服部昇大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎度トンチキな映画をプレゼンする本作、『滝を見にいく』回では少々趣向を変えた話が展開されたね
冒頭で『滝を見にいく』の紹介はされるけど、中身の説明は次回に持ち越し。むしろマリアが気にするようにこのエピソードでは「ラブコメの波動」が強調されていたような
部長と邦キチって作品傾向的に真っ当な恋愛関係になる展開は期待できないのだけど、時折挟まれる2人が「イイ感じ」になっているシーンはそれこそ破壊力の高いもので
マリアは『ガンダムSEED』を引き合いに出しているけど、まさしくそのようなイメージを抱いてしまうような遭難でしたよ!てか、本人が見せて良いか自信の無い「見られても大丈夫な下着」ってなんだ!?
さておき、映画から窮地を脱する術を思い出すと銘打ったのに、結局「歩き回ったらなんとなく戻れます」という遭難時の選択としては最悪な学びを提示したものだなぁ(笑)
犬映画って沢山あるけど、犬好きを引き寄せる為には繊細な配慮が必要なんだなぁと学びが得られる『南極物語』。てか、このタイトルだから普通に高倉健さん主演の映画かと思ったわ……
作中で引き合いに出された『スーパーマン』のように可愛らしい犬が登場する作品はある。けれど暦のように犬が辛い目に遭う作品を見るのは嫌という感覚も判るもので
それでも『南極物語』に対して「タロとジロ以外は死んでるじゃん!」というのはあまり気にしたこと無い視点だったかも
そう思えば、暦のようなニーズに応えたディズニー版『南極物語』はある程度の配慮が成された改変だったと言えるのかも
本作では基本的に私が見た事も聞いた事もない作品ばかり紹介してくれて、その度に新鮮な驚きを得られるのだけど、今巻は中でも『タローマン』関係が驚きの連続だったな
放映当時、界隈がざわついていた事は覚えているが、「特撮とか興味ないしな…」と回避してしまった作品。どうやら本プレゼンを見る限り、常識を宇宙の彼方に放り投げてしまった作品だったようで……
いや本当にプレゼン内容を見ても全然判らないな…。「全部 嘘」って本当に何なの……?
そして、最終的に邦キチこそ岡本太郎イズムを体現しているという発見に繋がるオチもとんでもない…… -
Posted by ブクログ
この巻における最新作への言及が多く感じたのはジークアクスが3話に亘ってプレゼンされていた関係か
私も劇場で見た時に変な笑いが起きそうに成るくらい感情を妙な方向で揺さぶられた作品だったけど、おじさん視点で語り直すとあのような興奮が得られる作品なのだなと改めて感じられたよ
確かにあの映画って前半と後半で雰囲気が全く異なるし、庵野秀明氏と鶴巻監督の個性と個性がぶつかり合いつつ妙な融合を見せていたなぁなんて思い出してしまったね
あと、ジークアクスを「シャアを主人公にしたなろう系」と解釈するのはちょっと斬新というかそういう視点が在ったのかと目から鱗だったな
確かにあの前半部分って、強すぎて本気を出すと全てが終わってしまうライバルキャラが容赦なく本気を出した作品と言えるかも(笑)
新キャラとしては漫画家志望の宇水が登場。……まあ、志望しているだけでマンガを何も描いていないって別の意味で仰天させられるキャラクターだったけども
そんな彼を交えてプレゼンされるのは普遍的な映画テーマ、侍に漫画家ですか
時代劇を主題とした作品ってよく判らない食わず嫌いやら捻くれを起こしてあんまり鑑賞していなかったりするのだけど、侍が現代にタイムスリップしてきた作品なら見やすかったりするのかな?
そしてこの13巻で一番気に入ったプレゼンは13話『僕が宇宙に行った理由』だったり
その映画を見たく成ったとか内容紹介に仰天させられたとかではなく、エモーショナルな扉絵や導入からあの前澤氏が宇宙へ行ったドキュメンタリー映画の紹介をする事が驚きなら、そこで前澤氏のノリの軽さに度肝を抜かれた事が大きかったり
いやまあ、プレゼンは愉快で印象的なものでは在ったからそこの加点要素は大きいのだけども
それでもあの導入からこういう紹介をするかぁというギャップにやられてしまったよ(笑) -
Posted by ブクログ
以前言及された時にはどのようなタイプか詳細は語られなかった実写映画大好きたかくん
『耳をすませば』というジブリ映画として知られている作品の実写化についてどのような感想を漏らしたかが描かれてたけど、心が広いとかじゃなく単純にこだわりが極端に薄いだけじゃないか…?
流石に”カントリー・ロード”に気付かないとか有る!?
ただまあ、『耳をすませば』に関してはジブリ版が有名になりすぎてそもそもの原作設定がどうだったの?っていう面もあるから、ジブリ好きからすると実写映画は外しているように感じてしまうのも仕方ないもので
その違和感を理解しつつ活用した作品なのかもなと思えましたよ
それにしてもジブリ版の印象を全く覚えていないままにファンを名乗れるたかくんは凄い(笑)
今巻で色々語りたくなってしまうのはやはり『Winny』か…
と言っても本映画を未だに見ていないし、そもそも当時の推移詳細を把握していない以上はここで述べられるものは無かったりするのだけど
技術を使う者が悪なのか、技術を生み出した者が悪なのか。それを社会に問う中で失われたものは何なのか
近代日本におけるイノベーションを決定付ける転換点となった一件なのかもしれないとこのエピソードを読んで思えたよ
ただ、一方で邦キチの言葉を真に受けてしまうのもどうなのかとも思ってしまったが
本作は毎回毎回目から鱗が落ちるような作品を紹介してくれるけど、『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』とやらは面白い発見のあるプレゼンだったかも
ホラー映画において観客を怖がらせる手法はある程度確立されていると聞くけれど、それだけに観客が恐怖を覚えるポイントに可愛い犬イラストを登場させる事で恐怖を回避させるなんて凄まじい発想……!
ただ、ホラー映画を恐怖抜きで見る人ってどういう客層なのだろうとも疑問に感じてしまうが(笑)