名取佐和子のレビュー一覧

  • 江の島ねこもり食堂

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    ネタバレ

    歴代のねこもりさんにまつわるお話でした。
    それぞれの人のお話を読むとこの人とここで繋がっているのかぁとその時代ごとの登場人物がいて面白かったです。
    あってないような仕事でもねこもりは江の島に必要な役割なんだろうなぁ。

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    2025年04月05日
  • 文庫旅館で待つ本は

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    文豪の名作がこうやって紹介されると俄然読みたくなる

    知らない本はまだこの世の中に沢山あって、もはやBGMも本の内容であって欲しいと思う始末

    本が沢山ある旅館
    なんて素敵なのでしょうか
    着いた途端にずっと読み漁り、そこから出てこないかもしれません
    その時の私にぴったりな本を選んでくれる、というのもぜひやってほしいけれど難しいかな

    次、文豪の名作は何を読もうか

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    2025年04月02日
  • 文庫旅館で待つ本は

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    名物の海老澤文庫が揃う図書スペースがある戦前から続く老舗旅館。そして本好きなのに、本が読めない若女将。これだけでとても面白そう。

    中盤までは若女将が同じ匂いを持った本を泊まり客に勧め、それを読むことで新たな発見や気付きを得ていく流れで進んでいく。

    終盤にかけて本が読めない理由や、海老澤の謎に迫っていく構成は素晴らしかった。

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    2025年01月07日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ

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    ネタバレ

    続編があるとの事で読みましたが、さすが名取さんとゆうか終わり方がとっても上手。
    いつも通りペンギンが出てくるだけでなく、家(駅)に帰ってきていないことに驚き心配し、毎話出てくるパンクなお兄さんは誰なんだと考えながら読み進め、途中からもしかして?とは思いつつも最後はそうゆう事ねと納得しながら、そこ繋がるのかぁ、と思わされ、やっぱり上手いなぁと感心してしまいました。
    あと、金曜日の本屋さんが|´-`)チラッっと出てきて名取さんファンとしては嬉しかったです!

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    2024年11月23日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    ペンギンの飼い方と値段を調べたことがある、くらいペンギンが好き。なのでペンギンが出てくるだけでやや満足。
    3章あたりまでは、ペンギンが出てくるし最後までなんとか読むかあ、という感じだったのだけど、4章でいろいろなことがキレイにまとまる。諦めなくてよかった。
    なくしもの係のある海狭間という駅、海芝浦という駅と似ている、というか同じ?ペンギンがいる駅も実際にあればいいのになあ。

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    2024年11月09日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ

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    ペンギンの家出!?序盤から相変わらず登場してきていたので、気づきもしなかったー。
    蒼平の捜し物と、過去を覗き見させてもらい、今に繋がったのを読みながら、うまく繋げて巡ったなぁと思った。
    一作目の方が好みであったな。

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    2024年10月13日
  • シェアハウスかざみどり

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     異国情緒溢れる関西きっての港町御門。町の急な坂を登った先にシェアハウスかざみどりはある。
     この3階建ての古い洋館に集ったのは、年代がバラバラの男女4人と無愛想な若い管理人の男。これまで決して順調とは言えない人生だった5人を、その過去から解き放つ連作群像劇。
              ◇
     南北を海と山で挟まれた関西きっての港町と言われる御門市。その中心街から北にミシン坂を登ったところが北屋丘町だ。
     坂道の先には人目を引く一軒の古い洋館がある。目を引く理由は、3階建ての赤い屋根に骨董品級の古い鋳物の風見鶏が取り付けられているからだ。

     今朝はその洋館3階にあるバルコニーに、ラジオ体操をしている1人の青年がいるのが見える。
     痩身を黒ずくめの服で包んだその青年は、不機嫌そうな顔もあって、朝の爽やかな空気にまったくそぐわない。

     と、青年がスマホを手にした。着信があったらしい。彼は相手の話を聞き、鋭い目つきを若干見開いてこう言った。
    「もう見つかったのか、さすがだね。お疲れさんでした」
     そしてニコリともせずに通話を終えた彼は
    「これで全員揃った」
    と、不機嫌そうに呟いたのだった。(「序章」) ※全4章と、序章および終章からなる。

          * * * * *

     序章がホラーっぽい空気を漂わせていますが、ハートウォーミングストーリーです。

     舞台となる御門市北屋丘町は、神戸市中央区北野町がモデルだとすぐわかります。神戸が名取さんの出身地だからか、詳細な描写は出てこないのに街並みがイメージしやすく、現実感がありました。
     物語は、この港町を舞台に展開します。

     急な坂を登ったところに3階建ての古い洋館があります。それは、赤い屋根に取り付けられた鋳物の風見鶏につい目がいってしまう建物で、現在は「かざみどり」というシェアハウスになっています。

     そして、このあたりからサスペンス風の怪しげな設定が目につくようになります。

     まず管理人の若い男。
     仕事はまめにこなすものの、とにかく無愛想。しかも何やら腹にいちもつあるような雰囲気で、住人に接します。

     次に4人の入居希望者。
     この4人が意図的に集められた人間であるというところも謎です。
     また、ターゲットに接触し入居を勧めた不動産屋は、実は腕利きの探偵だったことも何やら怪しい。

     さらに、このシェアハウスが体験入居キャンペーン中ということなのですが、家賃だけでなく光熱水費もタダというお試し期間は春からクリスマスまでの約9ヶ月。妙に長すぎるのです。
     
     この古びたシェアハウスにはいったいどんな秘密が隠されているのか ! ? これから何が起こるのか ! ? というのが読み進めるモチベーションになります。


     けれどドキドキはここまでです。あとはハートウォーミングストーリーが展開していきます。

     入居者4人に管理人の青年を加えた5人はみな、人生において問題を抱えているのですが、それぞれが関わりあいを持つうちに次第に解決に向かっていくのです。その様子は微笑ましいばかり。
     そして提示されていたすべての謎が最後に明かされるというのも、プチミステリーとしてはよくできていると言っていいでしょう。また、意外にも脇役の果たす役割が大きいこともあとでわかります。

     大きな事件や深刻な出来事などは何も起こらないので、本格的なサスペンスやミステリーを期待されている方には物足りないと思いますが、心温まるお話が好きでさらに港町神戸を散策したことのある方なら楽しめる内容になっています。興味を持たれた方はぜひお読みください。

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    2024年08月31日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ

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    大和北旅客鉄道波浜線の遺失物保管所、通称なくしもの係の物語の続編。今回も4話収録。
    母が再婚して同学年の義弟がいる女子高生がなくしたもの『きらきらデイジー』、小学6年生の男の子が妹ともに卒業遠足に出かける『僕の卒業遠足』、女医が入院中の女性の落とし物を探しに行く『UFOと幽霊』、前3話で登場するペンギンを探す男性サイドから描かれた『ワンダーマジック』。
    1巻を再読しようと思ったところ、続編が出ていることを知ってまとめ読み。今回もよかった。そしてペンギンは相変わらずかわいかった。

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    2024年08月14日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    大和北旅客鉄道波浜線の遺失物保管所、通称なくしもの係には赤髪の職員とペンギンがいる。なくしものを探しに来る人々の物語を4話収録。
    飼い猫を亡くした女性が落とし物をする『猫と運命』、男子高校生がオンラインゲーム仲間のために限定アイテムを手に入れようとする『ファンファーレが聞こえる』、マタニティマークを拾った主婦の物語『健やかなるときも、嘘をつくときも』、頑固な男性がペンギンを追いかける『スウィートメモリーズ』。
    再読。ペンギンが乗り降りする電車、素敵すぎる。基本的に遺失物保管所にやって来る人々なので物をなくしているのだけれど、目に見えないものも同時になくしている。どの人もなくしものを見つけて前を向けるラストがよかった。

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    2024年08月14日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    赤い髪でふにゃ〜っと笑うなくしもの係の優しい守保さんとペンギンの組み合わせがとてもかわいくほっこりするお話。
    4章からなる短編小説ですが、3章までの伏線が回収されとてもスッキリしました。

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    2024年07月24日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    ペンギンのいるペンギン鉄道、イカつい門賀さん、無くし物係の守保さん。キャラの濃い、でも優しい人達でした。

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    2024年04月28日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ

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    「ペンギン鉄道なくしもの係」の2冊目。

    前作と同様、駅や電車で忘れ物落し物をして、鉄道会社の遺失物保管所を訪れる人たちのお話。
    親の離婚届を代わりに出しに行く姉弟、学校の遠足に行かずに自分たちだけで水族館へ行く兄妹、重い病気と闘う女性と彼女を気に掛ける女医。それらの話すべてに気儘に出没するペンギンとモヒカン頭の男が絡む。
    いずれも少しうまくいっていない関係が探し物をしている内にわらわらと解きほぐされていく展開は、どうってことないけど結構泣かせる。
    最後の話でモヒカン男が主人公になり、ばらばらに見えたそれまでの話が繋がるところも前作同様だが、ここで明かされる秘密にもほっこり。

    前作で「ヘアバンドのよう」と表現されたペンギンの頭の白い帯模様が、今作では「カチューシャのよう」になったのが微妙に気になった。

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    2024年04月09日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    飛行機の中で一気読みした。1羽のペンギンがいるとある路線と、そのなくしもの係の青年のお話。
    タイトルから勝手に、言葉を話すペンギンが駅員をしているのかと思ったけどそうではなく、ペンギンはただそこにいて、普通の動物として気ままに暮らしているだけ。自分で電車に乗って出かけられる器用さはあるものの、もちろん言葉は話せないし、そこらへんでトイレもしてしまう! でもその自然体さや人間との距離感が心地よくて、「ここに来れば大丈夫」という安心感を与えてくれる感じがする。なくしものを持ち帰るか預けたままにしておくかを選べるという点と、どうしてペンギンがいるのかが最後の章で明かされる点がよかった。

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    2025年07月10日
  • 江の島ねこもり食堂

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    代々繋がれてきた
    江の島の猫のお世話をする“ねこもりさん“の物語

    それぞれの時代にそれぞれの思いがあって、
    “つなぐ“という言葉の重さを感じました。
    自分たちがいま生きているのもこれまでつながれてきたからなのだと改めて思いました。
    もしだれかが欠けたら、出会わなければ
    もしかしたらここにいないかもしれない。
    そう思うと一つひとつの出会いを大切にしていきたいなと思いました。

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    2023年12月01日
  • ペンギン鉄道 なくしもの係

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    なぜかペンギンが乗車してくる、通称"ペンギン鉄道"の遺失物管理所を訪れる人たちが、そこで忘れ物だけでなく、自分がどこかで見失っていた気持ちを取り戻し、前向きになっていく様子を描いたストーリー。

    ペンギンが電車に自由に乗り降りしたり、その世話をする駅員の守保くんも味があって、ファンタジーな世界観満載。

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    2023年09月04日
  • 逃がし屋トナカイ

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    正確に書くと星3.8。
    文章が軽くなく、内容としても面白かった。
    なかなか小説で逃がし屋の話がないので、それも新鮮味があって面白かったし、リアルさがあった。
    他の人も言っているように、まほろ駅前シリーズと似ている。
    だが、こっちの方がよりダークな面がある。

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    2023年06月27日
  • 江の島ねこもり食堂

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    表紙の絵と題名からは想像もできないような大河ドラマだった。全く予備知識なしで手に取った本でこんなに一気に読んでしまったのは久々かも。100年以上の時を同じ血筋の女性の生き方を通して書いてる本。きっと江ノ島を知ってる人なら風景が目に浮かぶように読めるんだろうな。

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    2022年10月28日
  • シェアハウスかざみどり

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    なんてことないはなし、のはずなのに、最後のどんでん返し的な流れにはまったのには驚いた。
    でもなんかしっくりとした感動が生まれなかったのも事実。
    みんな何かしらコンプレックスや脛キズを持ちながら、生きてるんだなぁ。それを皆が少しでも思ってくれていたらもう少し生きやすい世の中になると思う。
    そんな感想をもちました。

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    2022年06月16日
  • 寄席わらしの晩ごはん

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    ほのぼのと読み進めました。
    「笑う門には福来る」のとおり、おおらかに日々を重ね、誰かを赦す。
    難しいけど、できるようになりたい。
    晴坊の過去も知りたいし続編希望!!
    そして、久しぶりに落語心中のドラマ観たくなったなぁ。

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    2022年03月17日
  • ひねもすなむなむ

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    許しと成長の物語。坊さんは仏様ではないからと言う言葉があって確かにそうだよなぁと思いつつ読んだ。あらゆる宗教があって混沌としている世の中でも、まだまだ檀家と寺のつながりや絆の強い地域はたくさんあるだろう。そんな地域で、ほかの地方からやって来た坊さんが成長していく姿が淡々と心情は割と激し目に描かれている。人は人に触れ、話しその中でしか成長出来ないのかもしれないと思った。

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    2022年01月13日