野本響子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マレーシア在住の筆者が日本との違いを述べている。
特に教育についての違いは歴然。
価値観が変わると思うので一読をおすすめする。
マレーシアでは子供を留学させるのは当たり前。頻繁に転校する。
いやであれば、向いていないのであればすぐにやめる。
子供の間にチャレンジして子供にいろいろやらせる。
行事への参加、遠足や修学旅行の参加はすべて自由で子供に決めさせる。
子ども自身が決断する練習ができる環境。
クラブ活動も1つだけではなくいろいろ経験させる。
日本人は辞める練習ができていないから辞め方がわからない。
日本の学校は我慢の練習をするところ
いろんなことに寛容で怒らない
正解がたくさんある世界 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
非常に面白かったです。
内容を直球で表すと「マレーシアで子育てしてみました」のほうがしっくりくるのですが、それだと売れないからこのタイトルになりましたかね。
(決して内容とタイトルに齟齬があるわけではありません)
自分もマレーシアだったら、もうちょっと行きやすかったのかな~。
もっとも、マレーシアに限ったことではないのかもしれないけれど、寛容な社会では自分も寛容でないといけないので、自分が寛容になれるのか。
はたまた、環境がそうであれば自分もなれるのか・・・。
あと、どうやっても、英語ができたほうが世界は広がるんだろうなと。
自分も英語ができれば海 -
購入済み
指摘した点はいいと思う
日本人はやめることを苦手としている、というのは筆者のいうとおりだと思う。私も嫌な仕事をすっぱりやめたことで本当に自分にとって大切なものは何か、それを実現するにはどうすればいいか考えるきっかけになった。もっとこの本が広がればいいと思う。
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Posted by ブクログ
「差別はいけません。人は皆、○○○人間なのだから」この○○○に、ひらがな3文字を入れるとしたら、どんな言葉を想像しますか?
と、日本の学校の先生方に尋ねると、経験年数の違いに関わらず、8割以上が「おなじ」と答える。
「ちがう」という言葉を入れることも可能ですよね。というと、驚きのどよめきとともに頷かれることも多い。
日本の学校では、「みんな違ってみんないい」などという言葉は、あっという間に受け入れられ、広がるけれども、実際の教員としての言動と結びついているかどうかというと、そうでもないというのが現状なのではないか。
この本は、海外の様々な学校教育の選択肢を紹介しているけれど、「わかっちゃいるけ -
Posted by ブクログ
やめる習慣がたりてないという本のタイトル、まさに私のことかとドキッとし、読んでみた。
子ども時代から、なんか違うなと思いつつ学校に行き、言われた通りに塾にいき、親の言う通りに受験し、合わない中高に進んだが、自分の意思でやめることはなかった。
苦しくても何か(部活、学校等)を続けることが美徳だと思っていた。
そしていま会社員として、やめたくても中々やめられない状況になっている自分。
マレーシア在住の著者は、マレーシアではちょっと嫌だったり合ってなかったら学校でも仕事でもやめるのが当たり前なんだという。
対して日本では、まず社会が、途中でやめることを想定してできてないという。私もそう思う。
日本で -
Posted by ブクログ
Voicyで聴いている、文筆家、編集家のもきょうさんこと、野本響子さんの本。タイトルの話をツイートしたら、数万回もリツイートされて話題になった。
現在もマレーシアに移住しつつ、Voicy、note等で活躍されている。
タイトル通り、日本人はやめる練習が足りてないと思う。というか、やめない練習をずっとしてきたせいで我慢することが当たり前になっている。
だから自分の我慢の限界がわからずに壊れてしまう人が多いのではないか。
マレーシアのすべてがいいとは思わないし、日本の教育の全てが遅れているとまでは思わないけど、合わなかったら別の選択肢もあるんだよと思ってほしい。
マレーシアまで行くことはなくても、 -
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Posted by ブクログ
今の時代、情報のつめこみはいらない。
情報の意味を理解したり、重要なものを見分けたり、情報を使って世の中を幅広く捉える能力が必要。
4つのC コミュニケーション、コラボレーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキング
学び直しは必要、新しいことにチャレンジしていこう。
自分の意見を伝える練習、バイアスも意識していこう。
子どもがハッピーであるかを大切に、プレッシャーを与えず、子どもにあった選択肢を提供できるように、子どもの観察力を鍛えよう
自分の強みを早くから理解できる子どもになれるように、没頭できるような環境づくりをしよう
保育園の先生の話など、第三者の子どもの観察意見も参考にし -
Posted by ブクログ
東京でOLをしていた著者が、ひょんなことから息子と共にマレーシアに移住したというお話。
もともと、仕事の関係で外国人の友人が多く、中でもマレーシアに住む一家ととても仲が良かったらしい。
息子さんが不登校になったのをきっかけに、マレーシアに移住したという行動力は凄い。
マレーシアでは、学校でも仕事でも人間関係でも、「嫌だ」と思ったらすぐにやめてしまうそう。
だから、マレーシア人には、日本人が過労死やイジメで自殺してしまう理由が分からないそう。
そんなに嫌なら辞めてしまえばいいのに?と言う。
マレーシアに限らず、日本以外の国は、とにかく色んなことが適当で緩い。
生きやすい反面、もちろん日本と違っ -
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