【感想・ネタバレ】日本人は「やめる練習」がたりてないのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月07日

VOICYで大好きな、のもきょーさん。
•大事なのは、一度は自分で決めて、自分で選択するということ…
•どうやって怒らずに相手を動かすのか
•あなたはどうしたいのかを常に問われ続ける
•挑戦に慣れてくる上に、自分の適性がわかってくる

ハッとする気付きが多かったです。子育てに活かしたい。

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Posted by ブクログ 2023年04月18日

マレーシア人の即辞める&ポジティブ思考にものすごく救われた。

日本の小学校に馴染めなかった息子さん。保育園では元気いっぱいだったのに、泣いて登校を渋るほど。そんな息子さんがマレーシアのインターナショナルスクールでどんどん元気になって、「先生はなんでもほめてくれる!」と嬉々としてお母さん(筆者)に話...続きを読むす様子に全私が泣いた。

やめる練習、挑戦する練習、失敗する練習も足りてないんだと思った。特に私。なんとなく大学に進んでなんとなく就職して、、、そして路頭に迷う。筆者の話はまるで私みたいだった。(私の方が年齢もいってるぶんタチが悪いかも笑)
でも、年齢なんて!と思った。まだいっぱい挑戦したといえるほど行動してないのに、将来を悲観的に見すぎていたと思う。たくさん挑戦しよう。挑戦した分失敗も受け入れよう。ひとつでも、成功すればいいかな。

語学留学を検討してたけど、この本を読んでマレーシアが第1候補になった!この国に行ってみたい。住んでみたい。皆が皆グローバルにならなくていい、と筆者は言うけど、私がどっち方面なのかはまだわからない。行って失敗だったらそれもまた勉強だし収穫になる。希望がもてる本だった。あと、私も人に寛容でいようと思う。考え方が合わない人は、宗教が違うと思って線引きしよう。そして立ち入らない!←ココ大事!

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Posted by ブクログ 2023年02月12日

名言がいっぱいあつた。
自分の人生を自分でコントロールして生きていきたいと思ったし、子どもにもそんな風に生きてほしい。日本が生きやすいなら日本でも良いけど、海外の文化にも早く触れさせていろんな世界があることを知ってほしい。
自分の好きなこと、自分の幸せ、にフォーカスして生きてほしい。

他人にどう思...続きを読むわれるかな、ばかり考えて、いわゆる道から外れることを恐れて生きてきた私。
もっと自由奔放にのびのびと、穏やかに生きていきたいな。

外国人の友達と会話をしたいのに全然深い話ができずもどかしい思いをした以降、すっかり英語の勉強は頓挫していたけれど、この本を読んだらまた英語の勉強をして、自分の世界を広げたいと思った。
さて、次は行動!

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Posted by ブクログ 2022年06月26日

○選択する経験をつむために、子どもの頃になんでもやってみることが大切。
○思考停止をくりかえすと、自分が何者かわからなくなる。
○運動会がつまらなかったと書くと咎められる日本と、なぜつまらなかったかを深掘りするよう指導を受けるマレーシア。
○他人の目を判断基準にすることをやめない限り自由になるのは難...続きを読むしい。
○皆がグローバルになる必要はない。
○正しさの基準はバックグラウンドによる。なので白黒思考(ジャッジ)をやめる。

娘の習い事を続けるかやめさせるかを悩んでいた。
辞めさせたことが正解だったのか、心のわだかまりをほぐしてくれた一冊。
判断して、決断行動したということ。
娘の経験は失敗体験ではなく、自分で選択をして辞める経験をした成功体験であったのだ。

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Posted by ブクログ 2022年05月01日

日本だとやめることがマイナスであり、いづらくなって結局実家に帰ろ…てなる。
でもマレーシアでは、やめることがマイナスでない。次のステップとなり、新たな挑戦となる。
やめることが挑戦になるて面白いなぁ。挑戦と聞くと、何か耐えなくちゃいけない気がして、嫌なんだよね。
でも試してみて合わなかったらすぐやめ...続きを読むれるなら挑戦もいい言葉に聞こえてしまうね。
この本がもっと沢山の人に読まれたらいいな。辞めても批判しない世の中になったらハッピーな人が増えるんだろな。

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Posted by ブクログ 2022年03月06日

日本人はもっと緩く生きれたらいいんじゃないかと思った。
こうなったらいいなというのがマレーシアにはある気がする。
ただ、道路に穴が開いても直さないところは困る。

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Posted by ブクログ 2020年12月15日

幼い頃、なんか違うかも嫌かもと思いつつ続けていた人間関係があった。この本を読んで、あの時の自分は、違和感を感じつつ我慢し、その関係をやめることができなかった(他の人間関係の選択肢もある=人間関係もトライアンドエラーができることを知らなかった)とようやく自分の小さな頃の心情を整理できた。0歳の子供がい...続きを読むるが、自分の感情に素直になること、嫌なら嫌であってよいこと、それを表現することの大切さを知って成長してほしいと思った。
マレーシアの教育を受けてみたかったが、大人になった今できるのは、自分の人生を自分ね選択することや複数選択肢をもっておくこと。まずは、仕事の中身を分解して、自分の好きや得意を伸ばせるなど、キャリア形成を自分でできるようにしたいと思う。

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Posted by ブクログ 2020年06月30日

勝手に息子と百冊競走プロジェクト  私8冊目
先日長男がサッカーの習い事をとうとう辞めたのだけれど、最終的に辞めまでに概ね半年かかった。息子本人と言うよりも、親の側の受け入れに(本当にやめさせてしまっていいのか、実はやりたいんじゃないのか、やめ癖がつかないか)に時間がかかった気がする。なので、「やめ...続きを読むる練習」がたりてないというのは本当に言い得て妙というか、身に迫ってきた。
私自身、辞める練習が本当にたりてないなぁと思う。というのも、自分の好き嫌い・向き不向き等を知るために自己分析ワークをすればするほど、自分のことを知らないなぁと痛感するからだ。続けることの大切は知っているけれど、続けるということはそれだけ他の選択肢を知る機会がないということでもある。辞めるということにやっぱりネガティブなイメージをずっと持ってしまうのだけど、変化を恐れずに子供と一緒にどんどんチャレンジしていく自分でありたい。とりあえず考える・調べるで終わらせずにやってみるまで続けてみよう。私もともと三日坊主だし笑。

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Posted by ブクログ 2020年01月25日

辞めることができるから試すことができる。
たくさん試すことで自分の得意なことがわかる。
そうやって軸ができて自分で選択していくことができる。
日本でもそういう生き方ができるように子どもを育てるにはと考えながら読みました。

自分自身もルールに厳しいタイプの人間だと思う。
この行き方がどんなにたくさん...続きを読むの無駄な時間を生んできたんだろうかと気付かされました。
好きなようにしている人をどこかで羨む部分もあったと思う。
自分の楽しい事をして相手の事も認めてあげる、そんな行き方ができるようにしていこうと思いました。

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Posted by ブクログ 2019年11月28日

学校は変わっていい。 ハッピーでなければ居場所を変える。 自分で決めてチャレンジして結果を引き受ける。この訓練を続けるとチャレンジが怖く無くなる。自分の適性もわかってくる。 日本は成績だけで個人を見ていない。入口しか見ていない。日本の学校は辞める練習ではなく我慢する練習を教えている。所属や人間関係は...続きを読む参考にならない。答えがない世界を生きるための教育。 いかに自分の頭で考えることをサボっているか。お互いが察するのは無理。言わなくても察してほしいではなく、どうしてほしいのかを聞く。社会に不信があるからこそ非効率になる。子供に教えるのは、自分で判断し、自分で責任をとる能力。バグった日本人2.0 日本風の連帯感、一体感が居心地がいい。多様性教育は単純にその事実を認めて対応すること。

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Posted by ブクログ 2019年11月04日

マレーシア在住 ライター野本響子さんのツイート&noteをもとにした著書。日本を飛び出したからこその視点に驚きの連続。たしかに、やめる練習は不足してるなぁ…と実感。

そしてもっと深刻なのは「決める練習」不足。これからの社会を生きていく上で、正解探しで失敗しない人生ではなく、決めて→失敗して→やめて...続きを読む→再挑戦 というサイクルをなるべくストレスなく回せるようになりたい。

これは子どもや若手だけの話ではなく、僕らアラフィフ以上の世代にも言えること。

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Posted by ブクログ 2023年11月28日

やめる習慣がたりてないという本のタイトル、まさに私のことかとドキッとし、読んでみた。
子ども時代から、なんか違うなと思いつつ学校に行き、言われた通りに塾にいき、親の言う通りに受験し、合わない中高に進んだが、自分の意思でやめることはなかった。
苦しくても何か(部活、学校等)を続けることが美徳だと思って...続きを読むいた。
そしていま会社員として、やめたくても中々やめられない状況になっている自分。
マレーシア在住の著者は、マレーシアではちょっと嫌だったり合ってなかったら学校でも仕事でもやめるのが当たり前なんだという。
対して日本では、まず社会が、途中でやめることを想定してできてないという。私もそう思う。
日本では不登校や自殺の問題がよく挙げられるが、私達もマレーシア人を少し見習って、合わなかったらやめてみるのもありなのかなと思った。
多民族国家であり、何が当たり前で常識なのかなんて環境で変わると書いている。
これからの子ども達にはこういったマインドで育ってほしい。

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Posted by ブクログ 2023年10月08日

Voicyで聴いている、文筆家、編集家のもきょうさんこと、野本響子さんの本。タイトルの話をツイートしたら、数万回もリツイートされて話題になった。
現在もマレーシアに移住しつつ、Voicy、note等で活躍されている。
タイトル通り、日本人はやめる練習が足りてないと思う。というか、やめない練習をずっと...続きを読むしてきたせいで我慢することが当たり前になっている。
だから自分の我慢の限界がわからずに壊れてしまう人が多いのではないか。
マレーシアのすべてがいいとは思わないし、日本の教育の全てが遅れているとまでは思わないけど、合わなかったら別の選択肢もあるんだよと思ってほしい。
マレーシアまで行くことはなくても、この選択肢が自分に合っていなかっただけ、次へ行くことは普通のことだと思えたら、痛みは軽くなる気がした。

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Posted by ブクログ 2022年07月19日

東京でOLをしていた著者が、ひょんなことから息子と共にマレーシアに移住したというお話。
もともと、仕事の関係で外国人の友人が多く、中でもマレーシアに住む一家ととても仲が良かったらしい。
息子さんが不登校になったのをきっかけに、マレーシアに移住したという行動力は凄い。

マレーシアでは、学校でも仕事で...続きを読むも人間関係でも、「嫌だ」と思ったらすぐにやめてしまうそう。
だから、マレーシア人には、日本人が過労死やイジメで自殺してしまう理由が分からないそう。
そんなに嫌なら辞めてしまえばいいのに?と言う。
マレーシアに限らず、日本以外の国は、とにかく色んなことが適当で緩い。
生きやすい反面、もちろん日本と違った不便もたくさんある。
しかし、同調圧力に違和感を感じていた著者にとっては、マレーシアがとても居心地が良いとのこと。

マレーシアの全てを手放しで褒め称える気にはならないが、本書が指摘しているとおり、日本が見習うべき箇所は無数にある。
特に、子供が主体的に学校を選ぶことができるというのは、日本人には考えられない価値観だと思う。

皆と一緒でいい。親の判断に従う。
このような思考回路で育った子供は、自分の頭で考える力が育たない。
大人になってから、あとは自分で考えて決めろと言われてもそれは無理な話だ。
改めて、幼少期の過ごし方は大切だと感じた。

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Posted by ブクログ 2022年03月05日

石の上にも3年、なんていう諺があるように、日本はいろいろ辞めにくい。
自分自身を振り返ると、特に子どもの頃や学生時代のほうが辞めることに後ろめたさを感じていたように思う。
大人になり、転職も何回かできるようになって少し自由になったが、今度は子育てで保守的になってしまう。

環境には順応できる方なので...続きを読む、マレーシアに行けば私も自由になれるかもしれないとも思うけど、日本で「すぐ辞める」を実践するのはなかなかしんどそう。でも、そこを柔軟に、堂々とやっていきたい。

昨日娘が、習い事を一つ辞めたいと言ってきた。
うんうん、1年頑張ったもんね。楽しかったね。じゃ、次行こうかと言えた。
娘も恐る恐る聞いてきたみたいだけど、恐れなくていいよ、自分で決めるのはいいことだよ、と伝えていきたいと思った。

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Posted by ブクログ 2022年01月09日

・付き合う人によって、自分の考えが影響されると言うのは大いに納得。
だんだん周りの人と考えがずれていくのは決して悪いことではない。

・日本の社会は
途中でやめることを想定していない
やめたら受け皿がないから

・マレーシアのクレームの書き方
まず感謝を伝える
怒っている事は伝えない。事実だけを伝え...続きを読む


・日本は完全を目指す、
 不信が存在しているので、
 そこを拭うコストが非常にかかる。
 スピードや意思決定が遅い。

 マレーシアはラフで早い。
 用件だけで、絵文字入りのチャットも多い。


・子育てをしていても子どもの良さを見つけようとする先生が多い。
「〇〇に才能があるわ、この子」と
よく聞かれるのは、そのため。


・ヒンドゥ、イスラムなど多宗教であるマレーシア。
だから「あなたはどうしたい?」が聞かれ、
それに答えると「わかったわ」と文化尊重される国


・日本は自分で判断するという経験が少ない
だから、他人の顔色を伺い、
それが違うと人を責める


・多言語で育つと、見える世界が増えていく


・学校行事(遠足など)ですら、参加するかしないかの選択を迫られる。
個人で選ぶことができる。
家族の予定を優先するのも
マレーシアでは当然と言う感じ。

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Posted by ブクログ 2021年11月21日

タイトルと中身がまったくもって違う、ということはないのですが、この本の中身は、著者から見た、日本とマレーシアの文化比較、といえると思います。

その比較のうちの一つが、「日本人はやめる練習がたりていない」であり、その背景には、マレーシアが多民族国家であることや、イギリスからの独立といった歴史的な経緯...続きを読むがあることや、仕事や家庭に対する考え方の違い、といったことがある、というのが著者の見方といえると思います。

また、マレーシアは、多民族国家であるがゆえに、他者に寛容であり、その結果、子どもにも寛容で、子育てがしやすい国、と書かれていまして、この点も、マレーシアで子育てをすることを選んだ著者にとっては、重要な主張だと思います。

全体的に、「マレーシア万歳!」な論調ではありますが、日本には日本のよさがある点への配慮も見られ、また、本書については、今後、日本がよくなっていくためのヒントになることを望んで書かれていると思われるので、そのように受け止め、今後に活かしていきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2021年08月18日

マレーシアで生活している著者がマレーシアの多様性の良い点を述べた本。日本がいかに住みにくい国なのか、国が変われば当たり前のことが全く違うという事を改めて認識できた。
日本は確かに途中で辞める事を想定していない文化であり、これに悩まされる日本人は多いと思う。自分の判断で辞めて良いんだという事が許容でき...続きを読むる社会になれば本当にいいと思う。

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Posted by ブクログ 2020年09月08日

受験勉強はゲームだという点、自分の受験生時代も途中からそう捉えていたし、そこから受験勉強を楽しめるようになった。また、知識そのもの以上にそのゲームに対するアプローチの仕方が社会で役に立つのだろうと思っていた。日本の教育が「我慢する練習」をするところだというのは納得。

本書全体を通して、一人の日本人...続きを読むとしては、日本の常識が全てではないと知っておくことは、常識による違和感や辛さを感じた時に助けになるものだと思った。

一方で世界の中の日本という視点で見たときに、日本の教育やそれにより育った人々はかなり特異で唯一無二なのではないかと思う。本書にも書かれていたが、それが日本品質の原動力になっている。だから日本の教育が悪いから世界の標準に合わせようというよりも、特徴は残しつつ時代に合わせて変えるべき部分は変えるという考えの方が良いのかなと思った。具体的には、個々人の幸福を考えると、日本的教育に合わない人の選択肢を充実させるなど。

行き過ぎた解釈かもしれないが、今の日本には徴兵制はないが、実は学校教育自体が、軍隊の代わりとしての日本経済の戦力になる人を養成するために作られていると考えることもできるなと思った。

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Posted by ブクログ 2020年07月07日

強烈な日本批判かと思いきや、
最後はしっかりフォロー。

グローバルに生きるか、
グローカルに生きるか、
ローカルに生きるか。

大事なのは体験して、
続けることもやめることも自分で選ぶ。

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Posted by ブクログ 2020年03月08日

日本は同調圧力
マレーシアは自分で決める

マレーシアの良さが全面に出ていると思いましたが
物事は何事も表裏一体なので
マレーシアの良さが辛さになっている人もいるのではないかと思います

ただこの世界しかないと思い込みがちな日本人には
発想を変えるヒントになりそうなことが
たくさんありました

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Posted by ブクログ 2020年01月10日

マレーシア在住の編集者である野本響子さんの著書。視野を広げてくれる1冊。「あぁ世の中には色んな世界があるんだな」と心が軽くなった。日本の社会に生きづらさを感じている人におすすめです。

日本の学校や会社は「一旦始めたら最後まで辞めない」という前提のもとで作られているため、辞めた時の受け皿が少なく、余...続きを読む計に辞めるという選択が難しいんだと思う。

辞める=逃げると捉えられる風潮もそうだし、もっと辞めた時の受け皿があれば、自分で選択して挑戦しやすい社会になると思うし、そうなって欲しい。

あとは日本の学校だと良くも悪くも環境が整い過ぎていて、敷かれたレールの上を歩いている様な、自分の頭で考えて取捨選択するみたいな状況は少ない気がする。だからマレーシアの様な子供の頃から、自分で選択し色んな経験をしていく中で自分を知るっていう教育は凄く大事だと思った。

「自分で判断し、自分で選択し、自分で責任を取る」
当たり前のことだけど、日頃から行えるようにしたい。そしてその一人一人の選択を尊重できる社会であって欲しい。

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Posted by ブクログ 2019年10月13日

 マレーシアで暮らす著者から見た日本。
 やめる練習というか……リスクを最大限まで避けようとしてしまう状況。石橋をたたき壊して途方に暮れるような。
 マレーシアで自発的にリスクを鑑みつつ、自分で決断し続ければ、人としての能力は磨かれるだろう。非常に魅力的だ。
 しかし日本で同じことができる気がしない...続きを読む……つらいなら英語を学び国を出たほうが幸せなのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2019年08月22日

いやぁー参りました。
規則で縛り規律を守ることを教育を通じて学んぶ日本人。
結果、人と違うが異質で、すべてが誰かが決めた規制の中で規律を守る国民となる。決してすべてが悪い訳ではないが。。。
かたや経済的には決して裕福でなくても、おおらかで自分のことは自分で決める。そして行いは自己責任であることを小さ...続きを読むい時から学ぶ。多様性を認めないとならない多民族という環境。
どっちが豊かな国なのかわからなくなりました。
これも人によって違うって事なのだろう。

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Posted by ブクログ 2019年06月22日

マレーシアに移住してわかった、日本との違いをいくつかの視点でまとめた本。

小学生ですら、転校をバンバンするマレーシア人。部活のルールは「続けてはいけない」。学校を辞めてもフリースクールが沢山あり、必要なスキルはいくらでも身につく。社会人ですら、合わない会社であれば初日で辞めることも珍しくない。それ...続きを読むでも社会は回っているのだ。

一方、日本人はトライ&エラーの経験値が極度に不足している。これは社会が、日本人に対して1つのことをやり続けることを前提にしているから。だから、パワハラ・セクハラに耐え、逃げ場を失い、鬱になる人が続出するのだ。

そんな日本人と日本社会に対して、「辞める」ことの必要性を説いている。日本社会にどっぷり浸かっていては、知るよしもない世界観である。

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Posted by ブクログ 2023年08月15日

もっとシンプルに自分が幸せかどうかが判断基準でいいと言うこと。
学校も仕事も人間関係も結婚生活もハッピーじゃないからやめる。それでいいのだ。

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Posted by ブクログ 2022年09月01日

感想
思考とシステムの代替関係。自分に合ったものを選択すれば良い。選択できる自由とその先の責任を教えるのは教育の役割。柔軟性と寛容さを維持する。

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Posted by ブクログ 2022年08月10日

「やめる練習」が大切だということには、賛同できます。
ただ、自分が実行するとなると…
息子さんが学校をやめ、その結果うまくいっているという内容が書かれている。
ただ、これは著者の野本さんを取り巻く条件下だから上手くいっているわけで、多くの人に当てはめることは難しいと思う。

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Posted by ブクログ 2021年08月24日

日本からマレーシアへ移住した筆者の郷に行っては郷に従えという本。日本社会は何事もやめることを想定しておらず、続けることが美徳。マレーシアでは、多民族国家をうまくまとめるためにも、いろんな経験をすること、他者の考えを尊重することが推奨されるので、やめることが容易。人目は気にしない。日本で何かをやめたい...続きを読むけど、世間体が気になったりでやめられない人には、他にもいろんな世界があるのだから、やめても良いのだと優しく語りかける。

ただ、様々な理由から今この場所から他の世界に移れない人にとっては、絵に描いた餅で、やはり、やめることは難しいんじゃないかなと思った。

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Posted by ブクログ 2021年07月12日

子供の教育のために、ふとしたきっかけでマレーシアに住むことになった筆者が、日本にいた頃との価値観の変化を自覚し、「外から見た日本人」を語る。まず前置きで、マレーシアに行くことになるまでの筆者の人生や、それからの生活ぶりが長めに語られる。それはそのまま本のタイトルへと繋がっている。「嫌ならそこから離れ...続きを読むて、好きなところへ移れば良いだけのこと。ただし自己判断と自己責任で」というもの。

筆者にとっては、マレーシアの「おおらかな」習慣がかなり肌に合ったようだ。そのマレーシアにも多様な価値観の人たちがおり、日本の習慣を完全否定してはいない。しかし、かなりのマレーシアびいきで文章は進んでいく。

時折、かなり的を得た指摘があって面白い。日本人が決まり通りに考え行動したがるのは、島国ゆえに「言わなくても察してよ」というのが根底にあり、多様な価値観のマレーシアでは「人はわかり合えないのが当たり前」なので、シンプルに、相手に分かりやすく伝え、聞き返す習慣ができていると。

結局のところ、民族や宗教の違いだけでなく、家族の中ですら価値観は人によって変わるもの。自分の思い通りにならなくて当然、という気持ちが必要だということだ。

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