森山東のレビュー一覧

  • まんがグリム童話 祇園怪談(分冊版) 【第2話】

    匿名

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    祇園

    京都・祗園の老舗お茶屋「夕月」の舞妓に憧れ、舞妓修業に入った少女・恵里花が、とても魅力的に描かれていて、たのしくよむことができました。

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    2024年12月08日
  • まんがグリム童話 祇園怪談(分冊版) 【第1話】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    怪談

    怖いお話が好きなこともあって、タイトルにひかれてよみましたが、期待以上に、おもしろかったです。祇園にまつわる怪談話です。

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    2024年12月08日
  • 祇園怪談

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    ネタバレ

    かなり良かった。
    個人的には今年読んだ本の中でトップ3には入る出来でした。
    序盤中盤はちゃんとホラー、最後に感動させてくるという驚きの展開。
    傑作です。もっと有名になっていい気がします。

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    2023年08月04日
  • 祇園怪談

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    祇園の舞妓・芸妓を巡る怪異を描いたホラー。だけれども、実はミステリでもありました。徐々に明かされる恐るべき真実。怪異の正体。幽霊よりも妖怪よりも、何よりも怖いのは人の執念なのかもしれません。
    女ばかりの世界で繰り広げられる妬みや嫉みの恐ろしいこと。それを乗り越えてこそ一流の舞妓になれる、という強さも感じられるけれど。それ以上にやっぱり怖いなあこれは。華やかだけれど美しいばかりの世界ではありませんね……。

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    2012年03月11日
  • お見世出し

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    ホラー小説大賞短篇賞受賞作品。
    京都の花街を舞台とした、和風ホラー。「怪談話」と言ったほうがしっくりくるかな。京ことばが妙に耳(目?)に馴染む感覚で、雰囲気にするすると浸りこめる。で、浸りこんだところでじわりと恐怖が……巧いなあ。しかしそのわりに高い評価を得られなかったのは、この上を行く過去の某作品の存在があったからだそうで……なるほど。連想しますね。
    ゆったりと静かな恐怖の表題作から、少し怪物的ホラーの要素を持つ「お化け」、そして凄惨な「呪扇」、というこの構成も見事。恐怖が加速する感じだなあ。

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    2010年01月29日
  • お見世出し

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    舞妓さんが主人公の和風ホラー。これは怖かった。人の暗いとこを上手く見せつつ、理解できない(得体の知れない)領域に持って行ってる。つまり、怪談してた。ホラー好きなら買って損しないと思う。

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    2009年10月07日
  • お見世出し

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    京都祇園を舞台にした舞妓さんのホラー。中でも『呪扇』がものすごく残酷というか想像してて鳥肌がたつような描写の連続ですごかった。
    第11回ホラー大賞短編賞受賞

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    2009年10月04日
  • お見世出し

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    ハリウッド進出も噂される森山東第一作。
    ただひたすら「呪扇」を読むためだけに買え。
    この水準を常に超える作品を作り続けるのなら、ハリウッドなんて目じゃないと思いますが>スケキンさんにいさん

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    2009年10月04日
  • お見世出し

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    3編入っているどの作品も妖しく、哀しく。京言葉で、耳元で
    囁かれているような。是非次も祇園を舞台にした作品読みたいです。

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    2009年10月04日
  • お見世出し

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    お見世出し
    純怪談とでも言いたいような古典的で上品な短編。京言葉で語られる雅な世界観が一貫しており、雰囲気の良さに惹き込まれる。

    お化け
    こちらも同様に花柳界を舞台にしたもの。世界観や語り口の魅力は共通するが、ホラー関連の設定はやや唐突さを感じる。

    呪扇
    一転してホラーらしいスプラッタ。悪くはないが、せっかくなので品の良さをもっと大事にして欲しい。

    こんな昭和な小説書ける人は貴重。しかもホラー。他も読もう

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    2025年09月01日
  • お見世出し

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    ネタバレ

    京都の花街。売れっ子の舞妓、小梅が自らのお見世出し(舞妓デビューを迎える晴れ舞台)にまつわる怪異を語る、第11回日本ホラー大賞(2004)短編賞の表題作他2編を収録した短編集。
    京言葉で綴られた雅な世界のどす黒い闇。

    ◎「お見世出し」
    京都の花街で舞妓見習いとして修業の日々を送る綾乃はある日の舞の稽古の折、師匠から"幸恵"という少女と間違えられる。茶屋の女将に問い質し、幸恵とは30年ほど前にお見世出しを前に自ら命を絶った少女で、同じ見習い時代の女将と親しかったこと、綾乃と瓜二つであったことを知って驚く。その後も様々な人から幸恵の面影を重ねられて心穏やかでない綾乃。程なくし

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    2025年03月19日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    角川のホラー小説大賞短編賞を受賞した5作品をまとめて掲載してあります。『玩具修理者』や『お見世出し』など既に鬼籍に入られた方の作品もあり、まとめて読むには良い本でした。でもホラーって正直幅が広すぎる上に読んでも意味が理解出来ない作品もあり(私の理解力がついていけないだけなのでしょうが)、「???」となることも多かったです。

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    2024年11月24日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    小林泰三『玩具修理者』

    いや〜いいホラー。ゾクッとはしないが、読んでいてドキドキしてどんどん読んじゃう。話の運びから設定まで良い作品でした。

    沙藤一樹『Dーブリッジテープ』

    ぁぁぁぁあああ!!!いやぁぁぁぁああ!!って描写が多い。イチイチムカつく金持ちズとあんまりにも可哀想な子供達。足と車のドアの部分とかバスの中で思いっきり顔を顰めてしまいました。二人とも私が覚えててやるからな!!!いやほんとに!!!

    朱川湊人『白い部屋で月の歌を』

    ホラー、というよりかは幽霊の出てくる小説というイメージ。ただ最後の終わり方とか、主人公の設定とかがすごい!!!良い作品でした。

    森山東『お見世出し』

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    2024年08月31日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1

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    小林泰三『玩具修理者』
    沙藤一樹『Dーブリッジテープ』
    朱川湊人『白い部屋で月の歌を』
    森山東『お見世出し』
    あせごのまん『余は如何にして服部ヒロシとなりしか』

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    2024年01月21日
  • お見世出し

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    ネタバレ

    ・お見世出し ★★★
    現実にありそうなゾクゾクするようなホラーかと思ったら途中から非現実的でちょっと残念。
    舞妓さんの言葉が読みにくい。

    ・お化け ★★★★
    芸者さんの言葉に慣れてきたぞ。
    前半は小母ちゃんの話で、後半は真奈ちゃんの話。
    鬼が出てきて少し置いてけぼり感はあったが、普段読まないジャンルなので少し新鮮。

    ・呪扇 ★★★★
    呪扇を作る過程がいい感じのグロさ!

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    2020年03月08日
  • 祇園怪談

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    タカト画にひかれて。
    いやぁ、もう、読んだら怖くて二度と京都に行けない、その2。
    安心して読める文章だし、舞妓さんの様子が素敵だし、続きが気になってしまうし、面白いです。ただちょっと怖いのですが。

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    2015年10月31日
  • 祇園怪談

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    老舗お茶屋「夕月」で悲惨な事件が起こるのは果たして梅姫の呪いか、そこで生きる人の情念か。
    はんなりにこにこチクチクやりあう舞妓さんたちを想像してゾクゾクした。
    是非「お見世出し」も読みたい。

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    2014年02月16日
  • 祇園怪談

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    呪いだとか、ちょっと背筋が凍りそうって思いながら読んでいたんですが、最後の展開でほっと一安心しました。
    と思っていたら最後の最後に来るか!って感じにぞっとしました。

    舞妓の習慣だとかがあまり説明されないままに書かれていたのでそこはもう少し説明があってもよかったのでは、と。

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    2013年03月20日
  • 祇園怪談

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    現代の祇園を舞台にした、怨念と嫉妬が渦巻く展開がとても陰惨で望んだどおりの作品でした。
    恨みが世代を超えて脈々と繋がっていくなんて、おぞまし過ぎる。

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    2012年04月18日
  • お見世出し

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    面白かった!
    私はそんなにぼっけえ、きょうてえ思い出さなかったけどなぁ。
    惜しい作品でしたねホラ大。

    最後の呪扇が私の大好きなエログロホラーで本当に面白かった!
    舞妓さんと京都とホラーという素敵な組み合わせの素敵なホラー小説でした。

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    2011年09月28日