カスヤナガトのレビュー一覧
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購入済み
面白かった!
北風さんと三春さんの壮絶な勘違いによるドタバタで笑い、そして泣きました。
北風さんみたいな人は顔が怖くても好かれるんじゃないかと思うんだけど。。。
二人の続きもコミカライズしてほしい! -
購入済み
チョコレートコンフュージョン
1巻の試し読みから思わず2巻を追加購入。表紙で期待せずに入ったもののストーリーが面白過ぎて追加購入しました。ギャグラブコメ好きな方におすすめです!
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Posted by ブクログ
「ことづて屋」とはなんぞや?と思いますよね。
主人公:山門津多恵(やまとつたえ)は母親が不慮の事故で亡くなってから五年後。
母の声を聞いた。
母は伝言を頼み、それを津多恵は父に伝えた。
それから、死者の声が響くようになった。
「伝言」を届けるために縁者のもとに向かい、言われた言葉を伝える。
それが「ことづて屋」だった。
短編連作になってます。
あとがきにもありますが、2011年3月11日 東日本大震災があって、
この物語を生み出したとのこと。
直接的な震災の話ではありません。
しかし、突然、命を失う人たちの無念は生きている者には計り知れないものだろう。
その思いを濱野さんの感性で綴られていま -
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Posted by ブクログ
優しい話に心温まる感いっぱい。
さいごまで誠実で一生懸命な主人公とそれをフォローする同僚(?)の存在との距離感が清潔でいいな、と思いました。
死人の言い残した言葉を思い残した人に伝えるという「ことづてや」。その発想がなんといってもユニークで惹かれるものがあります。
亡くなった人が「こちらの世界」の人に伝えることは、
あるときは恨みや嘆きであったり、あるいは感謝は愛なのですが、それを受け止める生きている人にこそ勇気を与えるんだということが全編を通じて描かれていました。
私も両親のあちらからの言葉、聞きたいな、、、なんて思いながら、涙ぐんだり、あるいはちょっと元気になったりしました。。。素敵な本の -
Posted by ブクログ
突然見知らぬ女性が訪ねて来て故人からの伝言があるという。
しかもそれが、亡くなった後に受け取った伝言だと言われたら。
これはもう、100%あやしい人か危ない人に認定される事間違いなしだ。
主人公の津多恵は、今は亡き母から父への伝言が聞こえた事をきっかけに死者の伝言を届けるという困難な仕事に携わるを得なくなる。
しかも、津多恵が人一倍引っ込み思案で、極度の方向音痴ときているものだから、読んでいる方がハラハラさせられることこの上ない。
でも、彼女から伝言を受け取ったことから、恵介という美容師も助けてくれるようになり、様々な人と会いその悲しみやわだかまりを和らげるという結果を得ることにより、彼女もま