高橋慶のレビュー一覧

  • 輪るピングドラム3 【小説版】

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    アニメが大大大好きで小説版読んだら、アニメでは描かれなかった視点での心理描写がたっっくさんあって!うわーー!うわーー!!!!ってなりながら読みました。小説版読んでよかったー!

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    2025年10月16日
  • 輪るピングドラム2 【小説版】

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    醜いものを叩こうが美しくはならないし、美しいものは叩けば醜くなる。美は正義だ。でも、美しくあるべき!と生きるのは最高に醜いしダサいので人間はそれをやめろ。

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    2024年03月25日
  • 輪るピングドラム3 【小説版】

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    地下鉄サリン事件を彷彿とさせる事件から16年後。その時に生まれた子どもが高校生になっている2011年に書かれた物語。勝手に運命を背負ってしまう子どもたち。たぶんアニメ化前提で描かれているので、絵になる情景が多い(アニメは未見)。読みながら、子どもに責任を感じさせるなと、年寄り目線になってしまうけど、アニメで見ていたら違った感想だったかも。上中下の3冊組で、最後の巻だけ表紙の色合いが違うのが暗い結末を予想させるのだけれど、この結末をどう取るかは考え方次第のような気がする。

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    2023年12月03日
  • 輪るピングドラム3 【小説版】

    購入済み

    運命を乗り換える第3巻

    切ない終わり方だけど好きです。
    登場人物みんな個性と魅力を兼ね備えていて、このキャラたちの今後が見れないと思うと寂しく感じます。

    色々あった後に訪れた日常の風景は見ているだけで暖かな気持ちになります。
    どうか誰もが幸せになってほしいと心から願います。

    とても楽しく読ませてもらいました。
    読み終えたあとタイトルの意味も何となくわかるのではないかと思います。

    近々劇場版も観てみようと思います。
    テレビ版や劇場版を観た方はこちらもおすすめします。

    #泣ける #感動する #切ない

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    2022年12月16日
  • 輪るピングドラム2 【小説版】

    購入済み

    それぞれの過去が語られる第2巻

    1巻目では高倉家と苹果の過去が中心に語られていましたが、2巻目ではそれ加え多蕗、ゆり、真砂子といった脇を固めるキャラたちの過去にも焦点が当たります。

    今回はキャラの豹変ぶりに目を奪われました。
    苹果と同様にそうせざるを得ない事情が存在するため、どのキャラも魅力的に映りました。

    高倉家の抱える問題は本人たちではどうしようもなく、やるせない気持ちになりました。
    高倉家の子供たち3人もまた被害者なのだと感じ、胸が痛みます。

    そんな昌馬たちを大切に想い、運命すら変えてみせるという決意を抱ける苹果は本当に素敵な人だと思います。

    どんな状況でも陽毬を一番に考え、大切に想う冠葉か

    #泣ける #ドキドキハラハラ #切ない

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    2022年11月21日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

    購入済み

    謎が渦巻く第1巻

    テレビ版が大好きで劇場版も公開されたので小説版も読んでみようと思いました。

    この巻では苹果の存在感が半端ないです。
    あらゆる手段、解釈を用いて「運命」を実現させようとする執念が不気味で恐いけど、それをするだけの理由があることで、ただのやばい人ではない魅力を感じます。

    高倉家も何かあるんだなと思わせる描写で第1巻目は幕を閉じます。

    映像では汲み取りきれない心理描写を活字で把握できるのは小説版の良いところだと思います。

    幻想的な空間や雰囲気はアニメを観ていると想像しやすいかと思います。
    時系列や場面が結構飛ぶので、そこもアニメを観ているとすんなり入り込めると思います。

    #切ない #ドキドキハラハラ #深い

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    2022年10月26日
  • 輪るピングドラム2 【小説版】

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    上巻では陽毬が印象的に描かれていましたが、この中巻は苹果のための巻でした。
    アニメ版のオープニングのモノローグとは違うタイミングで運命についての想いが語られたところ、すごく良かったです。

    またこの巻では、アニメ版ではセリフから判断するしかなかった登場人物達の気持ちや心象風景がたくさん語られています。

    アニメでは多蕗がなぜあそこまで至ってしまったのか、個人的にイマイチ分からなくて、ある日いきなりそうなった…みたいな違和感があったのですが、この小説版でははっきりと解る形で描かれていました。
    他にも同じように輪るピングドラムを補完出来たものがいくつかありました。


    文体がとても優しくて心地よ

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    2022年06月05日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    劇場版鑑賞の前におさらいしておきたいと思い、積読だったこの小説版を今読んでいます。

    この上巻ではアニメ版と比べてストーリーの変更などありませんでしたが、冠葉や晶馬が家にいない時の陽毬が、どんなふうに時間を過ごしているのか、それがすごく良かったです。
    この上巻は陽毬の巻だったと感じました。
    ストーリーには直接絡んでこない陽毬をここまで印象付ける、これは単なるノベライズではなく、まぎれもなく小説版です。
    そして文体がとても優しいです。
    易しいではなく、優しい。
    キャラクターがキャラクターに優しい。そして読者にも優しい…
    それでいてくどくならず文学的な表現にも溢れています。


    ところで、個人的に

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    2022年06月05日
  • 真夜中の人形使い はなればなれになる夜に

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    ネタバレ

    序盤の入り出しから面白かった。
    登場人物のイラストもあり、分かりやすかった。
    ももちゃんが気の毒だった。
    小糸が最後にももが死んでも羽月のところにいたってことは2人で過ごすの楽しかったのかなとか羽月のそばにいるってことは愛してくれたのかなとか思えて良い!
    蒼太が優しいのは分かるがそこまでしてくれるの...!?って引くほどだった笑
    続きが気になるので実況でも探してみようかなと思った。

    追記
    ゲーム実況でゲームの内容を全て観た。
    多分、先にゲームがあってこの小説なんだろうが順番が逆でも全然関係なく楽しめた。むしろ、登場人物が把握できていたので分かりやすかった!
    人形使いの能力とは物に命を吹き込む

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    2021年08月21日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    アニメは視聴済み(だが内容は忘れた)。アニメで消化不良だった部分が理解できればと思い、読んでみる。アニメの演出をそのまま描写したような、なので文章単体で読むと少し伝わりづらい表現が多い。おそらくアニメにとても忠実なのだが、忠実すぎて小説として最適化されていないところがあり、これ単体で楽しむには少しだけ難があるかもしれない。アニメでは明示的に語られない心情などが書いてあるので、補完的に読むのが良いかも。とはいえこちらはこちらで充分に引き込まれるのでオススメ。この巻のハイライトはやっぱり「そらの孔」分室かな。

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    2021年04月04日
  • 輪るピングドラム3 【小説版】

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    ネタバレ

    「運命の果実を、一緒に食べよう」



    完結。すれ違いの関係性、それぞれの想いと、選ばれること。フィクションだけど、社会性もあるのでは、と深読みせずにはいられない。作者そこまで考えてない、も飲み込みつつ。ファンタジーなんだけど、三兄妹は魔法を使えなくて、ひたすら地道に駆け回ってきた結果がココなんだと思うと切ない。「人間は自分の行いを肯定してくれる声しか聞こえない」「選ばれなければ要らない」「生きるってことは罰」とか、グサグサ刺さって未熟だなと思ってしまった。思春期に読んでたらどうなっていただろう。この物語がハッピーエンドで良かったなと思う。とりあえず、1号〜4号はなんだったのか?かわいいね。

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    2020年05月25日
  • 輪るピングドラム2 【小説版】

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    ネタバレ

    「だって、時籠さんて、とってもきれいだから」


    桃果側、ゆりタ蕗回。キーキャラクターが桃果(日記)なのでそうなるんだけど、もういない桃果がすごい影響力をもっているなあ。とにかくみんな過去にあるものにずっと引きずられて今ピングドラムを巡って争っているのが悲しい。過去激重奴。晶馬の性根がどうしてもいい奴で、とにかく読んでいて救い。登場人物が増えてきて場面転換が沢山あるけど、それぞれに決め台詞があるので分かりやすい。すごいな。

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    2020年05月10日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    ネタバレ

    「そう。今夜、私はあなたの花嫁になるの。私としてではなく」



    苹果回。アニメの原作小説、とのことでほぼアニメと同じ流れだった気がするので懐かしい。アニメと同じようにぽんぽんストーリーが進むので読みやすい。キャラクターが今思ってる事が文章になっている感じ。アニメ視聴していたので場面場面の映像が浮かぶ。ダブルHについてはアニメでやっただろうか…忘れてしまった。三者三様、キャラクターみんなに陰があるのだけどもまだまだ全然分からないのだけども雰囲気を楽しむのがこの作品だと思ってるので雰囲気を楽しめてそれだけで良い。陽毬はかわいそ可愛い

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    2020年05月10日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    生存戦略しましょうかー

    アニメの全てが抜群に好みなのに、
    そのメッセージがどうも掴みきれなくて、
    この作品をより深く知りたくて、原作を手に取った。

    アニメ以上の発見は、まだなさそう。
    魅力的な登場人物が出揃った上巻、
    ピングドラムを巡る陰謀は、どのように絡まり合うのか。

    難解すぎて、大衆受けはしないかもしれないが、
    究極の可愛いが詰まっている、完璧な作品。

    こんな作品を生み出せるクリエイターになりたい。

    次巻からは物語の核心に迫る描写が増えるのだろう。
    私が原作を手に取ったきっかけであり、
    究極の可愛いさを感じる未知の部分。
    原作では、しっかりと受け止められますように。
    そのまえにア

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    2020年02月12日
  • 輪るピングドラム3 【小説版】

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    全てわかっているのにやはり号泣オブ号泣してしまった。

    「愛してる」

    どうかこの言葉が産まれて来た全ての子供達に与えられますように。

    それにしてもこんなに泣いたの久しぶりだ‼︎まぶたが痛い‼︎
    しかし読んで良かった。
    改めて名作。

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    2018年11月25日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    アニメで全話鑑賞済み。
    始めはなんだこれと思って観始めたことを後悔したりしてたんだけど後半からの怒涛の展開にただただビックリして最終話は訳も分からないまま大号泣した個人的伝説アニメの小説版。

    満を辞して読む時が来た。。(大袈裟)

    しかし例の件に絡むの中の後半くらいからかなって思ってたらもう来るじゃん…

    全て知った状態で読み始めてるわけなので初っ端から泣くという。これはやばいな。

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    2018年11月25日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    ネタバレ

    なつかしい!アニメを思い出しながら読んでました。ストーリーはすっかり忘れていたのですが、『きっと何者にもなれないお前たちに告げる!』とか、そうそうこんなセリフだった!と懐かしい気持ちで読んでました。あの衣装と音楽シーンが蘇ります。印象的なセリフの数々、例えば林檎の『デスティニー』とか、夏芽真砂子の『嫌だわ、早く磨り潰さないと』、とか。イケメン兄・冠馬も苦労人・晶馬も陽毬のことが大好きだけど、大切にするやり方がそれぞれ違うのね。陽毬のようなとびきり可愛い美少女妹を守りたくなる気持ちも分かる。すっかり忘れていたけど、晶馬がピングドラムを手に入れるためにものすごく苦労してます。冠馬は陰で汚れ役をやっ

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    2018年03月31日
  • 輪るピングドラム3 【小説版】

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    誰かのために全力で走りたくなる。思いっきり抱きしめたくなる。

    冠陽か晶陽か晶苹なのかもうなにが何なんだかわからないけれど、きっとCPとかそういうものを飛び越えた愛がぐるぐるしているんだと思う。
    ただ1番もやっとくるのが晶馬は苹果ちゃんのことを好きなのかどうか、ということ。確実に陽毬のことも愛していたはず。確かに後半の苹果ちゃんの男前感はすごかったのだけれどもさ…
    これについてはまだまだ考えなければいけなさそうです。

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    2015年11月06日
  • 輪るピングドラム 【小説版】

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    アニメの方が視覚的にスタイリッシュで場面もパッと分かりやすくていいですが、小説版のよいところは心理描写がこちらのが丁寧なことですね。
    中巻あたりで特に思いましたが場面の切り替え、視点の切り替え、時間軸の切り替えが多いのであらかじめアニメ見てなかった人はちょっと読みずらそう。

    アニメ忘れたころに読んで欲しい本です。

    あと装丁が3巻ともお洒落で可愛い!

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    2015年11月04日
  • ユリ熊嵐 (下) 【小説版】

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    小説版下巻。シリーズ終盤、アニメでは分かりづらいところが補足され、ユリ熊嵐のテーマがより一層理解できる。あらゆる比喩表現のオチ、種明かしもきちんとされていてまとまり良し。

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    2015年05月16日