落合恵子のレビュー一覧
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子どもが小さかった頃、お世話になったクレヨンハウス。
最近またご縁が出来て、本を購入するようになった。
懐かしくて、若い頃夢中になって読んだ落合さんの本を
再び手に取ってみた。
この本は落合さんにとっても21年振りの小説らしい。
あの頃はわからなかったことが、20年以上たってようやくわかるようになっ...続きを読むPosted by ブクログ -
小学校高学年から落合さんのエッセイが好きだった。彼女が介護の後、お母様を見送ってからの初めての小説。期待したけど、ちょっもあまりにも私小説過ぎて、生々しくて、引いた。「次」を書く気力精力はなかなか出てこないのかな。Posted by ブクログ
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落合恵子の自伝小説。
若い人の恋の情熱ってすごいな、とつくづく思った。
若い人というのは落合恵子の母なのだが。 20代でかなり年上の妻子持ちの男と恋愛をし、妊娠して、一人で産み育てることを決意する。1945年の日本は、今よりもずっと婚外子に厳しく、産んだ女はもとより、親を選んで産まれた訳ではない...続きを読むPosted by ブクログ -
講演後に貰った裏表紙へのサインには「自分を生きる」の言葉。。そして著者が出会った絵本や詩集からの引用。日々の歩みを一歩一歩すすめていく時の、ヒントとなるエッセイが満載だ。Posted by ブクログ
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わりと元気なほうだと思われている。
元気でない時のわたしは、誰にも見せたくないと意地をはっている。
それでもたまには、ひどく落ち込むことがある。
原因が思い当たるときもあれば、なぜだかそうなってしまうこともある。
(中略)
そんなとき、あなたならどうするだろう?
それがいいことかどうかわからない...続きを読むPosted by ブクログ -
自伝的小説。ジェンダー寄りなのであまり抵抗なく読めた気が。
自然体で生きてない感じはつらかった。
女一人で生きていくってここまで身構えないといけないんだろうか。Posted by ブクログ -
30になるころには彼女たちの「感・勘」を持ち合わせていたいと思う。相手の本質はいつも見過ごしちゃうくらい一瞬で、でもその一表情が、一言葉がその人の世界への対峙の仕方をなにより表している。その象徴的な言動をみなかったことにしないで、自分のカンを信じて決断し進んでいく強さを、持ちたい。Posted by ブクログ