服部昇大のレビュー一覧
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ネタバレいよいよもって、青春の色が濃くなってきた邦画プレゼン漫画の9巻である。
この巻では巻末に新登場キャラ(廃部を迫るひばり山高校SDGs推進委員会の環美登厘とエリザベス)も出ているが、やはりメインは
「地元の夏祭りの手伝いに戻った部長の元に、浴衣姿で表れた邦キチ」
この回だろう。
「すくってごらん」「西遊記」「さかなのこ」、そして「HiGH&LOW THE WORST X」と5話にかけて描かれた二人の関係性の物語は、映画すら脇役にしていた感すらある。
それだけ二人の関係性が刊行に伴って確立されてきた証左であり、読者もまた困惑しながら楽しませてもらっているところである。
(いまだに「 -
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相変わらず妙ちきりんな作品を紹介してくれる…
そして世に映画紹介漫画とか色々有るだろうけど、漫画の実写映画化の危機を警鐘しているのはこの作品だけだろうなぁ(笑)
映画レビューを絡めつつ、3本目から展開されるのは部長と邦キチの淡い青春模様か
地元の夏祭り、知らせていなかったから来ないだろうと残念に思っていたら、連絡もなしに現れて。そうして二人浴衣を着て夏祭り会場の雰囲気に染まっていくのはとても青春っぽいのに、そこで紹介するのが金魚すくいの映画なんだ(笑)
気を取り直して家に連れ帰って、想定外に泊める事になってしまって。憎からず想う女子が自宅に居ればドキドキは収まらないだろうに、ここでも紹介 -
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本作を読む度に自分の見識の狭さを思い知らされる。報道やドキュメンタリー、歴史を見て何かを知った気になったとしても、本作が紹介する奇々怪々なる映画の数々を全く知らないと言うだけで自分が世の中、そして人間というものを全く知らないのだと痛感してしまう
それくらいにショッキングな作品ばかり紹介されて逆に大満足ですよ!
冒頭から『モンスタハンター』やらなんやらを独特な角度から紹介しているね。それらは突っ込みどころに満ちているのだけど、同時に作品の魅力や楽しみ方も伝えているのだからプレゼン力の高さに驚かされる
ネット上で色々言われていた『大怪獣のあとしまつ』もあのようなオチで整理をつけていた点には感服 -
無料版購入済み
面白い
紹介作品に有名どころが多いから視聴済みのものが大半だったけど、未視聴映画のツッコミどころ満載のストーリー紹介は凄く面白かった。市原隼人主演作品の下りが最高。
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Posted by ブクログ
相も変わらず奇々怪々なる映画を次々と紹介してくれる……!
ネットで有名な映画から全く聞いたことがない映画まで取り揃えて紹介しているのだから大したもの
そもそも冒頭から東映版スパイダーマンを紹介している時点でインパクトは強大なのだけど!
紹介されている中で怖いもの見たさ気分で見たくなった映画としては『君は彼方』が挙げられるかな
勿論面白おかしい角度で紹介しているのだろうけど、それにしたってどういうアニメ映画なのアレ……
これまでも展開が理解できない映画って数多く紹介されてきたけど、本作はその度合いがピカイチな気がするよ!?
今回、最も印象深い存在を映画以外に挙げるとすればやはり新キャラの池 -
Posted by ブクログ
コロナ禍の影響がこんな所にも……。
そりゃそうだよなぁ。新作映画が減ればその分、紹介できる作品も減ってしまうよなぁ……
まあ、その分だけ本作は奇妙奇天烈な方面から映画を引っ張ってくるのだけど
冒頭から『鬼滅の刃』を無視して『ネズラ1964』とか凄い作品を引っ張ってきたね!最も絵になるシーンが集めたネズミの焼却シーンってそれどんな映画だ(笑)
ただ、今巻の最も力が入っているエピソードと言えば、やっぱり『新世紀エヴァンゲリオン』を扱った辺りなんだろうなぁ。珍しく3話も使ってるし
エヴァって色々と視聴者を惑わしてくる部分の多い作品だけど、その分だけ見た後に人と語り合いたくなる作品でも有るから、 -
購入済み
言いたいこと言ってくれてる
ドラクエユアストーリーをあそこまで的確に表現できる漫画は邦キチしか無いですわ。
しっかり観たうえでほんのりこき下ろす作風は健在。 -
購入済み
わたしも自称映画好きだが、どうしても漫画の実写の邦画やB級映画を避けてしまうきらいがあるので、この漫画を読んで反省した。視野を広く持っていろんな作品を見ようと思う。