新井文彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
某「ほぼ日」HPで楽しみにみている「きのこ」の話。
主に北海道阿寒湖周辺の森の、きのこや粘菌たちの写真がたくさん載っていて、見ていてたのしい一冊でした。
トレッキングとかしていると、絶景とか、高い空とか、遠い海とかで、わあーっとなる一方、倒木の陰とかでちっさい白い傘をみつけると、おおって足が止まるよね。なんなんでしょう、あのテンションの上がる感じ。たしかに「1UP!」するよね。
素敵なきのこ写真をとる方法も伝授してくださってますが、唯一無二の写真をとる極意は、きのこと森と、向き合う心の姿勢にあるのかもしれないなと、妖精みたいな写真のきのこたちを見ていて思いました。
小さなきのこの傘から、目には -
購入済み
毒があるからこそ
実物を見たことはありませんが、写真の中の毒キノコたちが美しく愛おしく感じました。派手なのは毒キノコ地味なのは食べられるキノコと聞いていたのですが、地味でもきっちり毒を持っているのもいました。やっぱり、毒は素人が手を出してはいけないものですね。
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Posted by ブクログ
本書のように「粘菌」についての子ども向けの写真絵本があるということに驚く。この本を手に取る子どもって,どんな興味関心からだろうか。気になる。
きのこのような子実体をつくる粘菌。もう30年ほど前にNHK特集かなんかで,食糧危機になったアメーバーたちが寄せ集まって子実体を作り,胞子をまき散らす映像を見て,びっくり仰天したことを思い出す。あれ以来,粘菌というものの不思議さが,頭のどっかにこびりついたままだった。ただ,あまりにも専門的すぎて,調べようとさえもしなかったが…(今の様に,ネットがあれば,またちがったんだろうけれどもね)。それだけに,粘菌のキレイな写真を見れる本書は,なかなか貴重だ。 -
Posted by ブクログ
驚きますよ。
この不思議な生き物の魅力に。
ぜ〜んぜん知らなかった世界です。
粘菌ってきのことも菌類ともちょっと違う。
ネンキンって発音してみることもなかった。
動き回って微生物を捕食するアメーバ動物的状態から、
きのこのように子実体を形成し、
胞子で繁殖するっていう
動物でも植物でも菌類でもない不思議な生き物。
明治時代の知の巨人・南方熊楠がその生涯を通じて研究したのが隠花植物で
中でも粘菌だったんだそうです。
何種類か紹介されてるんですが、
その粘菌の名前が「マメホコリ」「ムラサキホコリ」「クダホコリ」「ツノホコリ」とか
いうんですよ。なんだよホコリって〜、ってほっこりしちゃう。
キレ -
Posted by ブクログ
世の中にはたくさんの毒きのこがあります。きのこ図鑑と言ってもいいほどに、毒きのこの写真とその特徴がかかれています。
基本、1つのきのこ1ページで構成されていますが、見た目が美しかったり、特色のあるきのこは2ページ見開きでかかれていることも。
これまでたくさんの毒きのこがあったとは。驚きです。
また、幻覚作用のあるきのこも結構あるものですね。
いろいろありすぎて、どれが毒きのこでどれが毒のないきのこなのか見分ける自信が全くありません。素人はきのこ狩りはしちゃダメなんだなとあらためて感じました。
それにしても、ベニテングダケって見た目すっごくかわいい。
で、この本をうちの次女み -