備瀬哲弘のレビュー一覧

  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    発達障害の、子どもについての本はいくつか読んだが、大人の…というのは初。
    周りにいるちょっと変わった人、またはそう言われたことがある人が読むことで、もしかしてあの人は?自分は?と考えるきっかけになる本です。
    周りにいる、ちょっと困った人やクセの強い人のことが、少しわかるかもしれません。若しくは自分は悪くないんだ、こういう特性だったのだと思えるきっかけになるかもしれません。
    とても読みやすかったです。

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    2019年09月07日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    娘に発達障害のような症状が目立つので、対処法を求めて読ませていただきましたが、症例の話が多く、読んでいても解決策らしきものがあまり書かれていないので、読むのを断念しそうになっています。楽になる本だと書いてあるので、てっきりありがちな症状についてどう改善していくかが書かれているのかと思っていました。また、この本は文字がぎっしり、細めの字で、発達障害本人、特にADHDの方は読む気がしない方もおられるのではないかと思いました。

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    2018年12月27日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    ネタバレ

    PDDについての特徴や対応法について書かれていた。
    初めて知ったことも多く、まさにこの本の言ってる通り、周りが正しく理解することが重要なんだなぁと感じた。

    とともに、
    PDDと診断されないまでも、個々人の性格や特徴や長所短所は人類全員違っていて、強度5%のPDDとかな人も絶対いるだろうし、PDDのうちの1つの特徴だけ40%くらい有してるとかもいるだろうし。
    そう考えると、結局どんな相手に対しても、相手を理解し、相手の性格や特徴は変わらないものだと見なして、長所を見つけて付き合っていくのが大切なんだなぁと感じた。(相手が自身の問題点と向き合えるかは別問題だし、向き合えない人のほうがたぶん多いの

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    2018年09月17日
  • 精神科ER 鍵のない診察室

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    ネタバレ

     精神科ERに勤めていた先生が、個人で開業をされて、鍵のない診察室で診察を始めた後の話。
     でもどちらかというと、慢性期の人の話ではなくて、急性期と慢性期の人のボーダーの話が多めです。
     それと、先生が研修医だったころのお話も少し。

     読んで思ってたのが、これが私の知ってる精神科だなあ……と。
     私の知ってる世界だ……と思いました。

     でも、行政の保健師が行くのは訪問看護扱いはしないと思うのだけれど……と、そっと付け加えておきたいけど、沖縄ではそう呼ぶのかな?
     精神科の入院の基準は自傷他害の危険性ってことになるから、私は結局、いつまで経っても入院できないわけだ(死ぬ気はないし、他人を傷つ

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    2018年06月30日
  • もっと人生ラクになるコミュ力UP超入門書

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    自分が人見知りである、というのは小さい頃から自覚していました。それでも大人になってからは、僅かながらもマシになったのではと思っていました。
    が、ここ数年、人見知りどうこうよりも、「自分はコミュ症ではないか?」という思いというか、意識の方が強まっています。もっとも、私の場合、「コミュ症の原因」は、「自分の頭の悪さ」だと思っているのですが…。
    とりあえず、「コミュ症」だという自覚はあるので、何かヒントになったり、参考になったりしないかな? と思ったのが読み始めた動機です。

    で、この手のものを読むと、たいてい、「まあ分かるんだけど…」「理屈はそうかもしれないけれど…」と否定がちになってしまいます。

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    2018年06月28日
  • 大人の自閉スペクトラム症 他の人とは「違う」特徴との向き合い方

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    スペクトラム概念となり発達障害概念は広がった。ただ非障害の方までも発達障害というべきかどうかは迷うところ。事例を通じて分かりやすい本ではあるが。対処についてはあまり具体的ではない。個別性があるので仕方はないが。

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    2018年05月05日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    平易な解説とそこそこの事例で、発達障害というものを知る第一歩には悪くないかもしれない。しかし、踏み込んだ内容を求めたり、多くの事例を期待して読むとちょっと物足りない部分があった。

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    2018年04月12日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    この手の本は「そういう人(アスペルガー)にどう接すればいいか」に頁が割かれていて、当人がどうすればいいのかよく分からないので、つらさが軽減されないのがなんとも。この本の内容を踏まえて上司に相談したら、「そこまで自覚できてるなら、自力でなんとかしなよ」と言われて絶望した私のようなケースもあるしな。

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    2018年01月08日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    ネタバレ

    「変わった人」は困った人じゃないんだよ。

    色々な人がいるから,ちょっと気になる「変わった人」はどこにでもいる。その「変わった人」と上手に生きていくには。発達障害というのは,一つの考え方で言うと,グラデーションなので,その「変わった人」と良好な関係を築くというのは,あらゆる人との良好な関係を考えることに似ている。全てではなく,個々に対応すること。お互いがお互いにストレスをかけあって,みんなで共倒れ,なんて哀しすぎる。

    当たり前だが,この本に解決する魔法があるわけではない。考え方を少し変えたり,適切な助けを求めたりするきっかけになるのだ。

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    2017年09月26日
  • 精神科ER 緊急救命室

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    東京都にERが設置されたこと、そして、そこに常勤する精神科医がいることを初めて知った。もっとも、ERに関しては「救命救急センター」が既存で、都知事の流行相乗りの感が否めないが。精神病は、他の診療科目と比べ病気の境界線が曖昧だ。本書でも書かれているが、病気なのか性格なのか? 判然としない境界域で患者と接し、診断を下す精神科医の苦労は並大抵ではないことを感じた。ただし、文章はあまり上手くはない。どこかドラマ仕立てのような書きぶりがあり、少し引いてしまう章もあった。

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    2017年09月06日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    周りも苦しむ(場合もある)が、
    本人も苦しんでいる(場合もある)、という中で
    ちょっと変わっているということを理解する
    だけではなく、その変わっていると感じられること
    相手がどう思う、感じるかさえわからない、
    なぜなら、それが自分にとって普通だから、
    ということも踏まえて、単に相手に配慮しましょう
    ではなく、お互いに生きやすい社会にしましょう
    という姿勢は参考になる。
    ただそれは、ちょっと変わっている人が
    ある才能を発揮する可能性があるからではなく、
    なんの才能・能力をはっきしない/できないとしても
    一人の人として、人格・人権を尊重されるべきだから
    と、建前的には思う部分もあるけど。

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    2017年07月11日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

    と、銘打っているが、注意しないといけないのは、
    「楽になる」のは、当事者ではなく周りの人間だという事。
    こういう障害を抱えていない(と思っている)人は、
    こういう障害を抱えている人とどう接していけば良い(楽な)のか
    を解説してある。

    サザエさんとSWのくだりはイマイチ伝わらなかったが、坊っちゃんのくだりは「たしかにそうだ」と納得。

    この本を解決策にするのではなく、軽くサラっと読む、どちらかという「読み物」な1冊。

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    2017年05月10日
  • 大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本

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    改めてじっくり「大人の発達障害」について読んだのは初めて。
    大人の発達障害がある人も、無い人も、ダイバーシティ&インクルージョンの考え方で、生きやすい世の中をつくりたい。

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    2017年05月08日
  • 精神科ER 緊急救命室

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     読み始めた当初「読みやすすぎて印象に残らない」「もう少し深く」と感じていたのだけれど、徐々に「どんな状況になっても人は生きていく」というメッセージを強く感じた。
     当たり前であるということがいかにたやすく崩れるか、それを支えるシステムが脆弱か(精神科のERが存在する地域は少ないと思われる)考えさせられる。

     後書きで、自らの姿勢が変わったことを認められるすがすがしさはすばらしい。

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    2014年12月13日
  • うつノート 精神科ERに行かないために

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    口癖が「まぁいいか」なのは、楽天的なのではなく、真実や困難に向き合わず目を背けるから。
    「うつ病には早期の治療を、D’な人には問題点に向き合い解決に向けた対応を」(13ページ)
    そうですネ。

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    2013年03月15日
  • 精神科ER 緊急救命室

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    知り合ったソーシャルワーカーの仕事を知りたくて大分前に購入。しばらく放置していた。自分自身や家族も世話になる可能性もある。精神科ERはなじみがないだけに恐怖や不安を持つが,少し知っていると一般ERと同じように捉えることができるだろう。

    事実は小説よりも奇なりとはよくいったものだ。これに納められているエピソードはまるで作り話かのようである。

    電気ショックのことが書いてある。これを読んでいたらあのときはもっと踏み込んだ話ができていただろうな。

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    2013年01月05日
  • 精神科ER 緊急救命室

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    著者の従事した医療活動がたんたんと描かれている。こういう場所もあるんだなぁと思った。精神疾患は、ただ治ればおっけーってことは少なくて、そもそもどこからが病気なのかもむつかしいものだなと改めて思った。

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    2012年09月03日
  • 精神科ER 緊急救命室

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    多分、先に救急センターのノンフィクションを読んでいて、そのイメージが頭に残っていたのが悪かった。
    読みごたえはあると思うが、なんとなくインパクトに欠けるのだ。
    読者に読みとってもらいたい内容の方向性が違うため、もちろんそれは当り前のことなのだが、
    1話がなんとなく短くて、若干拍子抜けしてしまう。

    うつ病や統合失調症など、ストレスフル社会の中で精神を病む人が当たり前になってきている世の中だが、精神科に対する偏見は未だ根強く残る。
    何重にも鍵の掛けられた病棟で、奇声が響き、患者が暴れ、檻の中で拘束される……。
    そこにいるのは人間ではなく「動物」。
    そんなイメージを持つ人も少なくないはず。
    (大学

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    2012年08月05日
  • 精神科ER 緊急救命室

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    ネタバレ

    医療従事者のほうが精神疾患に対する偏見が強いという分析は分からないでもない。
    症例が身近すぎて気を遣わなくなるからこそ言葉の選び方(おかしいetc.)からそういう印象を受けがちなだけかもしれないが。

    文章は読みやすく、さっくりと読めた。

    他科スタッフが精神科を下に見ている様子も描かれていた。
    しかし著者の他科に対する物言いから、お互い様ではないかと感じることが多少。

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    2012年05月21日
  • 精神科ER 緊急救命室

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    一般人口のうち約3%がアルコール依存である、という記述に心が凍った。

    色々な症例が読みやすく書かれていて、思考のきっかけとなった。

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    2012年01月17日