【感想・ネタバレ】「あきらめる」から前に進める。のレビュー

あらすじ

2017年にメジャーリーグからNPBへ復帰した後、
自律神経の病気で野球に向き合うことが出来なくなる―。
しかし彼は再び立ち上がり、台湾へ渡った。
そして40歳になったいまも現役のプロ野球選手だ。
川崎宗則は困難に直面した時に何を考え、
どう向き合ってきたのか。

「“あきらめる”ことはネガティブに聞こえるかもしれません。
でも、頭の中で考えただけの、目に見えない“理想”を捨ててほしい。
僕は“あきらめる”ことで、再び前に進むことができたんです。

理想をあきらめて力を抜くことで、
心が、そして体が動くようになる。
あきらめることはポジティブなことなんです」

40歳になった川崎宗則、不惑のメンタリティがこの一冊に!

・第1章 川崎宗則40歳、現在の立ち位置
・第2章 イレギュラーな中学、高校時代
・第3章 最高だったカブスでのマイナーリーグ
・第4章 NPBへの復帰、自律神経の病気と向き合って
・第5章 台湾リーグ、独立リーグでプレーするという選択
・第6章 僕が貫きたい「引退しない宣言」

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

精神的にまいっている時にふと立ち寄った本屋で目に飛び込んできて買いました。
病気と向き合い、上手に付き合うことで野球をプレーし続けることはなかなか出来ないことだと思います。
読んだ後に自分も病気を理解し向き合い、この先上手に付き合っていこうと思います。

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2022年10月06日

Posted by ブクログ

病気を治そうと躍起になるのではなく、病気を放置して受け入れる考え方は、読んでいて心が楽になりました。
また、NPBとメジャーリーグで活躍してもなお、マイナーリーグと台湾リーグと独立リーグでプレーし続ける著者の野球選手としての生き方が書かれており、改めて川﨑宗則のファンになりました。

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2022年04月25日

Posted by ブクログ

元プロ野球、MLB で活躍した川崎宗則選手のエッセイ。 彼の人生について紹介した本。イチロー選手に憧れて、プロ野球からMLBへ挑戦するも思うような活躍ができず、日本に戻って自律神経の不調に陥ってしまう。日本のプロ野球にしがみつくことなく、台湾や独立リーグでプレーしながら自分の道を模索する。
まだ現役続行中ではあるが、並行して野球解説、野球の普及などに携わっている。 彼の言葉「諦めることも大事。けじめをつければ、次の段階に行ける」というのは、彼のこれまでの経験からの教訓 なのだろう。昨年は大谷選手のプレイ解説でメディアによく登場した。明るくハキハキして面白いキャラクターで、MLBでプレーした経験を活かした解説は説得力があると思う。彼の性格は、メディア向きで見ていて楽しい。 これも、野球に対する自分自身のけじめをつけたからこそであり その後に繋がったのだと思う。 これからも同郷の彼を応援したいと思います。

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

等身大の川崎宗則さんを垣間見た。
解決しようとしない。付き合っていく。それで良い。
自分で考えて、自分なりの最適を見つけることが大切。

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2024年09月07日

Posted by ブクログ

Now and here。そして全てを包み隠さず語ったムネリン。全て隠さず明らかにするのはすごいな。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

なんか凄いな。
以前に読んだムネリンの本は、
勇気づけられる本で、
「あー、単なる元気マンじゃないんだ」
と感心してましたが、
今回のは、また全然違って…
人生色々なんだな、と思わされました。
応援したい人ですね。

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2023年02月22日

Posted by ブクログ

元ソフトバンクホークスの選手で現在も栃木ゴールデンブレーブスで現役を続ける川﨑宗則選手の学生時代や自律神経の病気を発症してからの心境の変化など野球への想いを書いた一冊。

プロとして華々しい活躍しか知らなかったので読んで自律神経の病気のことやメジャーでの生活など知らない部分を多く知ることができました
華やかなプロ野球と違い、独立リーグやマイナーリーグなどでの厳しい生活環境やその中で培われる関係する方への感謝の念については感銘を受けました。
また、イチロー選手への憧れやジョー・マドン監督とのエピソードやコーチとして指導者になった場合の考え方などは川﨑選手の人柄にも触れることができました。
また中学、高校時代も名門と言われるところで野球を打ち込んだわけではないことなどは初めて知る内容で驚きもありました。

本書を読んで川﨑選手がどんな時でも野球を全力で楽しんでいる姿が目に浮かびました。
病気との向き合い方だけでなく逆境でも楽しむことのコツも学べました。
川﨑選手の引退しない覚悟を知ることのできた一冊でした。

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2022年08月24日

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