宇野邦一のレビュー一覧

  • 神の裁きと訣別するため

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    言葉の圧力、とでも言えばいいのか。感覚で読む本、という印象。
    一つ一つの言葉に強い意思があって、それがどっと溢れてくる。

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    2012年08月19日
  • 神の裁きと訣別するため

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    とにかくもがいている。まるで身体中を這いまわる蛆を無我夢中に払おうとするかのように。彼の表現しているのは、叫びそのものだ。その叫びに一生懸命に意味を加えようとしている。まるで、助けを求めるように、彼は叫び続ける。それは命そのものがそのトランスから、必死に逃げようとしている。いや、外界の絶え間ない何らかの刺激から、必死に耳をふさぎ、叫び声をあげている情景だ。それでも、彼が完全に狂気に陥らなかったのは、そういう感情を誰かに伝えようとする意志があったからだと思った。とにかく、強烈でした。

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    2013年03月04日
  • 千のプラトー 下 資本主義と分裂症

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    かつて、高価で分厚くやたら重いハードカバーのドゥルーズを、こづかいはたいて買っていた身としては、河出文庫で次々と廉価・軽量に発売されていく状況を見て悔しい気持ちがつよい。
    『千のプラトー』だけは買ってなかったので、文庫で購入、早速読んだ。
    面白い。
    ドゥルーズと言えば「ポップ哲学」などと言われたりもするが、この著作にはまさにぴったりな言葉だ。
    ポップということは、ヴィヴィッドで人の目をひくカラフルな表現、そのシニフィアンの連鎖に内容=シニフィエの重さが伴わない、むしろ空疎な構造体を指すが、この本はまさにそんな感じである。
    『アンチ・オイディプス』よりもずっと「面白い」この本は、かなり独自で奇抜

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    2011年02月27日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

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    はっきりいってほとんどわからない。精神分析にも資本主義にもたいして知識を持っていない自分にはわからない理論が多すぎるし、脱領土化、脱コード化というような重要単語も、どれだけ読み進めても今一つ意味が定かにならない。こういうことなのかなと自分なりに解釈して読み進めていくと、ぜんぜん違ってましたということもしばしば。

    でも、わからないならわからないなりに読んでて面白い。わからないものが次々と繰り出されて、頭くらくらになるのが心地よいというか楽しいというか。蛇行してうねりながらものすごいスピードで展開する精神分析批判・資本主義批判を、振り落とされないようになんとついていく(完全に振り落とされているけ

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    2010年07月09日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

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    私はまじめに読み始めたのですが、本当に笑ってしまいました。不思議なほどインスピレーションを与えてはくれる。

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    2009年10月04日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

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    ごめんなさい。私にはまだでした。
    しかし、オイディプスということについてはわかった。それをアンチ的に様々語るということはわかった。
    しかしそれを知識としてまだ使えない。

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    2024年06月28日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

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    欲望を一定の方向に導くような秩序・規則はない。例えば、母を愛の対象とし、父親に打ち勝とうとする欲望(エディプス)は、家族という枠組み(秩序・規則)に限定されない。欲望の矛先は木の根っこのように色んな方向にごちゃごちゃになって向かう。遊牧民のように次から次へと住処を変え、一つの場所にとどまることはない。だから、異なるものを整理して、統一して、秩序だった体系を作るのではなく、異なるものを異なるものとして受け入れよう。▼同様に、価値観や「自分とは何者か」を体系化するのではなく、その時々で様々な価値観や「自分とは何者か」をこだわりなく受け入れよう。ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ Deleuze

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    2023年05月14日
  • 神の裁きと訣別するため

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    鈴木創士さんは「ジャック・ヴァシェ大全」の帯文を書いておりその巡り合わせに少し驚いた。さてアルトーは大衆に向けてラジオで(ラジオ!)作品を朗読者を引き連れて番組にしたり、ゴッホは社会の犠牲者だと述べている。抽象的なので難解ではあった。

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    2022年03月25日
  • アンチ・オイディプス 下 資本主義と分裂症

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    いくらか示唆とフレーミングに富んだ上巻とはうってかわって、なんだか訳わからん方向に進んでがっかり
    ハマれば面白くなりそうだけど一気に置いてけぼりを食らった

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    2013年01月11日
  • 神の裁きと訣別するため

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    心ではなく魂からの言葉
    迸る光、怒り、錨のような言葉
    解説にあるようにグノーシスってこんなんなのかも知れない…

    素晴らしい!
    世界に呪詛を吐きかける者たちは必読。

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    2014年05月03日
  • 千のプラトー 上 資本主義と分裂症

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    田舎の純朴な少年がドゥルーズ=ガタリなんて知るはずもなく、いざ大学に入ってみればそれを当然に読んで議論できる秀才たちはごろごろいて、到底埋まりそうにない格の違いにキャッチアップも早々に諦めて平穏無事に終わった学生生活も今は昔、それを今になって読むというのも感慨深い。

    さて、そのドゥルーズ=ガタリの「千のプラトー」、副題の「資本主義と分裂症」は前作「アンチ・オイディプス」から引き継いでいるものの、その思想は分裂症分析から大きく離れてあらゆる方向へと広がっていく。広がり蛇行しながらぎりぎりの表現を試みつつより壮大な資本主義分析、資本主義批判が展開される。
    それは、変化の哲学であり、より具体的には

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    2012年04月08日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

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    とある方に一度は読んどけ、と数年前に薦められたのを思い出して読んでみた。
    註釈が下巻に纏めてあるので上下巻2冊持って読まなきゃいけません。
    それが面倒くさかったので星マイナス。
    高尚な言葉で罵詈雑言書きまくってて面白いです。
    頭悪い感想だな←

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    2010年08月11日