野本響子のレビュー一覧

  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    石の上にも3年、なんていう諺があるように、日本はいろいろ辞めにくい。
    自分自身を振り返ると、特に子どもの頃や学生時代のほうが辞めることに後ろめたさを感じていたように思う。
    大人になり、転職も何回かできるようになって少し自由になったが、今度は子育てで保守的になってしまう。

    環境には順応できる方なので、マレーシアに行けば私も自由になれるかもしれないとも思うけど、日本で「すぐ辞める」を実践するのはなかなかしんどそう。でも、そこを柔軟に、堂々とやっていきたい。

    昨日娘が、習い事を一つ辞めたいと言ってきた。
    うんうん、1年頑張ったもんね。楽しかったね。じゃ、次行こうかと言えた。
    娘も恐る恐る聞いてき

    0
    2022年03月05日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    ・付き合う人によって、自分の考えが影響されると言うのは大いに納得。
    だんだん周りの人と考えがずれていくのは決して悪いことではない。

    ・日本の社会は
    途中でやめることを想定していない
    やめたら受け皿がないから

    ・マレーシアのクレームの書き方
    まず感謝を伝える
    怒っている事は伝えない。事実だけを伝える


    ・日本は完全を目指す、
     不信が存在しているので、
     そこを拭うコストが非常にかかる。
     スピードや意思決定が遅い。

     マレーシアはラフで早い。
     用件だけで、絵文字入りのチャットも多い。


    ・子育てをしていても子どもの良さを見つけようとする先生が多い。
    「〇〇に才能があるわ、この子」と

    0
    2022年01月09日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    タイトルと中身がまったくもって違う、ということはないのですが、この本の中身は、著者から見た、日本とマレーシアの文化比較、といえると思います。

    その比較のうちの一つが、「日本人はやめる練習がたりていない」であり、その背景には、マレーシアが多民族国家であることや、イギリスからの独立といった歴史的な経緯があることや、仕事や家庭に対する考え方の違い、といったことがある、というのが著者の見方といえると思います。

    また、マレーシアは、多民族国家であるがゆえに、他者に寛容であり、その結果、子どもにも寛容で、子育てがしやすい国、と書かれていまして、この点も、マレーシアで子育てをすることを選んだ著者にとって

    0
    2021年11月21日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    マレーシアで生活している著者がマレーシアの多様性の良い点を述べた本。日本がいかに住みにくい国なのか、国が変われば当たり前のことが全く違うという事を改めて認識できた。
    日本は確かに途中で辞める事を想定していない文化であり、これに悩まされる日本人は多いと思う。自分の判断で辞めて良いんだという事が許容できる社会になれば本当にいいと思う。

    0
    2021年08月18日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    受験勉強はゲームだという点、自分の受験生時代も途中からそう捉えていたし、そこから受験勉強を楽しめるようになった。また、知識そのもの以上にそのゲームに対するアプローチの仕方が社会で役に立つのだろうと思っていた。日本の教育が「我慢する練習」をするところだというのは納得。

    本書全体を通して、一人の日本人としては、日本の常識が全てではないと知っておくことは、常識による違和感や辛さを感じた時に助けになるものだと思った。

    一方で世界の中の日本という視点で見たときに、日本の教育やそれにより育った人々はかなり特異で唯一無二なのではないかと思う。本書にも書かれていたが、それが日本品質の原動力になっている。だ

    0
    2020年09月08日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    強烈な日本批判かと思いきや、
    最後はしっかりフォロー。

    グローバルに生きるか、
    グローカルに生きるか、
    ローカルに生きるか。

    大事なのは体験して、
    続けることもやめることも自分で選ぶ。

    0
    2020年07月07日
  • いいね! フェイスブック

    Posted by ブクログ

    ビジネス云々と違う一般的な本で好感。mixiやtwitterと異なりいろんな接し方ができるのが良い。職場の上司や部下と家族そして友人に同じ顔を見せなければならない。今までつかいわけてきた顔が一つになってしまう。かつては例えば友人との会話を部下まで見えてしまう。情報公開は十分注意をする。★4

    0
    2019年09月02日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    マレーシアに移住してわかった、日本との違いをいくつかの視点でまとめた本。

    小学生ですら、転校をバンバンするマレーシア人。部活のルールは「続けてはいけない」。学校を辞めてもフリースクールが沢山あり、必要なスキルはいくらでも身につく。社会人ですら、合わない会社であれば初日で辞めることも珍しくない。それでも社会は回っているのだ。

    一方、日本人はトライ&エラーの経験値が極度に不足している。これは社会が、日本人に対して1つのことをやり続けることを前提にしているから。だから、パワハラ・セクハラに耐え、逃げ場を失い、鬱になる人が続出するのだ。

    そんな日本人と日本社会に対して、「辞める」ことの必要性を説

    0
    2019年06月22日
  • いいね! フェイスブック

    Posted by ブクログ

    ビジネス云々と違う一般的な本で好感。mixiやtwitterと異なりいろんな接し方ができるのが良い。職場の上司や部下と家族そして友人に同じ顔を見せなければならない。今までつかいわけてきた顔が一つになってしまう。かつては例えば友人との会話を部下まで見えてしまう。情報公開は十分注意をする。

    0
    2012年03月31日
  • いいね! フェイスブック

    Posted by ブクログ

    読んで欲しい方:これからfacebookをはじめようと思っている人。また、アカウントを持っているけど、こわくて使っていない人(私です)

    やはり一番最初の名前入力するとこが、一番重要だったと実感。
    かなり読みやすかった。

    アメリカから始まったので、オープンなものなのかと思っていたが、facebook以前に、ニックネームでやるようなものがあったらしい。

    0
    2011年08月28日
  • いいね! フェイスブック

    Posted by ブクログ

    facebookの本というと「マーケティング」とか「ビジネスに活かす」という感じの本ばかり。
    この本はもっと普通に「実際、facebookってどうよ?」的な視点から、facebookが説明されていると思う。
    ビジネスじゃなくて、普通の生活で普通にfacebookを使うというのは、こんな感じという本。

    0
    2012年05月23日
  • 東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本

    Posted by ブクログ

    多様性のある社会のマインドってこういうことか、と思った。
    正解のあるテスト問題を解く教育を受けてきた私たち。
    仕事でも子育てでも生き方でも、何が正解なのか、自信持てない時期・タイミングがあったなぁ、ってことを考えさせられる。(今もある)

    正解はないんだから、調べた上で、「私はこう思う」なんだろうな。
    そして他人の考えについては
    Mind your own businessで
    他人の選択に口を出さない、ジャッジできることじゃない。
    「理解できないとしても、ときには放っておく」が「まあいっか」ってことかな。

    子育てにおいても、親が自分の人生楽しむこと!
    これからの教育においては、4c(クリティ

    0
    2023年09月30日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    もっとシンプルに自分が幸せかどうかが判断基準でいいと言うこと。
    学校も仕事も人間関係も結婚生活もハッピーじゃないからやめる。それでいいのだ。

    0
    2023年08月15日
  • 東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本

    Posted by ブクログ

     著者の息子が小学生になったところからマレーシアに長期滞在して10年が経ったところで語るマレーシアと日本の違い。いかに「きちんとしている」日本が息苦しいか、そして世界(少なくともマレーシア)ではその姿勢が受け入れられないのか、そしてなぜマレーシアの人は色々な不都合を「まあいっか」で済ませられるのか、という話。
     こういう本はあんまり読むことがないけど、マレーシアに旅行するので、マレーシア、で本を検索したらこの本が出てきて、割とすぐ読めそうだし新しい本、ということもあって読んでみた。そして実際すぐ読める。
     日本を相対化する、というのがテーマで、割と思い当たる節も多く、自己嫌悪に陥る、という本。

    0
    2023年08月14日
  • 東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本

    Posted by ブクログ

    感想
    日本人だってどうでもいい。そう行動しては怠惰でいい加減な人だと思われる。それが嫌だから締め上げているフリをする。気づいておきたい。

    0
    2023年06月11日
  • 東南アジア式 「まあいっか」で楽に生きる本

    Posted by ブクログ

    閉塞感が漂う日本からすると、本書に書いてあるマレーシアのおおらかさは羨ましい限りです。
    日本もこんな社会になれば良いとは思いますが、難しいでしょうね。
    なぜ、こんなに不寛容な社会になってしまったのか。
    少しでも改善できるように、私自身も努力したいです。

    0
    2023年05月19日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    感想
    思考とシステムの代替関係。自分に合ったものを選択すれば良い。選択できる自由とその先の責任を教えるのは教育の役割。柔軟性と寛容さを維持する。

    0
    2022年09月01日
  • 子どもが教育を選ぶ時代へ

    Posted by ブクログ

    この方の本は、終始日本は遅れている、マレーシアはいろいろな教育が選べていいという論調であることははじめに心得た方がよい。


    ・自分が受けた教育を子どもに押し付けてはならない。
    彼(彼女)はあなたとは別の時代に生まれたのだから。


    ・教育現場が変わらない5つの理由

    ①親も先生も自分が受けた教育者を基準に考える

    ②現場の先生も「従来型で教育を受けているので、
    新しい「21世紀がた」教育者への理解や移行に時間がかかる

    ③教師と生徒が「対等」でないと、
    「21世紀型」教育は難しい

    ④日本企業の採用基準

    体育会系が人気な日本企業

    ⑤親や生徒が「大学への最短距離」を目指す傾向がある


    0
    2022年09月01日
  • 日本人は「やめる練習」がたりてない

    Posted by ブクログ

    「やめる練習」が大切だということには、賛同できます。
    ただ、自分が実行するとなると…
    息子さんが学校をやめ、その結果うまくいっているという内容が書かれている。
    ただ、これは著者の野本さんを取り巻く条件下だから上手くいっているわけで、多くの人に当てはめることは難しいと思う。

    0
    2022年08月10日
  • 子どもが教育を選ぶ時代へ

    Posted by ブクログ

    マレーシアで暮らしていた母の子育て奮闘記。
    尊敬する工藤勇一氏が推薦されているので読んでみた。「いろんな教育の形態があるから、子供に選ばせてあげるといい」以上である。

    0
    2022年06月15日