カスヤナガトのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“「相手を考えろよ!おまえが名前つけようとしてるのは、宇宙人なんだぞ。ファミレスのメニューから、つけるんじゃねぇ!」
すると、宇宙人が言った。
[アラビアータ……。イタリア語で『怒り』という意味か。『おこりんぼ風』とも訳す——か]
なに?『アラビアータ』って、トマトソースの名前じゃないの?それに、なんで宇宙人のくせに、地球人のわたしより言葉を知ってるのよ。
[宇宙船を壊されて怒ってるわたしには、ピッタリの名前ではないか。よし、これからわたしのことを『アラビアータ』と読んでもらおう]
満足げな宇宙人——アラビアータの声を聞き、丸男がわたしの胸ぐらから手を離して、意外そうに呟いた。
「気に入ったのか……」
彼の顔が、地球外生命体の底知れなさに青ざめている。”[P.102]
2巻目。
起きた事、まるまるっと彼らは忘れてしまったのか……。
永遠さんだけは全部覚えてるんですかね。
“[だから、その、よければ、わたしが朝ご飯を用意してあげようかな——なんて、思ったりして——]
思わず携帯電話から耳を離す。そして、アンテナやバッテリの状況を調べる。
うん、大丈夫だ。壊れてない。
おれは、携帯に向かって言う。
「おまえ、今、おれの朝飯を用意するって言ったか?」
[うん、言った]
「そうか……」
しばらくの沈黙。風が、洗濯物を何度か揺らした。
[ちょっと、丸男!起きてるの?]
「ああ、すまん。なんて言ったらいいのかわからないので、黙りこんじまった」
[そういうときは、素直に『ありがとう』って言えばいいのよ]
おれは、少し躊躇ってから言った。
「ありがとう」”[P.198] -
Posted by ブクログ
うっかり出先で読んでしまい、吹き出してしまいそうになるのを抑えるのに苦労しました。
前作同様、主人公モナミを中心にモナミの高校と世界情勢がシンクロし、今回は宇宙人の侵略を招いてしまうという話でした。
シンクロ云々の話などはありますが、真面目な科学系の話だと思って読むべきではありません。
ひたすら食べることばかり考えている超弩級のドジっ娘、忍者、元暗殺者の元同級生、マッドサイエンティストの先輩など、リアリティには欠ける登場人物たちなので、ギャグ・娯楽として読む分には楽しいですが、真面目に考えると納得いかなくなると思います。
前作の悪役というか敵役と共闘したりと、面白い部分もありましたが、こういう続きものありがちですがやはり1作目の方が真新しさがあり、面白かった気もします。
と思いつつも、たぶん続編が出たら読むだろうなと思います。