川崎宗則のレビュー一覧
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ネタバレ野球とベースボールは全然違う、と言う。2006年、2009年と連覇したWBCにおいて、川崎宗則は常に日本の一流選手として日本チームに貢献していた。その彼が、実際にメジャーでプレーしてみて、いけると思った野球の技術はあまりない、というのだから面白い。
メジャーのレベルが高いということだけではなく、種類の違いというのもあるらしい。野球とベースボールは違う。ピッチャーの投げ方、妙なスピンのかかる打球、天然芝の多い球場、ゲッツー潰しでセカンドベースにスライディングしてくる選手への対応…いろんな要素が重なり、素人目線ではTVからだと同じように見えても実際には違うのだ。
川崎宗則は前向きで自信家で、というイメージがあったが、実際にはそうではない。プロ野球の世界に飛び込んだときには、周りのレベルが高すぎて、毎日が恐怖との戦いだったという。キャンプでも頑張れず、不安に勝てない日々だった。
本人曰く、「おれは後ろ向きだぞ」と。前向きにコントロール術を身につけているからこそ、世界で活躍できるのだ。ここまで本音で言って大丈夫というくらい、気持ちをさらけだしている。勇気がわく一冊。メジャーのレギュラー目指してがんばれ! -
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本音とは裏腹だった 日本人がアメリカに来ると、萎縮しちゃって声が小さくなる 妄想癖 アリゾナへ招待選手として 他人様 セーフコ・フィールド ワシントン湖 アメリカへ行って良かった。見るべきものが沢山あったし、学んだことが沢山あった。こんなに沢山、まだできてないことがある。だったら俺は、もっともっと上手くなれる。 強がり 痩せ我慢は大事。いつもそう思っている。 背番号31、ニューヨーク・ヤンキースのイチローだ。俺にとってのイチローさんは、憧れ、目標、ライバル、全部。トロント・ブルージェイズからマイナー契約のオファー プライドなんて、なにもないよ。わからないのは勉強してこなかったから。 やってみて、恥をかく。やってみて、痛みを知る。行ってみて、殴られれば、その痛みがわかる。ああ、これくらいの痛みか。それがわかるだけで、大丈夫だと思えるかもしれない。どんな痛みなのかも知らないくせに、どうしよう、どうしようと脅えていても、結局は前に進めない。脳味噌ばかりでっかくなって、肝心の足が一歩も動いてない。 野球の故郷ニューヨーク州クーパーズタウン 小さい時、毎日、壁に向かってひたすらボールを投げ続けていた、あの時の気持ちに、もう一度、戻りたかったんだと思う。 凄いんだよ、壁当ては。野球の全てが詰まっている。壁当ては宇宙だね。鹿児島実業 内之倉隆志 新しいことにチャレンジするのは楽しかった。新しいファミコンのゲームを買ったような気分だった。上手くできない悔しさもあったけど、生きてる感じがするんだ。エネルギーが満ち溢れて、生きてる実感が湧いてくる感じ。イチロー選手という最高の見本を見て、モチベーションが上がらないはずはない。 でも、正直、敗北感でいっぱいだった。俺は川崎電気工事でアルバイトしてた。 50m走と遠投 成功するから前に出る。失敗するから前に出ない。そんなの順番が違う。前に出たら、ミスをすることもある。前に出たら、上手く行くこともある。どちらも、別に人生の成功でもなければ、失敗でもない。 立花義家 凶を引いたということは、やはり今は悪いのかって思えた。これが大吉だったら、嘘つけということになるでしょ。だって大吉なわけ、ないもん。 光が見えたら、すすむだけ 俺は練習をしたいんだ、練習をするべきなんだ、と。今までのように、これからも一人で妄想して、一人で練習をするべきだったんだ、と。 野球が無くなったら明日から何を目標にすればいいのかって途方に暮れた。それがあの頃の俺にとっては、死に値するということだったのかな。俺からしたら、俺が死ぬというのはそういうことだった。 レジェンド 皆んな、虎だった。虎ばっかりのところに猫が紛れ込んだ感じだった。 凹んでるんだけど、燃えてくるんだよ。別に今に始まったことじゃない。上手くなってないんだから、やるしかない。ガムシャラに、声を出して、練習する。一軍に行くと、最初は思い通りに体が動かない。一軍の疲れ、一軍のプレッシャーから体が思うように動いてくれなかった。でも、そういう中でプレーするうちに、幾つも技術が覚醒する。数え切れないくらいの覚醒がある。 わかってくれる人なんて、100人に1人いればいい方だと思う。人付き合いは上辺でいいと思う。家族じゃないんだから、上辺オッケー。人付き合いの中では何もかも曝け出すのがいい訳じゃないし、上辺だって立派な本心。人間だもん。理性を持って人付き合いすれば、皆んな上辺になって当然。上辺のおべんちゃらなんていらないなんて言ったら、誰も褒めてくれなくなっちゃう。上辺でも褒めてもらえれば嬉しい。どうせお前は口だけだ、なんて言いながら、実は嬉しかったりする。そうやって上辺でも褒めてくれる人がいるから、強がれるんだ。 イチローさんが神戸で行きつけの牛タン屋さんのマスター それなりの修羅場をくぐってきた 閃きたいよ チェスト 舞子 吐き出してみて、スッキリした。ここに32歳の俺がいる。
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私はおそらく人類の中で考えても結構な無気力人間で、特に家にいるときはだらけまくって何もやらなくなるダメ人間だ。まあ別に困っていると言うほどの悪癖でもないと思ってるので、あんまり改善の意思はないけど、この先家族もなく孤独に生きていくことを考えるとそんなことも言っていられないので少しはなんとかしないとなと思いこの本を読んでみた。
書いてあることの実践はおそらくそんなに難しいことはないと思う。ただ私自身にやる気がまったくないのは最早どうしようもない。これは私の性格的なものなのでこの本は全く悪くない。モチベーションを上げるためのことをするモチベーションがないのはどうすればいいんだ……
ただ自分のことは置いておいて、他者に対してこれらの方法を適用するのも上手い使い方かなと感じた。後輩や部下のモチベーションを引き上げて仕事に向かわせるっていうのもマネジメント側としては大事なことですしおすし。
「自分の仕事もする」「部下のモチベーションを上げて積極的に仕事してもらう」、「両方」やらなくちゃならないってのが「上司」のつらいところだな。覚悟はいいか?オレは自分がそういう立場になったときにもう一度この本を読もうと思う。 -
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『30秒でやる気を上げる』なんて本当?そんなんで出るやる気ならとっくに出とるわい
「正直、『30秒でやる気が出る』ってホンマか?と思いながら読み始めたこの本だけど、やる気が出ない人の気持ちに寄り添いすぎてて、妙に刺さった。
例えば『まず30秒だけやってみて、それでも無理ならやめてもOK』って方法があるんだけど、行動って“し始め”が一番めんどくさいから、30秒でもやった時点で、実は一番めんどい壁は突破してる。
31秒も32秒も、なんなら1分だってそのままいける気になる。
その後はいつ切り上げても「やった」って事実は残るから、少なくとも「何もやってない」とは違うんよね。
「失敗の定義を変える」って方法も良かった。
3日坊主でも10日後に再開すれば、その空白の7日間は「休憩」になるから失敗じゃない、って考え方。
引くほど甘くても、自分なりの定義でいいんじゃない?
全体的にハードルが低すぎて、逆に「やってみるか!」と思わせるのがこの本の面白いところかもしれない。
それにやる気を上げる方法が80個もあって、どれも「とりあえずやってみるか」っていう気軽なものばかり。
要するに、モチベが湧かない人向けに“お試しメニュー”が並んでる感じ。
個人的には、ページを適当にめくって、気になる方法だけ試すくらいでいいんじゃないかと。
「やる気が出なくて仕方ない」って人にとっては、目を通して損はないかも。
1つでもヒットする方法が見つかればラッキーって感じで読むとアリかもしれない。
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元ソフトバンクホークスの選手で現在も栃木ゴールデンブレーブスで現役を続ける川﨑宗則選手の学生時代や自律神経の病気を発症してからの心境の変化など野球への想いを書いた一冊。
プロとして華々しい活躍しか知らなかったので読んで自律神経の病気のことやメジャーでの生活など知らない部分を多く知ることができました。
華やかなプロ野球と違い、独立リーグやマイナーリーグなどでの厳しい生活環境やその中で培われる関係する方への感謝の念については感銘を受けました。
また、イチロー選手への憧れやジョー・マドン監督とのエピソードやコーチとして指導者になった場合の考え方などは川﨑選手の人柄にも触れることができました。
また中学、高校時代も名門と言われるところで野球を打ち込んだわけではないことなどは初めて知る内容で驚きもありました。
本書を読んで川﨑選手がどんな時でも野球を全力で楽しんでいる姿が目に浮かびました。
病気との向き合い方だけでなく逆境でも楽しむことのコツも学べました。
川﨑選手の引退しない覚悟を知ることのできた一冊でした。 -
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ネタバレ元ソフトバンクホークスで活躍したムネリンこと、川崎宗則選手の野球に対するというより、人生に対する取り組み方や向き合い方。
川崎選手は鹿児島県出身で、少年野球チームや中学校の部活、憧れていた鹿児島実業からは推薦の誘いがこなかったことから入学した鹿児島工業野球部、全く意識していなかったドラフト四位で当時ダイエーホークスに指名され、18歳でプロ入り、WBCで子どものころから憧れていたイチローとチームメイトになり、メジャーリーグへの挑戦、マリナーズでメジャーデビューして、ブルージェイズではマイナー契約という野球人生を歩んできているけど、どの時代を見てみても(18歳でプロ入りした一年目を除く)、明るく前向き、チームのためになんてことより、自分が楽しむために野球をやっている!野球小僧という言葉がピッタリな選手だと思う。
一流のプロ野球選手が出した本といえば、何か深い考えがあったり、ありがたい人生訓のようなものがありそうなものだけど、良い意味で軽い!良い意味で薄っぺらい!野球が大好き!!という表層の思いで人生を楽しんでいるように感じられた。
川崎選手すみません!あくまで良い意味で(笑)
そういえば、いつのころからか、ただ単におもしろいからという理由で楽しむことを忘れていたような気がした。
やりたかった仕事をして、ある程度好き勝手にさせてもらって、愛する家族がいて、子どももいつも楽しそうで、自分も健康で、好きな本を読んで、思いを共有できる仲間がいて、何不自由ない生活なのに、「やりたかったこと」がいつの間にか、「やらないといけないこと」になっている気がした。
例えると、野球が好きで野球部に入部したのに、練習に遅れたらいけないとか、素振りをしないといけないとか、やりたかったことを楽しめなくなってしまうと何かさびしい。
川崎選手は、「やりたかったこと」が「やらないといけないこと」になる暇もないくらい、今を楽しんでいる!
そんな彼の生き方そのものが、タイトルにある逆境を笑えという言葉に集約されているんだろうと思った!