落合恵子のレビュー一覧

  • 恋人たち LOVERS

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    いろんな恋愛のかたちがある。
    共感するところがたくさんあった。
    その中でも、一番おもしろかったのは「喫茶店の哲学者」。
    私も最近、いくらか自分のことがわかってきた気がする。
    自分の幸せのかたちを考える今日この頃である。

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    2011年01月03日
  • わたしたち

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    ネタバレ

    なんだろ。子供の頃の話とか断片的に引き込まれるものはなったけど、断続的というか全体感としてはスッキリこなかったかも

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    2025年11月16日
  • 決定版 母に歌う子守唄 介護、そして見送ったあとに

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    お母さんの介護日誌。でもお母さんのことを愛おしむ姿が微笑ましくて。

    お母さんもなかなか可愛い感じの方だなぁと思っていたけど実際介護の身になったら時間にも追われそうでなかなかつらいだろうな。

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    2023年05月29日
  • わたしたち

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    ネタバレ

    13歳、希美学園で出会った4人の少女たち(おとなしいけどちゃんと意志を持ってる佐智子、あいのこ(もはや死語だね)で美人で歌に上手い美由紀、小柄で勝ち気な晶子、シングルマザーに育てられ後に放送局に勤める容子)の半世紀に渡る物語。
    どうしても、容子と著者を重ねてしまう。
    容子みたいに落合さんにも事実婚のパートナーがいたらいいななどと余計なことまで思ってしまった。
    著者もまた常にマイノリティの味方で闘う女性だ。
    先日、ラジオで元気なお声を聴いて安心した。

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    2022年08月16日
  • 泣きかたをわすれていた

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    子どもが小さかった頃、お世話になったクレヨンハウス。
    最近またご縁が出来て、本を購入するようになった。
    懐かしくて、若い頃夢中になって読んだ落合さんの本を
    再び手に取ってみた。
    この本は落合さんにとっても21年振りの小説らしい。
    あの頃はわからなかったことが、20年以上たってようやくわかるようになってきた気がする。
    ずっと子どもの頃から落合さんが社会に対して感じていた疑問や違和感は、
    令和の世の中になっても、ちっとも解消していないんだろうなぁ。
    体験者にしか書けないであろう認知症介護のリアルな姿や、人生の終い方について・・・
    やっぱり私にとって落合さんの本は、いつも人生の先を行く素敵なお手本だ

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    2021年04月21日
  • おとなの始末

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    読む前の自分にアドバイスするとしたら、まあ読んでもいいし、読まなくてもいいかもと答えると思う、そんな一冊でした。
    疲れが取れず、寝ても寝ても眠くて、花粉症のせいかと思っていたけれど、この本を読み、あれ?加齢か?加齢のせいなのか?と気づけたのがよかったこと。
    老化してるんだ、自分。できないことが増えて、オカシイと感じていたあれこれは老化だとは。
    モーツァルトの言葉に出会えたのもよかった。人生の最良の友である死と親しむ。
    自分だけじゃなかったのだと安心できた。

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    2021年03月01日
  • 泣きかたをわすれていた

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    ネタバレ

    小学校高学年から落合さんのエッセイが好きだった。彼女が介護の後、お母様を見送ってからの初めての小説。期待したけど、ちょっもあまりにも私小説過ぎて、生々しくて、引いた。「次」を書く気力精力はなかなか出てこないのかな。

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    2018年09月24日
  • おとなの始末

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    毎月届くクレヨンハウス通信の「クレヨンハウス日記」を楽しみにしているので、落合さんの著作を初めて読んでみた。

    70歳を迎え、人生の終焉を見据えて自分の人生にどう決着をつけてゆくか、大きく5項目に分けて語られている。
    ・仕事の始末
    ・人間関係の始末
    ・暮らしの始末
    ・社会の始末
    ・わたしの始末

    他人に寄りかからずともStand Aloneのスタンスで生きていけるよう、持ちすぎず抱え込みすぎない工夫、意識をする。

    「思想も姿勢も、自分で立っていないと他人ともつながれない。」
    反原発の意見をはっきりと掲げている方でいながら
    始末は永遠のテーマであり、完結出来ないまま人生を終えるであろうという諦

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    2018年03月21日
  • 崖っぷちに立つあなたへ

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    落合恵子の自伝小説。
    若い人の恋の情熱ってすごいな、とつくづく思った。
    若い人というのは落合恵子の母なのだが。 20代でかなり年上の妻子持ちの男と恋愛をし、妊娠して、一人で産み育てることを決意する。1945年の日本は、今よりもずっと婚外子に厳しく、産んだ女はもとより、親を選んで産まれた訳ではない子どもでもひどい差別を受けるのは当然という時代だった。それをわかっていながら産んだのは、相手の男を本当に愛していたからだと、娘に話す。経済的に困窮し、精神を病みながらも、男を恨んだり、憎んだりはしない。(したかもしれないが、誰にも言わなかった。)
    その男が素晴らしい男だったから、というより、激しい恋

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    2018年02月25日
  • おとなの始末

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    週刊誌のコラム(日記風)コラムなどを読むと、ちょっとニヒリスティクでもの哀しげな心象風景が垣間見えるが、70年の彼女の人生の一端を見させてもらって、その根底にある心根に共感し感心できる部分が結構ある。
    自然体だけど反骨、優しいけど反権力、弱かったりだらしなくてももう一歩歩き出そうとするその生き方が好きだ。

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    2016年01月29日
  • 自分を抱きしめてあげたい日に

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    講演後に貰った裏表紙へのサインには「自分を生きる」の言葉。。そして著者が出会った絵本や詩集からの引用。日々の歩みを一歩一歩すすめていく時の、ヒントとなるエッセイが満載だ。

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    2013年05月23日
  • 自分を抱きしめてあげたい日に

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    わりと元気なほうだと思われている。
    元気でない時のわたしは、誰にも見せたくないと意地をはっている。

    それでもたまには、ひどく落ち込むことがある。
    原因が思い当たるときもあれば、なぜだかそうなってしまうこともある。

    (中略)
    そんなとき、あなたならどうするだろう?
    それがいいことかどうかわからないが、わたしは放っておく。

    無理して気分転換をしようとはしない。
    気分転換に束の間成功しても、すぐに元に戻るであろうことは容易に想像できるからだ。

    女友だちに話す場合もまれにはあるが、ほとんどの場合は話さない。相手に負担をかけるようで、そのことに今度は疲れてしまうからだ。

    落ち込むなら、とことん

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    2012年10月31日
  • あなたの庭では遊ばない

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    自伝的小説。ジェンダー寄りなのであまり抵抗なく読めた気が。
    自然体で生きてない感じはつらかった。
    女一人で生きていくってここまで身構えないといけないんだろうか。

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    2011年06月25日
  • 恋人たち LOVERS

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    30になるころには彼女たちの「感・勘」を持ち合わせていたいと思う。相手の本質はいつも見過ごしちゃうくらい一瞬で、でもその一表情が、一言葉がその人の世界への対峙の仕方をなにより表している。その象徴的な言動をみなかったことにしないで、自分のカンを信じて決断し進んでいく強さを、持ちたい。

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    2009年10月04日
  • あなたかもしれない

    購入済み

    がっかり

    最初の一話を読んでがっかりしました。これは何?って感じでした。短編小説の中の一話としてもありえない(°_°)落合さんの作品ならばと思って期待して購入しただけに残念。

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    2021年06月03日