木内達朗のレビュー一覧

  • ライフ

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    ネタバレ

    会話ってこうやってするのか…という勉強になるな
    仕事以外の雑談が苦手なので…

    かわいいな〜〜
    こんなのあり得ることじゃないって分かってるけどでも可愛くていいな〜こんなのあったらいいな〜

    「レトルトでもさ、ママが温めれば、おいしくない?」
    分かる〜〜〜

    「人は他人には一般論を言う。」
    だよねえ?やっぱりそう思ってたよ
    自分が他人になんか言うたびいいこと言おうとするたび恥ずかしさがあっていいこと言おうとしてる感を隠そうとしてたけど、やっぱ他人には一般論を言えるって定説だよね?

    なんだろなんだろ、この本すごーく好き
    なんだあ?この人
    どこにでもあるようで、ありふれているようで、この人にしか書

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    2025年08月06日
  • ライフ

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    偶然読んだけど、知らない人の生活を覗き見してるみたいな不思議な本だった。
    ダラダラと他愛ない会話が続いて、面倒になる時もあったけど、ただのフリーターがこんなにもいろんな人とつながって充実した生活を送る話は珍しいと思う。
    ちょっとみんな自分のことを喋りすぎな気もするけど、それだけ現実世界では自分の話をしまっておくものなのかなとも思う。
    地名が多くて、関東の人ならあーあそこか!ってなるところがいっぱいあった。

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    2025年07月18日
  • 町なか番外地

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    同じアパートの住民、挨拶をするけど話をしたことはない。そんなもんだろうね。転勤していく家族の話がすき。

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    2025年05月04日
  • 町なか番外地

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    ★5

    ベルジェ江戸川というアパートの住人が織り成す日常物語。

    それぞれ、住人視点で物語が切り替わる。

    作者の小野寺さんが捉える主人公たちは、いつも淡々とクールにみえるけど、ふとした瞬間にあたたかみのある人生譚を描き出し、安定のホッコリした読後感がいい。

    そこに住むことになったきっかけや職業、何処の駅を使って通勤してるとか、眼に映る景色とか、土手の話とか、番外地の川の島の話とか、最近の若者の恋愛の出会いとか、へーっと感心する盛り沢山の豆知識も得た。

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    2024年09月14日
  • 町なか番外地

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    アパート「ベルジュ江戸川」の住人を描く4章からなる物語。
    特別キャラが立っているというわけではないがそれが逆にリアルで好ましく、そんな彼らを見つめていると心の底からふつふつと元気が込み上げてくる気持ちになれる。
    この物語が人生の岐路に立つ人の不安で縮こまった背中をそっと温めてくれるだろう。

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    2024年09月08日
  • 町なか番外地

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    江戸川区と市川の「国境地帯」、番外地などおもしろいコンセプトを入れての、やっぱり下町の人たちの一端を語る小野寺ワールド。日常の真面目な人たちの群像をしっかり描き、ばらばらな個を最後にまとめ上げている。孤独でありながら、決してひとりぼっちじゃない。そんな物語だと思う。

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    2024年09月07日
  • ライフ

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    ネタバレ

    2024/2/28
    良さを言語化できないからなんとなく間隔が空くけど読んだら飛び切り面白い小野寺史宜。
    フルネーム初めて変換したかも。
    そして今回もやっぱり何と言っていいかわからんけどおもしろかった。
    そして今改めてタイトルを見る。
    「ライフ」
    そうライフなんよ。この小説はライフ。その通り。
    終わりからもまた素晴らしい。
    このくらいの温度で沸いている感覚が私にも馴染む。
    ライフだよ。
    そして玄関のチャイムはウィンウォーン。その通り。
    缶ビールの乾杯は「ノン」なんだって。
    安らぐ。

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    2024年03月02日
  • 太郎とさくら

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    いいねえ、太郎とさくら。テンポがいい。語呂もいい。花子もでた。でも、太郎と花子にはならない。惜しいっと思いつつ、世の中予想通りにならないし、誰でも知っているような展開ってあるようでない。やるなぁ小野寺。暫定1位だな

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    2024年01月05日
  • 太郎とさくら

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    太郎は鈍感なところがいい所だと思う。

    小野寺さんが書く本はみんな主人公が良い奴。私は血の繋がらない姉の父を結婚式場で追いかけたりしないし、そいつを1万でアパートに住まわせたりしない。そういう類の優しさのエッセンスを私は持っていなかったけど、小野寺作品を読むことで得ることが出来る。太郎のような選択をするかどうかは分からないけど、選択肢が増えると思う。

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    2023年09月18日
  • ライフ

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    日常の出来事にはっとさせられる作品です。「子供はね、いいよ。ただいいとしか言えない。目があうでしょ?で、笑う。それでもう充分。」ここは好きなセリフです。

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    2023年06月07日
  • 太郎とさくら

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    「夜の側に立つ」に続いて小野寺作品7作目、読んでいてやっぱり落ち着く。会話のテンポ、語り口が何とも心地良い。
    静岡県由比町で育った太郎、今は東京(千葉だけどね)で一人暮らしをしている。職場の先輩に押し切られて草野球チームでプレーしたりする良い人ぶりは、お約束どおり。そんな彼が大いなる決断をあっという間にしちゃうところが、いつもと違う展開でヒヤヒヤさせられるけど、そこは小野寺ワールド、安心して読めちゃう。
    自信を持ってお勧めできる小説。

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    2021年10月20日
  • ライフ

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     小野寺史宜さんの真骨頂。

     淡々とした物語展開。激することなく、受け入れ、受け流す主人公。
     自分らしく生きるとは、よりよく生きるとはどういうことかを、さりげない描写のなかに込めていく。

     まさに清々しいほどの小野寺節でした。とても楽しめました。

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    2021年06月06日
  • 太郎とさくら

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    再読。

    著者の作品に通して言えるのは、主人公が情緒の安定した穏やかな男子であるということ。
    そのために誤解されることも無くはないけれど、とても魅力的だなと毎回思います。

    今回の太郎。
    家族思いで、人にも優しい。
    でもそれを前面に出すことがないので、押し付けがましいところは皆無。
    こんな子いいなー。

    太郎のお父さんだから当然かもしれないですが、春夫さんもいいですね。お姉ちゃんの夫も素敵。
    みんないい人ばかり。
    野口さんと丸山家はいい距離感でいられるだろうなと思わされる終わり方が良かったです。

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    2020年03月19日
  • 町なか番外地

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    同じアパートに住む住人視点の短編集。2番目の主人公の家族と仕事のスタンスが自分にとって妙にリアルで痛かった。それ以外はいたって普通の日常な印象。

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    2025年09月09日
  • 町なか番外地

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     いつもながらの川べりのアパート。散歩。不思議な土地への関心。ニッチな話題。今回は、マッチングアプリも盛り込まれる。何とかなるよねワールド全開。

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    2025年08月31日
  • ライフ

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    「レトルトでも、ママが温めれば、おいしくない?」の言葉の温かさ。。
    最後明るい未来が見えてうれしかった。
    これがダメだったとしても、大丈夫だ。そうやね、人生つながってるから、挑戦した結果がダメだったとしても、絶対何かにつながるし。挑戦できる私なら大丈夫。

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    2025年08月27日
  • ライフ

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    ドラマチックな展開はなく、そこら辺に転がっていそうな日常を描いている作品。文体が短く切られているからかテンポよくスラスラ内容が入ってきて、作品の世界観にスッと入っていける。ほのぼのした日常で嫌なやつも出てこないので気楽に読めて好き。

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    2025年08月12日
  • ライフ

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    ワンルームマンションに学生の頃から足かけ7年住んでいるアルバイト青年。同じマンションの住人たとの関わりから生きることを考え始め、最後の3ページで新しい一歩を踏み出す青春小説。
    良かった

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    2025年07月23日
  • 太郎とさくら

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    小野寺さんの描写は淡々としてるけど、読みやすくてそれがいい。 家族の絆。最後の兄弟のシーンはすごく良かった

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    2025年07月20日
  • ライフ

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    安心して読める作品です。本当に普通の人のお話です。スリルもサスペンスもありませんけど、それはまた別の作品で楽しめば良いわけで!

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    2025年06月17日