陣崎草子のレビュー一覧

  • たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご

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    たまごたちの一番人気の夢は、オムライスになること。
    タマコ、タマミ、タマエ、タマキの四姉妹の憧れも、やっぱり、オムライス。
    でも、四姉妹はおばあさんに買われて・・・。

    本気で夢をかなえるなら、もっと、自分でがんばらなきゃ!タマキは、冷蔵庫を飛び出し、夢を叶える旅へ!

    「まぼろしのオムライス」となるために待ち受けてたのは、オーディション!頑張れタマキ!!w


    ところで、1人分のオムライスには卵2個は必要かと!!
    とツッコんだのは私だけではないはず、と信じますww

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    2016年11月22日
  • YA! アンソロジー 秘密

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    「秘密」をテーマに児童書作家による5作収録。
    エアトモ
    中学二年になって親友が明るく別人になった。対してつまらない自分。架空の友達を作り上げ強がってしまった。クラスで大人びた存在の柊子さんと話をするようになり、互いの秘密を共有し仲良くなる――。読みやすい。

    秘密のタイムカプセル
    小川知基、殿村大、早坂ミキ。3人は早坂の転校に合わせ「今だから言える秘密」を書いた手紙を埋めた。10年待てずに数か月で早坂抜きにタイムカプセルを開封してしまう――。
    早坂の手紙の内容に感動した。お見通し。

    うちにはママがふたりいる
    タイトル通り。普通の家族とは――。ジェンダー論、もう少し踏み込んでいたら共感か反発か

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    2016年08月17日
  • つくしちゃんとすぎなさん

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    まはらさんも陣崎さんもだいすきなので手に取りました。
    イギリスと日本のハーフの女の子つくしちゃんと、1人でハーブや野花を育てて暮らすおばあさんのすぎなさんの、可愛くてあたたかな物語。
    すぎなさんのつくるつくしの卵とじ食べたい。ちょっぴり苦い春の味を口に含みたいなー。

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    2015年11月26日
  • 片目の青

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    草の上で愛を、を読んですごいすごい、と興奮したのが最近のように思えたけれどそれもずいぶん昔のことになるんですね。
    こちらはまず装画の池田進吾さんの絵が印象的。
    中学一年生という、思春期、反抗期真っ盛りな頃のこと。大人への強い怒りを感じつつ自分自身大人への一歩を踏み出すような、そんな一冊。

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    2014年11月12日
  • 草の上で愛を

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    児童文学で未成年が馬券を買うのはアリなんだ。
    ちょっと驚いた。(良い意味で)

    子どもの頃、無料開放で競馬場に行ったことあります。
    鮮やかな緑がとても印象的でした。

    それからもう少し大人になって、馬券を買うために競馬場に行きました。
    今度は血走った目をしたおじさんばかりで気後れしました。

    馬は美しいですが、競馬場は綺麗なばかりではありません。

    でも子どもには、邪な心がなければ、
    競馬場は美しい風景なのかもしれません。

    ふたりの少女の成長を描いた
    さわやかな物語でした。

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    2013年12月19日