ロバート・クレイスのレビュー一覧

  • 容疑者
    犬好きは熱くなる。犬好きじゃなくても熱くなる小説。

    アフガニスタンで戦闘に巻き込まれ、相棒の兵士・ピートを喪い、自らも銃撃を受けた軍用犬のマギー。パトロール中に銃撃事件に遭遇し、マギーと同じように相棒のステファニーを喪い、自らも重傷を負った刑事のスコット。
    心身共に大きな傷を負った一人と一匹の絆と...続きを読む
  • 指名手配
    コールとパイクは勿論のこと、逃亡中の少年タイソン、その母親のデヴォン、皆んなキャラが立っていて、次のページになって仕方がなくなる。間違いなく面白い!
  • 容疑者
    ちょっとズルをして解説から読んだ。どんな犬なの? 興味津々だった。
    北上次郎さんは

    これは、心に傷う撃った人間と犬の物語だ。ミステリー・ファンはもちろんだが、犬好き読者にも是非おすすめしたい、もう、たまらんぞ。
    肉声を聞くような 笑

    犬も猫も好き。猫語は少し分かる気がする。犬はいなくなっ...続きを読む
  • 容疑者
    初っ端から涙が止められなくて、というか、しゃくり上げるほどの号泣で目が腫れてツラかった!!

    でもわんこ好きな人には超絶オススメです!!

    読んだ後にはウチのわんこをぎゅーってしたくなるし、いつも思っている以上にウチの子への愛が爆発します。

    しかも、ちゃんと人間のドラマもあり。。

    なんで今までノ...続きを読む
  • 約束
    スコット&マギーの続編でも有り、探偵コールの物語でもありました。

    どちらもキャラクターとして人間味に溢れて魅力的。惹き込まれました。

    マギーの仲間を守る忠犬振りと、それに応えるスコットには涙を誘います。それに探偵コールのエミリーの悲しい過去に動かされる任侠も、なかなか心を打たれ、読んでいて感動し...続きを読む
  • 指名手配
    「容疑者」「約束」に続く第3弾だというので、シェパードのマギーが出て来るのだと思ったら、無関係だった。

    探偵エルヴィス・コールは、デヴォン・コナーから、高校生の息子タイソンが高価な物や多額の現金を持っていて怪しいから調べてくれと依頼される。タイソンの持っていたロレックスの番号から盗品だと分かる。し...続きを読む
  • 指名手配
     この作家は女性の描き方がうまい。訳者もあとがきでそう言っている。そう。実に巧いのだ。主要登場人物のみならず、ワンシーンのみ登場するだけの脇役に至るまで、こと女性に関しては個性が際立っている。作者はよほど女性から痛い目に遭っているのかもしれない。あるいはとても優しくて女性にもてる作者の人間観察力がそ...続きを読む
  • 約束
     最近、ぼくの最もお気に入りのハードボイルド・シリーズがこれだ。

     前作『容疑者』は作家を復活させるほどの人気を得たらしい。ぼく自身を含め相当の新しい読者を獲得したに違いない。スコット&愛犬マギーというハンドラーと警察犬コンビがたまらない。共に、相棒を銃火で失い、心と体に深い傷を負った同士の、復活...続きを読む
  • 約束
    以前は同じ著者の作品を立て続けに読むということをよくしていましたが、最近はいろんな著者の作品を満遍なく読むようにしようと、同じ月に同じ著者の本はできるだけ読まないようにしています。しかし今月初めに読んだ『容疑者』がめちゃめちゃよくて、続編があると知ったら読まずにはいられず。それがこの『約束』。

    ...続きを読む
  • 容疑者
    字ぃちっちゃいのよ、創元推理文庫。同程度の厚さでも、講談社文庫と比べたら文字数は倍くらいちゃうか。というのは言い過ぎか。老眼が来るとついつい創元推理に及び腰になってしまいます。この文字の小ささで400頁超やけど、読むのに何日かかるやろと思ったら。こんなん反則、プロローグから涙がこぼれる。

    パトロー...続きを読む
  • 容疑者
    主人公はロサンゼルス市警の巡査。9カ月前に相棒を亡くしその事件で自身も重傷を負う。同じく相棒を撃たれて亡くした警察犬と組むことになり、共に事件の真相を追う話。トラウマを抱えた人間と犬との信頼関係を築いていく様子がとてもすばらしい。巡査の視点と警察犬の視点とで描かれていてわかりやすくてよく伝わってくる...続きを読む
  • 容疑者
    銃撃され仲間を失った警察官が、同じくとらうまを抱えた警察犬と犯罪捜査をする、鉄壁のシチュエーション!
  • 容疑者
    動物との交流物は難しいと思う。動物自身の心理描写を書くと嘘くさいし、書かないと感情移入がしずらいと思うからだ。本書は心理描写が入っているが、わざとらしさがなく、読みやすいと思った。
    ミステリーとしてはオーソドックスだが、無理がない作りで納得感があった。
  • 容疑者
    傷ついた元海兵隊のK9と、やはり傷ついたLAPDの警察官。その二人が一緒に活躍する物語。

    ・・・とか言うと、なにかお涙頂戴的な感じなのかと思うかもしれませんが、そうでもありません。確かに、傷ついた者同士、心通じ合わせていると言う事もあるのかもしれませんが、お涙頂戴の話ではありません。むしろ、犬と人...続きを読む
  • 容疑者
    事件が起きたところの描写、車に詳しくないのでイメージしづらくて何度も読み返してしまいました。
    あと、最後、活躍した女性刑事がどうなったかについて触れてほしかったな。

    まー、犬が出てきて活躍する時点で、私としては☆一つは+されててしまうので。

    マギーが出てくる続編は、すぐに入手して読む予定。
  • 容疑者
    お互いに相棒を失った警察官と軍用犬のストーリー。
    軍用犬の場合はアフガニスタンなのでどうしようもないが、警察官の方には犯人がいる。
    軍用犬のパートもあり犬の心理を描いてるのが面白い。訓練してリハビリしていく様はなかなか感動モノである。協力し合い犯人を追い詰めていくのがスリルがある。まだ続編があるよう...続きを読む
  • 指名手配
    私立探偵コール、パイクシリーズ。警察よりも先に息子タイソンを見つけて欲しいとの依頼。窃盗を繰り返しているタイソンら3人とそれを追うコールたち。そしてそのタイソンたちを探すでかい男とばかでかい男の2人組。この2人の悪党がなかなか冷酷でいい味を出している。それとタイソンの母親や仲間のアンバーと女性の存在...続きを読む
  • 容疑者
     犬が登場する小説は多分にあれど、犬の心を描く小説というのはそう多くはない。西村寿行や稲見一良、日本のシートンと言われた戸川幸夫の名作『牙王物語』などなど。アメリカ探偵小説では、ロバート・B・パーカーやアンドリュー・ヴァクスのどちらも家から一歩も出ない巨犬がいるが、犬の心は描写されない。

     心や感...続きを読む
  • 容疑者
    この作家はよく知らなかったが、デビュー30年の手練れらしく、互いに手負いの過去を追う人間と犬の繋がりが深まる様子を実にうまく描く。

    足元の事件を追っていたら警察内部の腐敗にぶつかったというのは割とありふれた設定だが、過去の事件とも絡め、緊迫感を高める手法はさすが。
    結末のカタルシスも十分。
  • 約束
    「容疑者」の続編。

    同じ作者の過去のシリーズの主人公も登場し、ダブル主演のような贅沢な設定。

    それぞれの人物(や犬)の魅力を味わいつつ、本筋のストーリーも楽しめるという、一口で何回も美味しいお得感がある。