あらすじ
邦画プレゼン界をワンオペで牽引! 『邦キチ』が異次元のシーズン11にダイブ!! 今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、バッキバキの邦画中毒女子高生・邦キチが、まずまずの洋画好きな部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を愚直にプレゼン! プレゼン!! プレゼン!!! その視点、その愛情、その圧力――。全てにおいてシーズン10を凌駕ッ!! 銀河系初の邦画プレゼン漫画、後ろを振り返ることなく爆走していく所存です…!!
...続きを読む
「6代目の日ペンの美子ちゃんを大好評執筆中の注目作家が放つ、
爆笑邦画プレゼンマンガ!?」
静かな場所で読んだら絶対に後悔します!
日本映画に全然詳しくなくてもめちゃくちゃ笑えます!
ざっくり筋書きを説明しますと、
部員不足に悩む「映画について語る若人の部」部長・洋一に
邦画大好き新入部員・映子さんが並々ならぬテンションで
オススメ邦画をプレゼンするのですが、
その推しポイントがツッコミどころ満載すぎてすごいのです。
日本映画がこんなにおかしな作品でいっぱいだったなんて、と
笑いながら目から鱗が落ちまくりでした…!
最初は鼻持ちならない知ったかぶりキャラっぽかった部長が
ツッコミに追われすぎてヘロヘロになる姿が愛おしく思えてきたら
あなたもこのマンガの虜になっているということですよ…^^
感情タグBEST3
最初はネタっぽい性格だけの主人公だったけど、いつのまにやら愛しいキャラクターに成長している。2人の関係もさりげなく発展してほしいところ。
Posted by ブクログ
73冊目『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん Season11』(服部昇大 著、2024年4月、ホーム社)
世界的にも大ヒットを記録した「ゴジラ−1.0」や、知る人ぞ知る実写化映画「北斗の拳」「耳をすませば」などについてお馴染みのメンバーが語る。
いつも通りの面白さ。ただ、プログラマー金子勇についての映画「Winny」だけは少々温度感が違う。この「Winny事件」について、もっと色々と調べたくなった。ナイフを作ったものに責任はあっても、罪は無いと思うのだが…。
〈ネットの おじさんを なめるな‼︎〉
Posted by ブクログ
以前言及された時にはどのようなタイプか詳細は語られなかった実写映画大好きたかくん
『耳をすませば』というジブリ映画として知られている作品の実写化についてどのような感想を漏らしたかが描かれてたけど、心が広いとかじゃなく単純にこだわりが極端に薄いだけじゃないか…?
流石に”カントリー・ロード”に気付かないとか有る!?
ただまあ、『耳をすませば』に関してはジブリ版が有名になりすぎてそもそもの原作設定がどうだったの?っていう面もあるから、ジブリ好きからすると実写映画は外しているように感じてしまうのも仕方ないもので
その違和感を理解しつつ活用した作品なのかもなと思えましたよ
それにしてもジブリ版の印象を全く覚えていないままにファンを名乗れるたかくんは凄い(笑)
今巻で色々語りたくなってしまうのはやはり『Winny』か…
と言っても本映画を未だに見ていないし、そもそも当時の推移詳細を把握していない以上はここで述べられるものは無かったりするのだけど
技術を使う者が悪なのか、技術を生み出した者が悪なのか。それを社会に問う中で失われたものは何なのか
近代日本におけるイノベーションを決定付ける転換点となった一件なのかもしれないとこのエピソードを読んで思えたよ
ただ、一方で邦キチの言葉を真に受けてしまうのもどうなのかとも思ってしまったが
本作は毎回毎回目から鱗が落ちるような作品を紹介してくれるけど、『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』とやらは面白い発見のあるプレゼンだったかも
ホラー映画において観客を怖がらせる手法はある程度確立されていると聞くけれど、それだけに観客が恐怖を覚えるポイントに可愛い犬イラストを登場させる事で恐怖を回避させるなんて凄まじい発想……!
ただ、ホラー映画を恐怖抜きで見る人ってどういう客層なのだろうとも疑問に感じてしまうが(笑)