陣崎草子のレビュー一覧

  • 草の上で愛を

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    中学生の驚き方は「ほええ」なのか。
    2人の物理的な距離は遠のくのに、心の距離はそのまま。友達、親友。

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    2020年08月05日
  • ユッキーとともに

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    生きるって? いのちって?
    物事の在り様をありのまま受け入れるということ。
    「いのちをつかいはたす」ということ。

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    2014年07月17日
  • 草の上で愛を

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    90点。ポスト草野たき。デビュー作にしてこの完成度!!
    とってもきれいな表紙だと思ったら、この表紙の絵も作家自身の手になるものだった。
    自叙伝的な小説なのか、リアリティがあり、感動した(まあ、涙腺は弱いほうだが)。
    べたべたしない女子の親友同士の関係や、主人公が将来に悩むところなど、ぜひ思春期の女子にすすめたい。
    主人公がまさに「ザ・普通」という感じなので女子であれば万人に薦められると思う。反面男子に薦められるかどうかは???
    中学生あたりになると、女子向けの本、男子向けの本とぱっきりわかれてきてそれもさみしい。

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    2012年11月24日
  • 草の上で愛を

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    読んでる間も読後もなんか胸がいっぱいになった。チイちゃんはやるせないしカン子はかわいいし、大人たちもダメで情けなくて、でも愛がある。思い出と未来が輝くようなラスト。すっごい良かった!

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    2010年10月26日
  • 草の上で愛を

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    すごく、すごく。あまりにもいいのでびっくりしてしまった。
    頭がよくて、グループに入らなくても平然としているチィちゃんと
    ちょっとのんびりでごく普通な女の子、カン子。
    ふたりは少しずつ距離を縮めていき、あるときチィちゃんがカン子を競馬場に誘う
    それから家庭環境がめまぐるしく変わり、
    別れ、進路。
    ありきたりな内容にみえてそうでない
    芯がものすごくしっかりしている。
    チィちゃんのさっぱりしたところ、凛としていて、しっかりもので強がりなところ
    カン子の臆病なところ、普通の女の子が抱える普通の悩みなこと、
    すべてがいとおしい。
    ほっぺにチュウしたくなる小説

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    2011年11月04日
  • 片目の青

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    陣崎草子さんの児童文学書ですね。

    中学一年生の真矢は、飼い犬のフリ蔵の散歩で、千枚山に登っていたが、あやまって1・5メートル下の沢に落ちた。動けなくなった真矢を、助けようとしたフリ蔵も、沢に滑り落ちて、脚を怪我してしまう。助けを呼ぼうとするが、身体が動かない。意識を失う前に、近くに野犬がいるのに気がつく。片目で首に青い首輪を着けている。ウオオ、オオー!ウオーンと遠吠えを響かせているのを聞きながら気を失う。
     気がついたら、病院だった。青い首輪の野犬の遠吠えで、騒ぎになり、そのおかげで助かったようだ。
     こうして『青』と名付けた野犬と真矢の物語が始まる。
     野犬狩りが、町で持ち上がり、真矢は『

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    2024年08月25日
  • 食べるのだいすき よみきかせ絵本 おこめようちえん

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    お米の種類によって大きくなったら何に変身するのか、すずめに襲われそうになった時にかかしが出てくるところ等がわかりやすく描かれていて良かった◎

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    2023年04月09日
  • 食べるのだいすき よみきかせ絵本 おこめようちえん

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    田植えに行ったので、おさらい

    学びがたくさん詰まってる絵本
    すずめが来たとき
    かかし先生助けに来てくれてよかった

    お米が、モナカになることに?だったので
    モナカを買いに行こうと思う

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    2021年10月16日
  • 食べるのだいすき よみきかせ絵本 おこめようちえん

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    いろんな種類のおこめの子供たち、ようちえんの生活や行事でお米のことを学んですくすくと育ちます。最後はいろんなお米料理に?とってもユーモアとインパクトのある絵と、終始明るい内容のストーリーが印象に残る絵本です。

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    2021年04月22日
  • YA! アンソロジー 秘密

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    ネタバレ

    同じ中学を舞台に描かれたYAアンソロジー。
    違う作家さんによる短編が5編収録。“秘密”がテーマ。
    なんていうか、青春ーで瑞々しいお話ばかりでした。
    タイムカプセルの話が一番好み。
    エアトモも着地点が爽やかでよかった。
    3番目は短編だと物足りない…というか、もっと彼らの物語をみたいなぁ、と思いました。
    他2作もむずかゆさを感じつつも楽しめた、かな。

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    2020年08月08日
  • うっかりの玉

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    お爺さん、お婆さんが出てくるちょっと不思議な話ばかり。
    お年寄りの方が記憶を沢山持っているから?
    タイトルのうっかり玉は、その人が忘れてしまった記憶が玉になってころりと落ちているんだそうで。
    思い出せたら、玉も消えます。
    NHKのラジオドラマのような静かなあたたかい雰囲気だった。

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    2020年02月11日
  • うっかりの玉

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    台所の前までくると、ばあさまは「はて。なにしにきたんじゃろう」 しかたなく階段を上ってもどろうとすると、そこには見たこともない小さな女の子がすわっていました。そして、ばあさまがうっかり忘れた用事の“うっかりの玉”を拾ったというのです…。
    不思議な空気の短編が6つ。どれもおじいさんやおばあさんが主人公です。年を取ることがちょっぴり楽しみになるような、素敵な物語たちです。
    フリガナが少ないので、高学年以上ですね。

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    2018年01月07日
  • たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご

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    森絵都さんと陣崎草子さんのタッグのおはなし、面白くないわけがない!
    確かに多摩御陵の花形だな、オムライス笑。可愛いたくさんの卵達にほっこり。

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    2017年03月17日
  • 草の上で愛を

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    ネタバレ

    小学6年生〜
    主人公カン子はクラスで流行りものには靡かず、グループにも入らない一風変わった空気を醸す女の子チィちゃんに惹かれ、友達になってゆく。
    チィちゃんの趣味は競馬…最初は戸惑うカン子だがチィちゃん同様競馬に夢中になる。
    ギャンブルはまだできないけれどそれより、ジョッキーや競馬馬や緑の競馬場が彼女たちをひきつける。

    このあと違う中学に行くことになったり、父親の失踪とその理由、転校、転校先でのチィちゃん、カン子の進路、美術部顧問とのやりとりなど、高校二年生までの短い中に色んな出来事が描かれている。

    実際この季節は駆け足で過ぎてゆくのであります…

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    2012年04月21日
  • 草の上で愛を

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    競馬場にはもともと行ってみたいと思っていたけど、これを読んでもっと行きたくなった。
    きれいだという芝や馬の毛並を見てみたい。
    あと主人公の、学校以外で楽しい時間をもつと余裕ができる、という感覚は本当に共感した。
    そういうものがあるんだと誰に言わなくても、自分の中で思っているだけでも少しは気が楽になる。

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    2011年12月07日
  • 草の上で愛を

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    主人公カンちゃんとチイちゃんの友情を小学6年生から高校生まで描いた青春小説。チイちゃん強い!

    友情をつないでいるのが「競馬」という、いっぷうかわった話。もともと、著者は画家でもあり表紙の絵も担当。きれいです。

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    2011年06月02日
  • ウシクルナ!

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    ネタバレ

    サンタクロースの代わりに牛がやってきて、しかもおっさんで、しかも関西弁を喋り、最終的には家に居座るという。

    個人的に共感したのはお父さんが仕事で失敗してばかりですぐ転職するところ。で、お母さんはでていってしまっているんだけど、なんとかタクシーの運転手っていう天職がみつかり、うまくいってるあたりが、希望を持てた。
    お父さんは元バンドマンで、ギターをやっているのだけど、
    四郎の同級生、レラミのアイドルになりたいプロジェクトに関わり、
    牛のおっさん、ドラムが得意な四郎で、バンドデビューし、はちゃめちゃな歌なんだけど、有名になり、結果、出て行ったお母さんを呼び戻すのに奮闘する事になる。
    この本で思う

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    2025年06月15日
  • たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご

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    ネタバレ

    卵の白い殻の中には夢がいっぱい詰まっている、というプロローグから素敵なお話の予感。
    卵たちの一番人気の夢、“オムライスのたまご”になるという夢を叶えたいタマキのガッツが熱い。冷蔵庫を飛び出し、お宅訪問で自分を売り込み、ついに幻のオムライスを作る小山シェフのいるレストランへ。
    8歳の息子は後半のオーディションのオムライスクイズに卵たちと一緒に挑戦。全問正解して喜んでいたw
    楽しさの中に「本気でゆめをかなえたいなら、もっと、自分でがんばらなきゃ」のタマキの叱咤激励の言葉が光る。

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    2024年01月06日
  • 片目の青

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    児童文学というジャンルになるのですが
    なんとなく 狼?系の お話かしらと (表紙から勝手に想像して)
    思って読んでみました。

    狼が出てくるというのではなく
    野犬(ルーツは狼)と 中学生の男の子と
    その子の飼い犬である 老犬との 交流のお話でした。
    ファンタジーのように 犬たちが 喋るわけではないので常に 人側からの 目線の内容でしたが
    子どもと 大人の 立場の違いからの
    衝突 そして 子どもたちの しがらみがないので
    軽い起動力は 読んでいて気持ち良いですね。

    悲しい結末になりましたが 
    そこから 子ども達が どう成長していくのか 
    希望を見出せる お話でした。

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    2022年06月16日
  • 食べるのだいすき よみきかせ絵本 おこめようちえん

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    お米が育つまでを幼稚園になぞらえた絵本。食育にも。それぞれのお米の特色や、お米が食卓に並ぶまでにどう育っていくかの過程も学べる。

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    2021年08月10日