原田まりるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今までも何冊か哲学の本を読んだけれど、いまいち理解しづらい部分が多々あった。
こういう人物が、こういう事を言っているけど…イメージしづらいという事は哲学の本を読んでいてよくある事だと思う。
しかし、この本ではニーチェや、キルケゴールなどの哲学者を現代だったらどんなキャラなのか、という事に挑戦していて、そのキャラクターの性格を確認しながら見ることができて頭に入って来やすかった。
擬人化(もともと人だけれど…)する事によって、その人物の特徴を浮き彫りにすることに成功した作品。
主人公の失恋から、ニーチェや様々な哲学者に出会うことによって新しい自分へと変革を遂げる過程が見ていてワクワクするし、自分に置き換えて楽しむこともできる。
この作品を読んで、死について考えたり、自分が繰り返したくなるような人生を送るといったことを再確認させられた。
おすすめです。 -
Posted by ブクログ
合理化:欲しいが手に入りそうにないものの価値を悪く言ったり、低く言ったりしてやせ我慢すること
ルサンチンマン;本心では欲していても、これで良いと言い聞かせている人。強者に対して妬みを持つ弱者
・感動の先にあるものが良いものとは限らない。自分にとって聞き心地の良いものを良いものと思い込んでいる可能性もある
・大衆は主体的心理に従い、自分が良いと思うものに情熱を持ってい取り組んでいる人を妬ましく思い馬鹿にする
⇒人と違う前例のないことに熱く取り組んでいる人は馬鹿にされるもの
・可能性は実現できるかもという夢を見せる分、不安にさせる
・自分から見たら「店員と先にいる客」でも店員から見たら「客2人」であり、先にいる客から見たら「店員と後からいる客」
同じ場所にいても他人と全く同じように感じることはできない
推測できることはできても100%同じ世界は見ることができない
サルトル、レヴィナス、ウィトゲンシュタイン
・自分の人生がどういうものであったかは死ぬときでないと分からない。生きている間はこれから変わる可能性のある途中経過の状態
・挫折は自分の行動次第で「心が折れた経験」にも「挑戦し続けた経験」にもなる
・配られたカードは変えられないが、勝負の仕方は自分が決めることができる