであればやる意味が無い。
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Posted by ブクログ
ネタバレ事業計画書の概念、考え方について、マンガとポイント整理にて非常にわかりやすくまとめられている本。基本的な部分ながら、要点が頭に入るため、テキストとしても利用できそう。良著である。
<メモ>
7つのステップ
①アイデアを出し、膨らませる
②目指す方向を明らかにする
③商品サービスを検証
④ストーリーと形で商品サービスを磨く。ビジョンストーリーを作る
⑤売れる道筋をつくる
⑥事業収支計画をつくる
⑦アクションプランをつくる
アイデアを出すための三要素 「発想法・熱意・経験」
評価の視点7つ
①ニーズ②シーズ③新規性④規模感⑤独自性⑥実現性⑦収益可能性
提案の型4つ
①問題解決型②指名理念型 -
Posted by ブクログ
ネタバレ過去に大学の動画セミナーで学んだ会計史が面白かったので、復習も兼ねて。
全てのルールには、作られた原因と理由がある。
数字を無味乾燥なものとして毛嫌いする人がいるけれど、その数字が示すものを理解すれば面白いもの。
かつて、どこかで読んだ「その人を知るには日記より家計簿」のは、お金の流れには行動が伴うから。口だけの人もいるなか、数字は誤魔化せない。
〇15世紀・簿記の誕生
イタリア 15世紀欧州経済の中心地
アート好きならおなじみのメディチ家が複数拠点で銀行業を営むため始めた為替取引
その初期の持ち株会社の管理を可能としたのが、簿記
この多拠点銀行業で生み出したお金でルネサンスが花開いた
そし