立川武蔵のレビュー一覧

  • 最澄と空海 日本仏教思想の誕生
    インド思想史の専門家である著者が、インド仏教との比較をまじえながら、最澄と空海の思想について論じた本です。

    著者には、『密教の思想』(吉川弘文堂)や『ヨーガの哲学』(講談社現代新書)などの著作があり、空海についての叙述がメインになるかと思っていたのですが、天台教学にかんする解説が、かなり切り詰めた...続きを読む
  • ヨーガの哲学
    仏教書には記述が少ない、瞑想の実践方法=ヨーガについて、分かりやすくまとめられていました。

    ヨーガは、バラモン正統派、仏教を始めとする非正統派の両者において、共通基盤だと解釈すれば、「なるほど」と頷けます

    ヨーガスートラを読みたくなりました
  • 空の思想史 原始仏教から日本近代へ
    仏教における最重要概念の一つ「空」、その誕生から近代に至るまでをを追った一冊です。思想史と銘打っていますがその多くはインド仏教に割かれており、「空」概念の概要をつかみ、また変遷を追うには最適と申せましょう。

    第二章「ヒンドゥー哲学と空思想」では、バラモン正統派思想と初期の仏教思想を図を用いて比較し...続きを読む
  • 聖なるもの 俗なるもの ブッディスト・セオロジーI
    仏教における「聖なるもの」と「俗なるもの」の在り方が、他の宗教などとの対比を経て分かりやすく書かれている。仏教について知りたい初心者の人(私もだが)にはオススメ。
  • 最澄と空海 日本仏教思想の誕生
     日本における仏教の歴史が大きく変わる時(いや、この本によると、二人が変えたのかもしれません…)、

     居合わせた二人の大使…出生から成長、掴んだ地位によって置かれた立場、それによって選ばざるを得なかった生きざまの違いを比較することによって、新たな世界が見えてきます。最澄と空海の時代に降り立った私は...続きを読む
  • ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史
    立川武蔵先生の「ブッダをたすねて」を読んで、もっと仏教のことが知りたくなった‼️

     この『ブッダをたずねて』では、ゴータマ・ブッダの生涯を紀元前463年頃に生まれ、紀元前383年頃没という説が有力だとしています。ドイツの哲学者K・ヤスパースは、ゴータマ・ブッダ、ソクラテス、孔子、イエスを含む時代を...続きを読む
  • ヨーガの哲学
    仏教をはじめとするインドの思想において重要な位置を占めてきたヨーガについて、インド哲学の専門家である著者が解説している本です。

    本書では、心の作用の止滅をめざす「古典ヨーガ」と、反対に心の作用を活性化するとともにその作用を統御することをめざす「ハタ・ヨーガ」を中心に、その実践の方法とそれらの背景に...続きを読む
  • ヨーガの哲学
    「俗なるもの」と「聖なるもの」、その統御。
    ヨーガは手法である。

    ヨーガの歴史、概況、手段、目的について網羅的に紹介されている。

    「永遠は瞬間のなかに存在する」(P207)
  • 仏とは何か ブッディスト・セオロジーIII
    [ 内容 ]
    あらゆる宗教の根源存在である「聖なるもの」は、仏教においてどのような姿でイメージされたのか。
    儀礼をキーワードに、仏・菩薩と人間との関わりかたの具体的なプロセスを通じて、いよいよ仏の本質へと迫る。

    [ 目次 ]
    第1章 仏のすがた
    第2章 仏への行為
    第3章 ヴェーダ祭式ホーマ
    第4...続きを読む