あらすじ
二度あることは三度ある――! 『邦キチ』がまたしても帰ってきた!! 邦画プレゼン漫画という謎ジャンルを完全に確立した『邦キチ』が、堂々の復活!! 今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、邦画愛に溢れまくる天然系女子高生・邦キチが、まあまあ洋画好きの部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を愚直にプレゼン! プレゼン!! プレゼン!!! その視点、その愛情、その圧力――。全てにおいてシーズン2を凌駕ッ!! 銀河系初の邦画プレゼン漫画、ご賞味ください!!
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「6代目の日ペンの美子ちゃんを大好評執筆中の注目作家が放つ、
爆笑邦画プレゼンマンガ!?」
静かな場所で読んだら絶対に後悔します!
日本映画に全然詳しくなくてもめちゃくちゃ笑えます!
ざっくり筋書きを説明しますと、
部員不足に悩む「映画について語る若人の部」部長・洋一に
邦画大好き新入部員・映子さんが並々ならぬテンションで
オススメ邦画をプレゼンするのですが、
その推しポイントがツッコミどころ満載すぎてすごいのです。
日本映画がこんなにおかしな作品でいっぱいだったなんて、と
笑いながら目から鱗が落ちまくりでした…!
最初は鼻持ちならない知ったかぶりキャラっぽかった部長が
ツッコミに追われすぎてヘロヘロになる姿が愛おしく思えてきたら
あなたもこのマンガの虜になっているということですよ…^^
感情タグBEST3
Season3にもなってくると段々邦キチが可愛く見えてくる不思議。ゴジラシリーズはツッコミどころ多いよね。でも私も好きだよ、FINAL WARSやエメゴジ。
Posted by ブクログ
発展と飛躍の3巻!
筋書きは従来を踏襲しつつ、邦キチ達のプレゼン
はより進化。
特撮特化キャラ・御影が参戦し益々混沌が強まる。
ゴジラ談義が面白い。「ファイナルウォーズといえばドン・フライ」って切り口がツボ。
4本目『GODZILLA』を特にゴジラに詳しい訳でもない私が劇場で観た時は違和感無かったが、こうして話を聞いているとなるほど、マグロ作戦って確かに絵面がヤバい。
香川照之の段平はガチ。
8本目『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』回はビアンカコスの映子ちゃんがかわいい。バギマ映画ってなんぞ。
斎藤工に続いて山田孝之もこの漫画に頻繁に登場するな…。
番外編も強力。予備知識がなくても『刀剣乱舞』と『劇場版仮面ライダージオウ』がうっすら伝わるプレゼンって実は凄い。わかりやすい。
いやー、映画ってほんと、いいものですね。
洋一の部もなんやかや賑やかで青春してて良いなあ。こいつが一番この漫画を楽しんでいる。
1刷
2021.8.3
Posted by ブクログ
「漫画実写化には伊勢谷友介論」が飛び出す3巻である。
相変わらずの論調で、だいたいの人が知ってたり、意外に知らない名作だったり、微妙に知らなかったりする映画を紹介してくれている。
「ドラゴンクエスト ユアストーリー」のような(主に悪い意味で)評判を呼んだ話題作をやる一方、「ゴジラ」シリーズを二話連続でドーンと紹介したり、選ぶ題材の幅は広い。
特にゴジラでは特撮専門の「特撮作品について熱く語り合う部」が登場。
あちらの部長は恋愛少女漫画パロみたいな登場であるが(デザインもまた古き良き少女漫画感が)、無事邦キチに翻弄されていてほっこりする。
そんな邦キチもまた「黒執事」の大胆な設定変更実写化には困惑を余儀なくされていて、邦画の世界の奥深さがよく描かれているだろう。
邦キチが素っ頓狂なのではなく、邦画の世界がそもそも素っ頓狂なのだと知らしめてくれる一話である。
今回も楽しく読ませていただいた。星五つで評価したい一冊である。
邦画プレゼン漫画!?
映画に詳しくなくても楽しめる邦画プレゼン漫画(?)です。
主人公の邦キチの独特すぎる視点で語られる作品の数々に圧倒されること間違いなし!
なにより読後にどの映画も見たくなってしまうところが凄い。
邦キチと部長の二人の関係性も可愛くてオススメです。
Posted by ブクログ
邦キチかわいい〜。Season12であんな感じになってるの思うとニヤニヤしながら2人を追える。 映画に関してはいつもの面白いインパクト→ツッコミのやつ。登場人物の趣味が交錯してる感じで徐々に邦画以外も出てき始めた。
言いたいこと言ってくれてる
ドラクエユアストーリーをあそこまで的確に表現できる漫画は邦キチしか無いですわ。
しっかり観たうえでほんのりこき下ろす作風は健在。
Posted by ブクログ
なんだか少しずつ邦キチのプレゼンに驚かなくなってきた自分が居る…
悪い意味ではなく邦キチならこの流れであの映画を紹介するだろうなとか、この映画は奇妙奇天烈な視点で見るのだろうなと一種の信頼が出来たことによる安心感か
いや、だってねぇ…
一番好きなゴジラ映画を上げろ、と言われたらそりゃにわか映画好きの部長ならシン・ゴジラを上げるだろうし、邦キチならあのトカゲにしか見えないゴジラを上げるだろうなという信頼が有るし!
あの映画、昔見た覚えがあるけど、ひたすらに「なんか、これじゃない」感をバリバリに覚えた印象が強いだけにあのトカゲゴジラを「衝撃でした!」と楽しめる邦キチには謎の安心感が有るよ!
幽幻道士って作品は初めて聞いたけれど、興味深い設定と可愛らしい女の子が主人公とそれだけで人気取れそうな要素が揃っているのにオチが酷い(笑)
爆死ENDとか昇天ENDとかそれどういう気持ちで見れば良いんだ!?
本作は邦キチのとんでもプレゼンを聞いて度肝を抜かれつつもツッコミ続ける部長の心情に共感する作品でも有るのだろうけど、「黒執事」プレゼン回では珍しく邦キチが驚かされていたね。本当に珍しく
色々な意味で度量の広い邦キチであっても主人公の性別改変やら舞台の年代設定が大きく異なるとかは純粋に驚かざるを得ないのか…
そういや、この巻ではにわか映画好きの心をぶっ刺してくるような発言は無かったな…
なんだか安心できるけど残念なような……?
Posted by ブクログ
「翔んで埼玉」
「リンキング・ラブ」
「ゴジラ FINAL WARS」
「GODZILLA」
「幽幻道士」
「ディストラクション・ベイビーズ」
「あしたのジョー」
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」
「MONSTERZ モンスターズ」
「47RONIN」
「黒執事」
「映画刀剣乱舞」
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」
Posted by ブクログ
ますますカオスな3巻目。
面白いので、続けて読んじゃった。
「特撮作品について熱く語り合う部」
なる新しい部からも
勧誘されまくりの映子さん。
しかもこちらの部は
部員と部長の波長が合っている!
(それもそれでどうなのか)
で、熱く『ゴジラ』について語ります。
ああ…やっと見たことのあるやつが。
ぷぷっ、この特撮部部長のセリフ
「シリーズ続けば
あんまよくないヤツも沢山…
でもファンはそういう作品も
ああだこうだ言いつつも支えてるんだよ!」
心当たりありまくるわぁ(^〜^)