野本響子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
非常に面白かったです。
内容を直球で表すと「マレーシアで子育てしてみました」のほうがしっくりくるのですが、それだと売れないからこのタイトルになりましたかね。
(決して内容とタイトルに齟齬があるわけではありません)
自分もマレーシアだったら、もうちょっと行きやすかったのかな~。
もっとも、マレーシアに限ったことではないのかもしれないけれど、寛容な社会では自分も寛容でないといけないので、自分が寛容になれるのか。
はたまた、環境がそうであれば自分もなれるのか・・・。
あと、どうやっても、英語ができたほうが世界は広がるんだろうなと。
自分も英語ができれば海外行きたいのですが、いかんせん言葉の壁は、どうやってもコミュニケーションを阻むのです。
ごく稀に、言葉が通じなくてもグイグイ行ける人は外国語できなくても海外で生きて行けたりしますが、それはやはり希少な例でしょう。
もちろん、自分も海外ではなく、日本という国で、自分も寛容になりたいし寛容な人が増えて欲しいのですが、それ以前に、海外へ脱出する労力(語学習得)と現在の、人間関係に苦しみながらも仕事をする生活だと、精神的苦痛はあっても使うエネルギーが少なくて済むという、消極的ではありますが、やはり日本に住むという洗濯をしていることに他ならないんだろうなと思いました。
自分はだいぶ転職歴が付きましたが(それでも一箇所に5年ぐらいはいる)、結局、親が転職を「逃げ」と捉えている節があるので、なかなか仕事が辞められません。
難しいですね・・・。
自分自身もそう思っていたりする部分もありつつ、そうはいっても、メンタルボロボロになる前には仕事を辞めてやろうと思っています。
もっともそう思えるのは、妻子がいないからなんでしょうね。
ふんばりがきくのか、そうでないのか、もうよくわからないや。 -
購入済み
指摘した点はいいと思う
日本人はやめることを苦手としている、というのは筆者のいうとおりだと思う。私も嫌な仕事をすっぱりやめたことで本当に自分にとって大切なものは何か、それを実現するにはどうすればいいか考えるきっかけになった。もっとこの本が広がればいいと思う。
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Posted by ブクログ
「差別はいけません。人は皆、○○○人間なのだから」この○○○に、ひらがな3文字を入れるとしたら、どんな言葉を想像しますか?
と、日本の学校の先生方に尋ねると、経験年数の違いに関わらず、8割以上が「おなじ」と答える。
「ちがう」という言葉を入れることも可能ですよね。というと、驚きのどよめきとともに頷かれることも多い。
日本の学校では、「みんな違ってみんないい」などという言葉は、あっという間に受け入れられ、広がるけれども、実際の教員としての言動と結びついているかどうかというと、そうでもないというのが現状なのではないか。
この本は、海外の様々な学校教育の選択肢を紹介しているけれど、「わかっちゃいるけど・・・」、「学習指導要領には、もうすでにそういう考えが反映されているけれども・・・」という気持ちは拭えない。
自分自身が受けたことも、したこともない教育を実現しようというのは、一人の実践としては可能でも、それが学年、学校、組織全体でというのは、どうアプローチしたらよいのか、考えさせられるきっかけをもらった本だった。 -
Posted by ブクログ
やめる習慣がたりてないという本のタイトル、まさに私のことかとドキッとし、読んでみた。
子ども時代から、なんか違うなと思いつつ学校に行き、言われた通りに塾にいき、親の言う通りに受験し、合わない中高に進んだが、自分の意思でやめることはなかった。
苦しくても何か(部活、学校等)を続けることが美徳だと思っていた。
そしていま会社員として、やめたくても中々やめられない状況になっている自分。
マレーシア在住の著者は、マレーシアではちょっと嫌だったり合ってなかったら学校でも仕事でもやめるのが当たり前なんだという。
対して日本では、まず社会が、途中でやめることを想定してできてないという。私もそう思う。
日本では不登校や自殺の問題がよく挙げられるが、私達もマレーシア人を少し見習って、合わなかったらやめてみるのもありなのかなと思った。
多民族国家であり、何が当たり前で常識なのかなんて環境で変わると書いている。
これからの子ども達にはこういったマインドで育ってほしい。 -
Posted by ブクログ
Voicyで聴いている、文筆家、編集家のもきょうさんこと、野本響子さんの本。タイトルの話をツイートしたら、数万回もリツイートされて話題になった。
現在もマレーシアに移住しつつ、Voicy、note等で活躍されている。
タイトル通り、日本人はやめる練習が足りてないと思う。というか、やめない練習をずっとしてきたせいで我慢することが当たり前になっている。
だから自分の我慢の限界がわからずに壊れてしまう人が多いのではないか。
マレーシアのすべてがいいとは思わないし、日本の教育の全てが遅れているとまでは思わないけど、合わなかったら別の選択肢もあるんだよと思ってほしい。
マレーシアまで行くことはなくても、この選択肢が自分に合っていなかっただけ、次へ行くことは普通のことだと思えたら、痛みは軽くなる気がした。 -
Posted by ブクログ
今の時代、情報のつめこみはいらない。
情報の意味を理解したり、重要なものを見分けたり、情報を使って世の中を幅広く捉える能力が必要。
4つのC コミュニケーション、コラボレーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキング
学び直しは必要、新しいことにチャレンジしていこう。
自分の意見を伝える練習、バイアスも意識していこう。
子どもがハッピーであるかを大切に、プレッシャーを与えず、子どもにあった選択肢を提供できるように、子どもの観察力を鍛えよう
自分の強みを早くから理解できる子どもになれるように、没頭できるような環境づくりをしよう
保育園の先生の話など、第三者の子どもの観察意見も参考にしよう -
Posted by ブクログ
東京でOLをしていた著者が、ひょんなことから息子と共にマレーシアに移住したというお話。
もともと、仕事の関係で外国人の友人が多く、中でもマレーシアに住む一家ととても仲が良かったらしい。
息子さんが不登校になったのをきっかけに、マレーシアに移住したという行動力は凄い。
マレーシアでは、学校でも仕事でも人間関係でも、「嫌だ」と思ったらすぐにやめてしまうそう。
だから、マレーシア人には、日本人が過労死やイジメで自殺してしまう理由が分からないそう。
そんなに嫌なら辞めてしまえばいいのに?と言う。
マレーシアに限らず、日本以外の国は、とにかく色んなことが適当で緩い。
生きやすい反面、もちろん日本と違った不便もたくさんある。
しかし、同調圧力に違和感を感じていた著者にとっては、マレーシアがとても居心地が良いとのこと。
マレーシアの全てを手放しで褒め称える気にはならないが、本書が指摘しているとおり、日本が見習うべき箇所は無数にある。
特に、子供が主体的に学校を選ぶことができるというのは、日本人には考えられない価値観だと思う。
皆と一緒でいい。親の判断に従う。
このような思考回路で育った子供は、自分の頭で考える力が育たない。
大人になってから、あとは自分で考えて決めろと言われてもそれは無理な話だ。
改めて、幼少期の過ごし方は大切だと感じた。 -
Posted by ブクログ
石の上にも3年、なんていう諺があるように、日本はいろいろ辞めにくい。
自分自身を振り返ると、特に子どもの頃や学生時代のほうが辞めることに後ろめたさを感じていたように思う。
大人になり、転職も何回かできるようになって少し自由になったが、今度は子育てで保守的になってしまう。
環境には順応できる方なので、マレーシアに行けば私も自由になれるかもしれないとも思うけど、日本で「すぐ辞める」を実践するのはなかなかしんどそう。でも、そこを柔軟に、堂々とやっていきたい。
昨日娘が、習い事を一つ辞めたいと言ってきた。
うんうん、1年頑張ったもんね。楽しかったね。じゃ、次行こうかと言えた。
娘も恐る恐る聞いてきたみたいだけど、恐れなくていいよ、自分で決めるのはいいことだよ、と伝えていきたいと思った。 -
Posted by ブクログ
・付き合う人によって、自分の考えが影響されると言うのは大いに納得。
だんだん周りの人と考えがずれていくのは決して悪いことではない。
・日本の社会は
途中でやめることを想定していない
やめたら受け皿がないから
・マレーシアのクレームの書き方
まず感謝を伝える
怒っている事は伝えない。事実だけを伝える
・日本は完全を目指す、
不信が存在しているので、
そこを拭うコストが非常にかかる。
スピードや意思決定が遅い。
マレーシアはラフで早い。
用件だけで、絵文字入りのチャットも多い。
・子育てをしていても子どもの良さを見つけようとする先生が多い。
「〇〇に才能があるわ、この子」と
よく聞かれるのは、そのため。
・ヒンドゥ、イスラムなど多宗教であるマレーシア。
だから「あなたはどうしたい?」が聞かれ、
それに答えると「わかったわ」と文化尊重される国
・日本は自分で判断するという経験が少ない
だから、他人の顔色を伺い、
それが違うと人を責める
・多言語で育つと、見える世界が増えていく
・学校行事(遠足など)ですら、参加するかしないかの選択を迫られる。
個人で選ぶことができる。
家族の予定を優先するのも
マレーシアでは当然と言う感じ。