岩村充のレビュー一覧

  • 金融政策に未来はあるか

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    FTPLの入門書。中央銀行だけではなくて、統合政府で考えると、日本の金融政策が有効ではなかった理由がみえてくる。

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    2020年06月27日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    2018年12月31日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    2018年12月31日
  • 金融政策に未来はあるか

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    フィリップス曲線から入るので、かなり懐かしさでスタートし、FTPL、ヘリマネ、そして暗号通貨をはじめとした貨幣論へと続く、ここ数年の日銀の金融政策を取り巻く環境を理解するには良書。薄いけど中身が濃く、読み始めたら止まらない。

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    2018年07月20日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    ブロックチェーンとかビットコインを学ぶにはとても良い本です。大変勉強になりました。日々勉強ですね。
    銀行も今の業務形態からどんどん変わっていくのでしょうね。日々の技術の進歩で業務が変わっていき、それについていくためにどうするか考えたりするのでしょう。そもそも自分たちが業務を変えてしまうような技術の進歩に携わっていきたいものですね。日々チャレンジ!

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    2017年06月07日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    前著「貨幣進化論」に続く、日銀出身者による貨幣論。前著と同様に現下の金融政策は限界に来ているとの認識に立ちつつ、今作は実社会でも徐々にそのプレゼンスを高めつつあるビットコインのメカニズムを下敷きに「良い通貨」とは何かを論じ、それが金融政策のぶち当たっている壁を破る可能性を示してゆく。

    第1章で前著のアウトラインを大まかになぞった後、第2、3章でビットコインの成り立ちやロジック、今後の展望が解説される。そこではマイナーたちの私利追求がこの管理者不在のいわば「ソーシャルコモンズ」的システムの基盤を成していること、そしてプロトコル次第で様々な目的指向に応ずる通貨が設計可能性であることが示される。そ

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    2016年05月22日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    師、岩村先生の最新作。ブロックチェーンについては野口悠紀雄先生と並ぶ日本の2トップだけあり、ブロックチェーン、特にビットコインについて、本質的な示唆を与えてくれ、読みながら、何度も頷かされた。でも最も面白いのは、あとがきである「おわりに」。先生らしいなと、ニヤリとさせてくれる。

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    2021年12月25日
  • コーポレート・ファイナンス

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    WBSのコア科目の参考文献として購入した書籍。

    直接著者の講義も受けたが、例え話1つにしても、理解が難しかく、本質的な議論にまで理解が及ばなかった記憶がある。

    卒業間近の有志の勉強会で、もう一度本腰を入れて何度も読み返した。すると全て理解するまでは出来なかったが、この本の素晴らしさ、著者の偉大さに気付かされた。

    正直、ファイナンスについてはこの本だけ読めば十分であると思った。理論と実際の資本市場の乖離や、当たり前のように使うNPV IRR CAPMなどの留意点の記載はとても勉強になった。

    一生共にする書籍になると思う。

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    2016年03月15日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    日銀出身者の本は変に感情的なところがなく落ち着いて読めるのがいいところだと思う。金融政策に過剰な期待を寄せる向きには「日本だけがデフレで国益を目減りさせている、早くデフレを止めろ!」と息巻く者が多いが、本書は冷静にデフレが遅かれ早かれ日本だけの問題ではなくなることを指摘している。日本は特殊なのではなくフロンティアを走っているに過ぎないということだろう。また「自然デフレ率」を前提に最適システムを模索することを示唆する辺りは、アベノミクスを経た今読んでも全く色褪せたところを感じさせない。逆に言えば、本書でも繰り返し言及があるように、金融政策には貨幣と物価に関する問題の発生の時間軸を前後ろにずらす効

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    2015年09月05日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    ビットコインの騒動、欧州経済危機、アベノミクス、電子マネーの普及など通貨について考える機会が多い昨今、この本はその基本と本質をとても分かりやすく解説していてとても勉強になる。物語から通貨の誕生、市場の誕生を解説。そこから金融と財政の歴史について。最後に現在と未来についてと時系列で順を追って理解できる。経済について学ぶほど、生態系のような複雑な事象が潜んでいることを考えされられる。ミツバチダンスと生態系の多様性に結び付く結論に納得。

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    2014年04月21日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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     本書は、「貨幣と通貨システム」についての本であるが、とても読みやすくわかりやすい。
     「貨幣」について「パンの木の物語」という架空の世界で表現した内容には驚いたが、なるほどこのように読むとその「原理」がわかる。
     「金本位制の旅」を読むと、現在当たり前のこととなっている「利子」などへの見方が時代とともに変化してきたこともわかるし、「金本位制」と1930年の大不況時代の経済政策なども理解しやすい。
     しかし、歴史では「ブロック経済」についてはその後に戦争を招いた悪しき政策のように教えていたと思うが、本書で読むその評価は「自由貿易の世界では財政による景気刺激を行っても効果の一部は他国に流出して・

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    2013年06月03日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    「お金」というものが、どのような仕組みで成り立っているのかを、シンプルなたとえ話や現実の歴史など多角的な視点から解説してくれる本です。
    金融政策がニュースになることが非常に多い昨今ですが、財政政策に比べてなかなか理解が難しいところがありました。が、この本を読んで、ある程度理解を深めることができました。
    でも、やさしく書いてくれていても、やはり難しいものは難しいですが。

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    2012年10月03日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    貨幣の成り立ちから歴史を辿り、現代まで俯瞰しながら貨幣と世界経済の今後について考えるという内容の本。
    数式はナシ、講義のような語り口で経済学の門外漢を意識した作りになっていて読みやすい。内容が内容だけに難しくはあるけど、知的刺激になった。著者の他の本も気になるところ。

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    2011年08月10日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    貨幣進化論というタイトルが付いているものの、それに触れているのは最終章のみ。しかし、金本位制やブレトンウッズ体制などの基礎的な議論を丁寧にフォローした上で、経済学的な知識を差し込む展開は見事。最終章では、デフレが所与となった場合の「緩やかなデフレ」の後に起こる「激しいインフレ」への備えやマイナス金利の導入などに言及。非常に面白いパースペクティブを得られる。

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    2011年07月15日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    ネタバレ

     本書の根幹にあるのは、「流動性の罠」というケインズ経済学の古典的命題である。金利をいくら引き下げても、人々は資金を使わず、銀行は貸し出さない――その結果、中央銀行がどれだけ通貨供給を増やしても、実体経済には届かず、投資も消費も動かない。まさに日本が長年経験してきたデフレ経済は、この「罠」の実証例である。著者の岩村充氏は、従来の金融政策はもはや「効かない局面」に突入していると警告し、現在の中央銀行は「将来の成長を前借りする」政策を繰り返すことで、制度としての正統性を徐々に失いつつあると指摘する。
     この制度疲労に対し、著者が注目するのがビットコインやブロックチェーンに代表される分散型通貨の可能

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    2025年07月12日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    秀逸な一冊!難しすぎる所があるので☆1つ落とし。

    経済学部出身者は特に面白いのでは・・・と。

    怪しい感じしか無かったビットコイン。そこに仕込まれた設計者の思いに少し触れられた気がします。設計者、天才過ぎる人かも。「中央権力に対する天才の反逆」って感じもしました(笑)

    印象に残った言葉たち。

    「ビットコインが成功したのは、現金をネットワーク上で作り出したい、しかも中央銀行のような管理者無しに実現したいという目標を、技術の高度化という観点から追い求めないで、人々の利己心を利用してやろう、あるいは競争原理を利用してやろう、という方向から達成しようと発想を転換したところにある」

    「ブロックチ

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    2024年10月18日
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)

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    貨幣や通貨が素人の人にもわかりやすく解説されている良書だと思いました。ただ一つ文句を言うとしたら、第1章の架空の島の物語は質が低い。私は個人的に、このくだりは不必要かつ本の水準を落としていると思いました。そして第2章から金本位制への道が示され、第3章ではついに貨幣の価値が金から離れて、変動相場制の通貨システムへといたる歴史が説明されていました。貨幣の価値が金という実態から離れても問題なく流通した背景には、その貨幣を発行している政府に対する信頼があるからです。そして第4章では、我々の経済の前提が変化しつつあること、成長ではなく横ばいあるいは収縮が当たり前になる世界においては、これまでのような「イ

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    2023年05月06日
  • 金融政策に未来はあるか

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    優秀な方だが、もう一つ理解できず 細部の難しさ有るが、結局主題が判らなかった
    金本位制から「管理通貨制」になり、金融政策はどう変わったのか、そして限界はどこか

    新書のサイズに盛り込み過ぎ 消化不良 本も読者も

    1.日銀の位置づけ 政府からの独立機関から政策実施機関へ←97年日銀法改正
      安倍政権の求め 同じ考え方・デフレ脱却の強い意志
    2.白川総裁 BEIを−2%から+1%へ高めつつあった
    3.貨幣発行益 シニョリッジ

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    2020年03月09日
  • 中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来―

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    ビットコインと中央銀行の未来について論じた本。
    岩村さんの他の著書と同じように、さらっと読むには面白いんだけど、ちゃんと理解しようと思うと難しい、でも多くの示唆があるんだろうと感じさせる内容。

    金融政策の担い手としての中央銀行が昨日不全に陥ったとき、中央銀行は終わるのか。新しい生き方があるのかもしれない。巻末のこうした議論は、中央銀行以外の組織にも示唆的だろう。

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    2018年09月16日
  • 金融政策に未来はあるか

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    バブル以降の日本の金融政策の変遷、FTPL(物価の財政理論)、マイナス金利、ヘリマネ、仮想通貨…多くのトピックから、(特に日本の)金融政策を論じた本。

    180P弱の薄い新書ながら、内容はみっちり。
    文章のうまさにスイスイ読めてしまうのだけど、ちゃんと理解しようと思うとかなり骨が折れる、スルメのような本。

    FTPLの存在を本書で初めて知ったのだが、「物価は中央銀行と政府を合わせた『統合政府』への信頼に依存する」という論理は、直感にも沿っており、面白い内容だった。

    また、「後戻りができなくなる前に、日本は金融政策のあり方を見直すなり、対策を講じるなりした方が良い」という、強い切迫感を持った筆

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    2018年09月05日