タナカカツキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サウナと水風呂の温冷交代浴による恍惚を、「ととのった」ではなく「ニルヴァーナ」や「イク」と表現しているのが現在のマンガサ道とは違っていて、「まだその表現とは出会っていないころに書かれたこの本こそ、タナカカツキのサウナのルーツなのだ!」としみじみ。
また、連日のサウナ通いにより、耳に水が入ったような感じで、聞こえる音が遠くなってしまう症状に襲われたとのこと。病院ではまったく身に覚えのない鬱と診断され、血流を調整する薬を処方してもらって改善。それからサウナ通いを一時休んだというエピソードは、マンガサ道にはなかったもので、「サウナ大使たる今となってはそんなサウナのデメリットは書けまいな」とやはりここでもタナカカツキのサウナ原風景を見る。
「風」という字を見てみたら、その中に一匹の虫がいた。そんなポエティックな一文で締められている本書。なんじゃそりゃ!