石川康晴のレビュー一覧
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時代の最先端を行くCEOたちがなぜ成功したのか、何を読み、いかに考え、どう仕事に役立てているか、を知りたくて読んでみた。
・堀江貴文:「人生で影響を受けた本はない」と否定しているのは、堀江節ってところか。ただ読んだだけではなく、読んだ感想をアウトプットする習慣をつけるといい。
・佐藤航陽:リーンスタートアップは変化のスピードがあまりにも速くなったために役に立たない。未来を先回りすることが大切。人間の感情、お金、テクノロジーの3つのベクトル。特にテクノロジーに対する理解
・出雲充:神田さんの本に書いてあることはすべてやる。本を実際に読んで実行する10人のうちの1人になる。
・仲暁子:ビジネス書の -
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現代の注目されるベンチャー企業の若手CEOたちが愛読書を紹介してもらうという、何とも安易でありがちな企画本。
登場するCEOの有名ドコロとしては堀江貴文、森川亮(LINEの生みの親)、出雲充(ミドリムシエネルギー)など。トップを切るのは堀江氏だが、この人はCEOというより、今やタレント兼フリーライターだ。さすがに本の紹介力は他のCEOを圧倒。紹介する本はどれも読んでみたくなる。しかし、彼にとっては本の紹介も本業の一つ。多忙な時間から読書タイムを確保している他のCEOとしては、比較されるのがつらいんじゃないのかね。
また、彼らCEOが率いる企業は安定的な地位を確立しているわけではない。数年後 -
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リカレント教育という言葉はかつてよく使われていた。それはどちらかといえば人間的な幅を広げたり、趣味の世界を追求したり、老後の生きがいを見つけたりする方法として語られていたと思う。
ところが働き方改革が労働時間を短縮し、お仕着せの余暇が発生した一部の労働者にとってはこの教育はスキルアップのための方法と意識されるようになった。終身雇用が崩れ、非正規雇用などの理不尽な雇用体系から抜け出すためにも資格や技能が必要になってきたのである。さらに社会の上位層も過当競争に勝つためには自分の価値観や美意識を高めるための教養を身に着ける必要性を感じる人が増えてきている。
本書はその方面の実践者ともいえる若き -
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ネタバレ「新世代CEOの本棚」
日経新聞の「リーダーの本棚」とかが好きで読んでいる私にとっては非常に興味深い内容。「新世代」はやはり読書傾向が全然違う。「一番影響を受けたのは『ガリア戦記』ですね」(XX工業相談役)みたいな人はほとんどいない。所謂古典教養への関心はほとんど見られない。
①「意思決定のケーススタディ」としてのビジネス書、伝記、ドキュメンタリーや(歴史は思っていたほどには言及している人は多くなかった)、
②心の揺さぶり、揺さぶられ経験としてのマンガ、
③世の流れの「鳥瞰」の観点から宇宙、生命・遺伝子、脳科学などの先端知識、
あたりに関心が集まっていた。
一方、小説を挙げる人は少ない( -
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ネタバレ著者の実体験をもとに、教養やアート、ビジネス理論を学び直す必要性を説いた本。
時代の変化が激しい現代では、持てるスキルが1つだけでは競争を勝ち抜くことは難しいでしょう。スキルをアップグレードしたり増やしたりするには、学びなおしが必要です。
一流のビジネスパーソンとコミュニケーションをするには共通言語が必要になります。その共通言語とは「教養」や「アート」です。仕事以外の共通項があれば、より深いコミュニケーションを構築することが可能になります。
本書はビジネスにおいて、いかに学びなおしが必要となるかを、経営者である著者の実体験を通して示してくれます。 -
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努力せず羨望するばかりの自分としてはちょっと敬遠ぎみな人たち、堀江貴文(ライブドア元CEO)、森川亮(LINE元CEO、C Channel CEO)、朝倉祐介(ミクシィ元CEO)、佐藤航陽(メタップスCEO)、出雲充(ユーグレナ社長)、迫俊亮(ミスターミニットCEO)、石川康晴(クロスカンパニーCEO)、仲暁子(ウォンテッドリーCEO)、孫泰蔵(Mistletoe CEO)、佐渡島庸平(コルクCEO)といった面々がおすすめの本を紹介してくれるもの。
おすすめの理由はサラッと読みつつおすすめの本のなかから読んでみようかと思うものをピックアップした。CEOの皆さんだから当然だけど経営やリーダーシッ