無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
わたしたちはいま、昨日までとは違う生き方を、そして、その思想と姿勢を必死で模索し続けている。そんななか、七年間の自宅介護のすえ母を看取った著者が、自らの喪失感を埋めてくれたさまざまな絵本や詩集、小説、そして、勇気ある人々の姿や行動に託して、再生のメッセージをおくる――。現代日本を代表する行動する作家が、この非情な時代と社会を超える、希望への道筋を照らし出す。「孤独」の時を大切にすることで「孤立」を超えるという、新しい生き方のヒント。【目次】前書き/第一章 「平凡」であることは不安か/第二章 「平凡」の中の「非凡」/第三章 ことばを抱く日、抱かれる日/第四章 「あや」と「ベロ出しチョンマ」と「市民」であること/第五章 記憶というシェルター/第六章 OTHER VOICES―今までとは違う価値観へ/後書き
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年03月07日
元気なほうのわたし、
いつものわたしこそ、
無理をして作っている、
わたしなのかもしれない。
水底に落ちたわたしも、
そこから浮上するわたしも、
元気なわたしも、すべてわたしだ、
と最近は考えるようにしている。
(落合恵子/作家
『自分を抱きしめてあげたい日に』より)
* * *
いつも元気...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月31日
落合恵子さんは様々な視点から、意図せずに社会の中心からはず
れ、周辺から声なき声を上げいる人々を支援し続けているのだと
思う。勝ち組、強者、自己責任などが声高に叫ばれていた時代に
も、常にマイノリティーを声を代弁してきた。
本書の全体に多くの分野で声を上げてきた方たちの生き方、考え
方を伝えていま...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月31日
わりと元気なほうだと思われている。
元気でない時のわたしは、誰にも見せたくないと意地をはっている。
それでもたまには、ひどく落ち込むことがある。
原因が思い当たるときもあれば、なぜだかそうなってしまうこともある。
(中略)
そんなとき、あなたならどうするだろう?
それがいいことかどうかわからない...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。