川崎宗則のレビュー一覧
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アメリカにわたってからの超ポジティブでアメリカ人まで惚れるくらい明るいムニを見ていて、いや、たしか若いころ自信喪失して神経衰弱にかかったことがあるとインタビューで言っていたよなとうっすら思っていたのだけど、そこらへんの疑問が氷解した。野球がうまくてプロに入ってきて、いちどどん底に突き落とされるような思いを乗り越えてきてるから、どこまでも突き進んでいけるのかもね。
よく、メジャー挑戦を断念した鳥谷や松田に、「マイナー契約しかもらえなくても、行くくらいの根性がなくてなにがメジャー挑戦だ、カワサキを見ろ」という人がいるけど、当のカワサキは「マイナー契約かメジャー契約か、どっちがいいかと訊かれて、お -
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本作は大きく3つに分かれており、メジャーの環境と心情、野球人生として見た時の生い立ち、イチローさんとの恋愛小説という構成である。恋の行方に目が離せないという状況。
序盤はなんてポジティブなんだという印象をもつが、プロまでの過程を知ると何か違和感が出てきた。
同級生や同じポジションの人、先輩などと比較して川崎宗則は凡庸だという自分で分析している。非常にそこが冷静であり、割り切っている。
メジャーでの劣悪だと思える環境も、自分で選んだ、嫌なら帰ればいいと割り切っている。彼は挑戦だ!ポジティブだ!とガムシャラに最初から突進するのではなく、出来ないことをしっかり割り切ってから前に進んでいる。あまり考え -
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「お風呂に入るまではめんどくさいけど、入って後悔したことない」ほんと、それ!お風呂に入るまでのめんどくささといったらないのだが、湯船につかると、心の底から気持ち良い。今日からやってみよう!
■やらなきゃいけない事は、「5、4、3、2、1、Go!」と声に出してカウントダウンをする。行動せざるを得なくなる。
■デフォルトモード・ネットワークで考え事がループした時、眼球を横にぎゅっと寄せて10秒止める。(DMNの活動は、眼球運動と密接に関係しているから)
■今日やりたいことを5つ書き出す。誠実にも、仕事以外のやりたいことやワクワクする楽しみがあると1日が楽しくなる。
■「やればできる!」byティモン -
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元プロ野球、MLB で活躍した川崎宗則選手のエッセイ。 彼の人生について紹介した本。イチロー選手に憧れて、プロ野球からMLBへ挑戦するも思うような活躍ができず、日本に戻って自律神経の不調に陥ってしまう。日本のプロ野球にしがみつくことなく、台湾や独立リーグでプレーしながら自分の道を模索する。
まだ現役続行中ではあるが、並行して野球解説、野球の普及などに携わっている。 彼の言葉「諦めることも大事。けじめをつければ、次の段階に行ける」というのは、彼のこれまでの経験からの教訓 なのだろう。昨年は大谷選手のプレイ解説でメディアによく登場した。明るくハキハキして面白いキャラクターで、MLBでプレーした経験 -
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ネタバレ久しぶりに紙の本で読んだ。たまたま入手したので。
いろんな専門家のいろんな観点から、モチベーションを上げる方法を聞いてまとめた本。様々なアプローチ法があるので、自分に合いそうなものをいくつかピックアップすると良さそうだ。
こういうのって、勝手に頭の中で「それは意味ないでしょ」「俺には合わないな」「効果があるとは思えない」みたいな言い訳をして、結局やらないことが多いよね。その点、著者は80個の方法を全部試してんだから、それだけでもすごいと思う。自分が聞いたから、ってのもあるんだろうけど、それでもちゃんとやって、自分なりのアレンジを加えたうえで継続しているのは素晴らしいと思う。
作家、医者、 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ野球とベースボールは全然違う、と言う。2006年、2009年と連覇したWBCにおいて、川崎宗則は常に日本の一流選手として日本チームに貢献していた。その彼が、実際にメジャーでプレーしてみて、いけると思った野球の技術はあまりない、というのだから面白い。
メジャーのレベルが高いということだけではなく、種類の違いというのもあるらしい。野球とベースボールは違う。ピッチャーの投げ方、妙なスピンのかかる打球、天然芝の多い球場、ゲッツー潰しでセカンドベースにスライディングしてくる選手への対応…いろんな要素が重なり、素人目線ではTVからだと同じように見えても実際には違うのだ。
川崎宗則は前向きで自信家で、と