原田まりるのレビュー一覧
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無料版購入済み
中年がアイドル
四十歳手前の中年独身オヤジが若く可愛いいアイドルに転生してドタバタ活動するストーリー。可愛いい天使と悪魔が出てきて彼の行く末が気になる。
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Posted by ブクログ
京都在住の17歳の女子高生が失恋をきっかけに縁切り神社でお祈りしたら、ニーチェ(スマホゲームの開発者でオタク風)が現れて、日常生活を題材に哲学のあれこれを教えてくれる、という、ライトノベル風哲学入門書。
カリスマ読者モデルのキルケゴール、カフェの店長ショーペンハウアーをはじめ、サルトル、ハイデガー、ヤスパース、ワーグナーなどなど、個性あふれる登場人物が出てきて、その辺も興味深いです。
twitterの名言botで「祝福できないならば呪うことを学べ -ニーチェ-」を見るなど、スマホやSNSなどもふんだんに出てきますし、京都のいろいろな場所も出てきて、小説としても面白いのではないかな、と思いま -
Posted by ブクログ
ネタバレTさんのおすすめ。
幼いころから不思議なものが見えていた紫苑は、
育ててくれた祖母が介護で家を離れ一人暮らしをしていたが、
家の前で「落とし物」を拾う。
その節分の日の夜、紫苑は怪しいものに追われてしまい、
百鬼夜行の長、猫又の雅に助けられる。
怪しいものは、持ち主に返してもらえない「落とし物」であり、
自分が「付喪神返還人」、付喪神となってしまった落とし物を
持ち主に戻す役割を追っていることを知る。
落とし物を返す助けを得るために、
百鬼夜行の長は一年間の恋人となる契約を申し出てくる…。
ちょっと盛り込みすぎ。
というか、落とし物を返していくお話に、
百鬼夜行の長の過去の話が絡んで来るの -
Posted by ブクログ
難しくて理解不能だろうなと思って、手にすら取ったことがなかった哲学についてが、かなり身近に感じられて、読めた。
と言ってもやっぱり言い回しが難しく、イメージしながら何回も同じ文を読んだりしたが…。
有名な哲学者の基本的な哲学が纏められていて、もっと若い時に読んでたら良かったなと後悔。
ショーペンハウアーは前に読んだなだいなだの『娘の学校』によくてできていた。
私的にはハイデガーの、死を持って自分の存在価値が完成するという考え方にハッとさせられた。
ニーチェの考え方もぶっ飛んでて嫌いではないが、なかなか行動には移せないな(笑)
マンガもあるとの事。中・高生にはこちらの方が手に取りやすいかも。ぜ