ロバート・クレイスのレビュー一覧

  • 容疑者
    プロローグからやや涙目…
    軍用犬と警察官の傷を負った者同士の
    出会いと第一歩
    犬を相棒にした作品はD・クーンツの何作かと「約束の森」と言う作品くらいだったけれど…これはど直球過ぎて、細かなケチをつける隙もなくのめり込みました。

    この人の作品、シリーズモノ含め復刊して欲しい。
  • 容疑者
    犬好きな方。是非読んで下さい。泣けます。
    作者が、特に犬が主人公の小説専門でないというのは驚きだが、絶対絶対この人、犬好きだよね、だってそうでなければリーランド主任のあの台詞は書けないよ! って思います。
  • 指名手配
    警察犬マギーのシリーズではありません。
    「指名手配」は探偵コール&パイクシリーズ17作目で、「サンセット大通りの疑惑」以来19年ぶりの邦訳(訳者あとがきより)です。
    ロバート・クレイスのWikiにある作品リストだとわかりにくいですね。

    マギーが登場する「容疑者」は当初単発作品のつもりだったのではな...続きを読む
  • 約束
    「容疑者」の続編で警察犬マギーのシリーズだと思って読み始めたら、コール&パイクというキャラ強めのコンビがメインの展開に。もっとマギー登場しないの?と思っているうちに、いつの間にかコール&パイクの虜になっていました。この2人のシリーズの方が本家なので1粒で2度おいしい作品です。
  • 容疑者
    犬が登場するミステリーはディーン・クーンツや稲見一良が有名ですが、ロバート・クレイスが描く犬は「犬」というより「相棒」と言う方がぴったりくる。マギーの体温や息づかいが感じられる描写は犬好きにはたまらない作品です。
  • 容疑者
    互いに大事な存在を喪った警察犬と警官の出会い。
    警察犬マギーの感覚が伝わる表現で、胸が熱くなる物語です。

    アフガニスタンの海兵隊で、爆発物探知犬だったマギー。
    ハンドラー(指導手)のピートが撃たれ、かばって被弾したマギーはアメリカに戻っています。
    大きな音に怯えるため、警察犬としては無理だろうと思...続きを読む
  • 約束
    スコットとマギーの第二弾。

    と思いきや、エルヴィス・コールもジョー・パイクも出ていた。
    失踪した女性を探すために女性の知り合いを訪ねたコールは、
    逃亡中の犯人を追ってきたスコットとマギーに出会う。

    女性はジャーナリストだった息子を自爆テロで失い、
    復讐しようと爆薬を作っていた。
    スコットは犯人の...続きを読む
  • 約束
    続編が出ているのについ最近気づき、そちらを買う前に本作を再読。読後感がよい、救いがある。さり気なく漂うユーモアにホッとさせられる。犬もいい。
  • 容疑者
    出だしはなかなか話が進まず、読みすすめるべきか、迷う。
    相棒犬との絆も深まり傷も癒えてきて、事件が起こる。
    そして、後半は警察の内部犯行となって手に汗握る展開となる。
  • 危険な男
    顔見知りの銀行員イザベルが銀行から出て来たばかりの所を二人の男に襲われた。助けたのは私立探偵ジョー・パイク。逮捕された男は保釈され、すぐに殺された。そしてイザベル行方不明。彼女はなぜ狙われるのか?

    初めて読むコール&パイクシリーズ、面白かった。

    アクションが長すぎず、謎解きとの配合が絶妙にほどよ...続きを読む
  • 危険な男
    銀行員イザベルが拉致現場に居合わせたジョー・パイク。彼女を助け守ろうとするけれどスムーズにはいかない。ここから展開されていくのだけれどとにかく面白い。パイクとコールの探偵コンビのやりとり、事件の奥に隠された本当のこと。パイクやコールの優しさや強さが作品全体に流れていてイザベルへの救いになっていたり、...続きを読む
  • 危険な男
     今年の初めに読んだのが『天使の護衛』。ご存じエルヴィス・コールの相棒ジョー・パイクを主人公に据えたシリーズ第一作品である。その後三作ほど置いてのシリーズ新作が本書、十年以上ぶりの邦訳となるが、素直にこうした機会が得られたことは喜ぶべきだろう。
     ともかく、へらず口を得意とする探偵を書いている作家が...続きを読む
  • 容疑者
    人は喪失の体験からいかに再生するのか。
    動物にも同じ感覚があるのか。
    初対面ながらも試行錯誤して、たどりつく、ロス市警スコットと相棒の雌のシェパード、マギーの成長の物語。
  • 約束
    ロス市警スコットと相棒の雌のシェパード、マギーの物語。どちらもパートナーを亡くす深い喪失から再生をかけて立ち上がろうとする、1人と1頭の物語。
  • 容疑者
    犬好きは熱くなる。犬好きじゃなくても熱くなる小説。

    アフガニスタンで戦闘に巻き込まれ、相棒の兵士・ピートを喪い、自らも銃撃を受けた軍用犬のマギー。パトロール中に銃撃事件に遭遇し、マギーと同じように相棒のステファニーを喪い、自らも重傷を負った刑事のスコット。
    心身共に大きな傷を負った一人と一匹の絆と...続きを読む
  • 指名手配
    コールとパイクは勿論のこと、逃亡中の少年タイソン、その母親のデヴォン、皆んなキャラが立っていて、次のページになって仕方がなくなる。間違いなく面白い!
  • 容疑者
    ちょっとズルをして解説から読んだ。どんな犬なの? 興味津々だった。
    北上次郎さんは

    これは、心に傷う撃った人間と犬の物語だ。ミステリー・ファンはもちろんだが、犬好き読者にも是非おすすめしたい、もう、たまらんぞ。
    肉声を聞くような 笑

    犬も猫も好き。猫語は少し分かる気がする。犬はいなくなっ...続きを読む
  • 容疑者
    初っ端から涙が止められなくて、というか、しゃくり上げるほどの号泣で目が腫れてツラかった!!

    でもわんこ好きな人には超絶オススメです!!

    読んだ後にはウチのわんこをぎゅーってしたくなるし、いつも思っている以上にウチの子への愛が爆発します。

    しかも、ちゃんと人間のドラマもあり。。

    なんで今までノ...続きを読む
  • 約束
    スコット&マギーの続編でも有り、探偵コールの物語でもありました。

    どちらもキャラクターとして人間味に溢れて魅力的。惹き込まれました。

    マギーの仲間を守る忠犬振りと、それに応えるスコットには涙を誘います。それに探偵コールのエミリーの悲しい過去に動かされる任侠も、なかなか心を打たれ、読んでいて感動し...続きを読む
  • 指名手配
    「容疑者」「約束」に続く第3弾だというので、シェパードのマギーが出て来るのだと思ったら、無関係だった。

    探偵エルヴィス・コールは、デヴォン・コナーから、高校生の息子タイソンが高価な物や多額の現金を持っていて怪しいから調べてくれと依頼される。タイソンの持っていたロレックスの番号から盗品だと分かる。し...続きを読む