【感想・ネタバレ】マンガ 会計の世界史のレビュー

あらすじ

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社会人も学生も、これで腹落ち!
面白くてためになる、新感覚の知的エンタテインメント!

15世紀イタリアで生まれた銀行とキャッシュレス取引
そのシステムを支えるために会計が誕生した――

大航海時代を迎えて商売がグローバル化し、
産業革命によって新たなテクノロジーと生産システムが誕生。
お金の管理、運用、投資の仕組みも発展し、
それとともに会計も進化した。

21世紀の人と会社とお金をめぐるさまざまな関係は、
歴史物語を読めば理解できる。
本書はそんな壮大なストーリーを6編の物語に凝縮。

楽しくストーリーを追うだけで、
最先端の知識と教養が身につきます!

・何度会計入門書を読んでも理解できなかった社会人
・「数字が読めない」ことにコンプレックスのあるマネジャー
・実際に使えるスキルを身につけたい若手ビジネスパーソン
・会計を教えなければいけなくなった社会科の先生
・どうせ勉強するならマンガがいい、大学生、中高生

こんなみなさんの要望に応えます!

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Posted by ブクログ

会計に興味はあったのですがどれも難しそうな本ばかりでした。
本書は漫画ということで読んでみました。
株式会社の成り立ちや、減価償却などなど
会計の歴史を漫画で学べて面白かったです。簿記の勉強でも原価計算とか減価償却は出てくるのですが、この漫画を読んで成り立ち込で勉強するとより理解しやすくなると思いました!

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

会計に関わる仕事をしていてある程度は理解していますが、歴史と絡めて読むのはとても面白かったです。
漫画が多いのでサクサク読めました。

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去に大学の動画セミナーで学んだ会計史が面白かったので、復習も兼ねて。
全てのルールには、作られた原因と理由がある。
数字を無味乾燥なものとして毛嫌いする人がいるけれど、その数字が示すものを理解すれば面白いもの。
かつて、どこかで読んだ「その人を知るには日記より家計簿」のは、お金の流れには行動が伴うから。口だけの人もいるなか、数字は誤魔化せない。

〇15世紀・簿記の誕生
イタリア 15世紀欧州経済の中心地
アート好きならおなじみのメディチ家が複数拠点で銀行業を営むため始めた為替取引
その初期の持ち株会社の管理を可能としたのが、簿記
この多拠点銀行業で生み出したお金でルネサンスが花開いた
そしてメディチ家転落のきっかけとなったのは大航海時代(スペインとポルトガル)

〇16世紀・株式会社(所有と経営の分離)と証券取引所
スペインから独立したオランダ「商売の国」と呼ばれ宗教・人種問わず商売をするものを受け入れた
1602年オランダ東インド会社=多額の費用が必要⇒世界で初の株式会社⇒証券市場

東インド会社の凋落
①ずさんな会計
⇒経営判断の誤り・株主からの信用を失う
②高すぎる配当金
借金で配当金
③不正に対する管理の甘さ

〇19世紀・決算書と監査
16C英・木材不足⇒石炭の発見⇒石炭採掘時の湧き水くみ上げのために蒸気機関の開発⇒織物工場・大量生産⇒経済発展⇒蒸気機関車=初期投資が膨大⇒減価償却(費用を分散させ配当金を出せる)⇒会計計算が収支計算から利益計算に
株主の存在が大きくなる⇒現金主義から発生主義=粉飾がやりやすい⇒会計士による監査の誕生

〇20世紀初・原価計算と連結
カーネギー
素人でも大量生産可能な仕組みを開発=分業・標準化・機械化
適正価格・製品コストを知るために原価計算

JPモルガン
鉄道ブーム⇒(経営分析ブーム⇒)破綻鉄道会社を買い占める⇒モルガニゼーション・所有権を持ち経営再建⇒グループ全体を把握するために連結決算

〇投資家保護・会計が公的なものへ
大恐慌で当時違法でなかったインサイダー取引で大儲けしたジョー・ケネディ(JFKの父親)がルーズベルト大統領を応援
SEC初代長官に
アメリカ会計基準、CPA監査制度、決算情報の公開制度、インサイダー取引の禁止

〇国際会計基準
ダイムラーベンツがアメリカ市場でIPOすることが契機(独:黒字 米:赤字⇒会計基準の統一が必要)

〇管理会計・予算管理(予算から将来を見る)
ジェームズ・マッキンゼー
どれくらい売れるか?⇒どれくらい作るべきか?ムダな在庫や売損じを防ぐ

〇大量消費←割賦販売
19世紀初にGEが始めた
一部の金持ちの家電が一般人へ⇒大量生産⇒どの製品が売れているのかわからなくなる⇒製品別損益

〇ROI×利益率×回転率 デュポン公式(多角化による部門別管理)
短期的な儲けだけ:「利益」を元に判断できる
長期的成長・設備投資が大きい:ROI

〇ファイナンス(M&Aの増加⇒企業価値の計算)
ゴールドマンサックス
割安な会社を数年間保有⇒IPO、売却、合併で利益
可能にしたのが
①会社買収後の将来CFを見積もる
②将来CFを現在価値に割引計算

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

会計の世界史は、会計というわかりづらい考え方に、それが生まれた背景、経緯を伝えることで、会計に輪郭を与える。
マンガで大枠の流れを伝え、解説で中身を補う。
なお、本書は世界史であって、会計手法を理解するためではない。
簡単に読めるので、会計を覚えてもらいたい人への、ちょっとしたエピソードを仕入れる気持ちでどうぞ。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

簿記をほんの少し勉強したことがあるくらいで、会計にあまり興味があるわけじゃなかったけど、面白かった。歴史漫画のように楽しめた。

名前は聞いたことあるけど、何をした人かわからない人たちがたくさん出てきた。

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

面白かった。マッキンゼーの創始者は、教授だったんだ。地味な会計学の。コストより利益、過去より未来。財務会計が守りで、管理会計が攻めの会計。

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2024年12月15日

Posted by ブクログ

分かりやすくまとまっていておすすめ。
聞いたことのある言葉、なんとなく知っている言葉でも、それが生まれた背景知識を知ることができるし、歴史という流れとしてなんとなく知っている出来事も「会計」としてシンプルに繋げてくれているので理解を深めることができる。
歴史も苦手、会計も苦手という人にとっても比較的抵抗感を無くすことができる本。

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2024年05月03日

Posted by ブクログ

現在の「会計」がどんな背景でどう成り立ったか?を漫画でわかりやすく解説した本。会計と聞くと難しいイメージしかなかったけど、すべての誕生には歴史的な意味があったこと、なぜ重要かということがわかってよかった。これを読んだから決算書が読めるようになる、というものではないが、会計が苦手と思っている人には興味を持つきっかけになると思う。

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

漫画がとってもわかりやすかったです。
「会計」と聞くとどうしても難しいように感じてしまうので、この、漫画+ちょっと説明、な作品はとってもありがたいな。と思いました。

この本を読んでもうちょっと興味が湧いたので、文字だけの方もまた読もうと思います。

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2023年05月31日

Posted by ブクログ

さらっと短時間で読めて、ビズネス史と会計の繋がりが分かる。
マンガではない、元の本も読みたくなる。
中高生に読ませたい。

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2023年04月19日

Posted by ブクログ

前に『会計の世界史』を購入してずっと未読のまま。
しかし、春から社会人になるにあたって今簿記の勉強をしています。
簿記の勉強は特に面白みはなく、そんな時に『会計の世界史』って買ってたなと思い出しました。
その前に漫画版を読んでおこうと思ってこちらも拝読。
今現在の会計がどのように変化してきたのかが分かりました。何事にもはじめはお金がかかるし、そのお金の管理が信頼を集めることになる。
株式会社ができたり証券会社ができたり、それらの起源は読んでいて面白かった。
また、歴史の教科書じゃちょっとしか触れられていない蒸気機関車の周りの話や世界恐慌後の経済の話は非常に興味深かった。

経済や会計に興味を持てば、企業や経済の未来も少しは理解できるかな。

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2023年02月14日

Posted by ブクログ

会計の歴史がイタリアから始まるところが面白いと思った(とても陽気でどんぶり会計のイメージがあったため)。
大きな産業ができると必要とされる会計も変わり、今の形になったことがよくわかった。でもやっぱり複雑化した今の会計はかなり難しいなぁと感じた。

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2022年01月01日

Posted by ブクログ

さらっと読めて、大雑把に会計の歴史を把握できる。
複雑な会計事務に取りかかる前に、そもそもなぜこんな仕組みが必要だったのかという視点があったほうが良いと思う。
かなり大胆で大味なまとめ方をしている。

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2025年08月06日

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