エイミー・C・エドモンドソンのレビュー一覧

  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    本書は、組織におけるチームのあり方を学べる一冊である。具体的な事例を交えて説明されており、難しいテーマながらも読みやすい。

    著者は、従来型の強力なカリスマ性を持つリーダーがトップダウンで率いるチームではなく、目的達成のために結成され、学習し続けるチームの重要性を強調する。そのために必要なリーダーの役割や、失敗から学べる心理的安全性の高い組織について、分かりやすく解説している。

    とはいえ、チーミングを実践するには勇気ある挑戦が求められる。しかし、それは試みる価値が十分にある。本書は知人の紹介で手に取ったが、良い学びのきっかけとなった。今後は、こうした実践的な本も読みつつ、日々の業務に活かして

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    2025年08月11日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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     お仕事の関係で、心理的安全性について興味を持っています。単にぬるい環境ではなく、学習・イノベーション・成長をもたらすというのが、ポイントです。

     p.282 リーダーのパラドックスとは? というのが心に残りました。「リーダーとメンバーの感覚にはズレが生じやすいという『構造的問題』がある。」ということを肝に銘じていきたいと思います。

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    2025年06月22日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    参考になった。
    組織はどうしてもトップダウン型になりやすいので、バランスを取るのが難しいなと、改めて思った。

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    2024年07月16日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    ネタバレ

    心理的安全性とはなにかについてかなり理解できたと思います。
    心理学安全性を経験する最良の道はすでにそれを手に入れているかのように行動することかもしれないと述べられていたので、以下のようなフレーズで周りに働きかけてみようと思いました。

    - わかりません。
    - 手助けが必要です。
    - 間違ってしまいました。
    - 申し訳ありません。
    - どんな手助けができますか。
    - どんな問題にぶつかっているのですか。
    - どんなことが気がかりなんですか。


    以下簡単な要約です。

    心理的安全性が高いとは、対人関係のリスクを取っても制裁を受ける結果にならないと信じられる環境のことです。ここで言う対人関係のリス

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    2024年05月24日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    「今の職場は自分の意見を発信しづらい。上司の顔色を伺ってしまう。」と考えている方におすすめの一冊です。
    対人関係の不安を最小限に抑え、チームや組織のパフォーマンスを最大にする重要性が分かります。
    心理的安全性のない組織で起こった問題と、確保されている組織で起こった成功の実例をそれぞれ紹介してくれます。
    フィアレスな組織を作る方法を知りたい方は、ぜひ一度読んでみてください。

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    2023年12月13日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    企業の研究開発をリードする立場として、たくさんの知見を得られた。
    軽く流し読みして終えるつもりだったが、重要なことが多く書かれており、熟読してしまった。一度に消化しきれる内容ではなく、思い出しと定着のために再読することになりそう。

    ※書き途中

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    2023年10月15日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    有名な心理的安全性を中心に論述されており一読の価値あり 翻訳本にありがちなくどさと言うか読みづらさはあるのですけど線を引きながら二回くらい読みました 
    リーダーシップをとる立場の人は必見ですネ

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    2023年07月15日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    心理的安全性を作り出すためには、そのための知識の布教、システムの構築が必須であることが伺える。誰にでも、どこででも実現可能性がある点は、社会変革という視点から言って希望のある話だ。
    「対話」と「失敗」を繋ぐ概念が正にこれなのだろう。失敗を未然に防ぐために必要なのが心理的安全性に根差した人間関係、それを産み出す手法としての対話という場。

    人間は対立、淘汰といった恐怖を生み出す組織も、それのない協働を可能にする組織も両方とも作り出すことができる。どちらかといえば前者のほうが簡単というところに人間の哀しさを見る思いだ。
    理屈は分かった。やれることからやってみよう。

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    2023年06月10日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    購入済み

    心理的安全性を生み出した人の本

    リーダーになる人は読んで損のない、いや、必読の書である。
    リーダーとしてチームを率いるのなら、心理的安全性を確保出来るか否かで、チームの成果は大きく変わるでしょう。
    経営者なら「恐れのない会社」、部門長はそのまま「恐れのない組織」、そこまで権限のない人は「恐れのないチーム」をタイトルと思って読むと効果的かと。

    #タメになる #アツい

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    2022年03月20日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    タイトルのとおり「チーミング」に軸足を置いた一冊だが、そのまなざしは生み出すべき価値へと向いている。
    変化に適応し、課題と向き合い、価値を創出してゆく。そのために組織は学習する必要があり、チーミングが必要とされる。
    いわゆる「心理的安全性」について深く学ぶという点はもちろんだが、変化の過程で起きうる事象(一時的に「悪くなった」ようにみえることなど)や周囲の巻き込み方が非常に参考になる。

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    2021年01月21日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    Google のプロジェクトアリストテレスにより、成功するチームの共通的な特徴が解明されている。それはチームの心理的安全性が高いことであった。
    トップダウンのチーム運営はもはや古く、機能不全を起こしていると巷で言われて久しい。では、実際にリーダーとワーカーという関係ではなく、チーム全体で成果を上げるにはどうすればよいかということはまだまだ普及していないと思う。
    自分の能力だけでチームを引っ張ることに無理を感じているリーダーや、チームメンバーの自立制の低さに悩んでいるリーダー、リーダーの強権的な態度に違和感を感じているメンバーは、その解決策へと続く理論と実践を本書は与えてくれると思う。

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    2018年05月20日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    組織やチームで目的を目指し心1つに束ねて向かう基礎力の全ては心理的安全性だと思う。人間関係全てがそうだ。心理的安全性だ。何でも話せる関係こそアイデンティティが高まる。そして行動から起こる上手くいくこと上手くいかないことの反応全てに学びがあり、失敗を恐れることなく安心して学び、昨日より明日の自分たちが賢くなっていけば働くこと引いては生きることはずっと楽で、楽しい。地球すべてのシーンに喜び満ちたチームを!学びを!

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    2018年01月31日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    「チーミング」について理論的な裏付けと実践編についてバランス良くかかれた本。「学習する組織」にも関連していて、何度も読み直したくなる。

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    2016年01月02日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    ■チームを率いるすべての人におすすめ

    この本はタイトルの通り「チーム」についての研究です。

    チームとしてうまくまとまるチーム、まとまらないチーム。
    うまく結果を出せるチーム、出せないチーム。

    誰しも色んなチームを見たり、自分で経験したりしてると思いますが、
    そういうチームというものの運営に興味のある人はぜひぜひ読んでみて欲しい1冊。

    基本的にビジネス書に分類される本だと思いますし、ベースとなっているのはさまざまな経営理論の知見です。しかし、チームというのはビジネスの場だけのものではもちろんなくて、NPOなどNon Profitな様々な組織にも活かせるし、学校の教室運営なんかにも応用可能

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    2014年10月06日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    恥ずかしながら心理的安全性という単語をこれまで耳にしたことすらなかった。
    以下、大事な概念なのであらためてメモ。
    心理的安全性=助けを求めたり、過ちを認めたり等対人関係のリスクをとった時、制裁を受けるような結果にならないと信じられること。

    つまり、あなたが言いたいあらゆることに対して無条件の支持を得られるということではなく、組織の中で、率直であること(建設的に反対したり、意見を正直に述べたりすること)が積極的に認められる空気感のことなのかなと。振り返ってみると、良い職場ではそういう空気感が自然と醸成されていたし、他方何もかもうまく行っていない職場では到底ミスは許されなかったような気がする(特

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    2025年07月18日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    信頼は個人間、心理的安全性は集団のもの。
    心理的安全性を持つ組織であるには、リーダーの振る舞いがとても大事。
    →土台を作って、参加を求め、生産的に対応する。

    メンバーでも、適切な質問を投げかけることで貢献は可能。
    (だが、リーダーの比重が大きいと本書を通読して感じた)

    心理的安全性がないと大変よ、は色々と事例で示されている。しかし、前提となる心理的安全性の重要さに問題意識のある方は第7章だけ読めばOKかなと感じた。
    本書はHowだけ読みたい方には不向き。

    わたし個人としては、心理的安全性の欠如した職場で働いていて問題意識はあるものの、メンバーという立ち位置から現状を解決するのはなかなか長

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    2025年06月12日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    Google が研究成果を発表してから一気にメジャーになった「心理的安全性」の概念の元ネタ提唱者の本。内容は薄く広くという感じで、全体像がまとまっているし、実践方法もある程度書かれていて悪くはない。
    ・・・のだけど、前著『チームが機能するとはどういうことか』の方が実践面での内容が濃くて、個人的には好き。本書を入門編、『チームが〜』を実践編として読むのが良いと思う。

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    2025年01月03日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    組織の中で心理的安全性を確保することの重要性と確保することは、言葉いうほど単純ではない。福島の原発の話も取り上げられており、表面的な原因は説明できるけれど、教訓として将来に活かして行くには、様々な人の意見を聴く耳を持つという組織風土づくりが重要である。著者がこの心理的安全性にたどりついたのは、バックミンスター・フラーの組織に勤めた経験が生かされている点も大変興味深い。

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    2024年11月25日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    ネタバレ

    久しぶりに読んたビジネス書だった。翻訳文である為か、読みにくい表現も多く読み終わるのに時間がかかった。
    チリ鉱山の救出劇もチーミングによって成し遂げられた事からもこのビジネス管理手法の有効性がわかる。
    今、ビジネスも会社の中の考え方も
    変わりつつある事を感じる。チ―ミングを組織の中で少しでも活かせるようにひとつずつ読み解いていきたい。

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    2024年08月06日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

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    エンジンであるソース理論、骨格となるティール組織、文化性としてのフィアレスな(恐れなき)組織、この三つが三位一体になって、多様性の中で知的共創が必要不可欠な21世紀の新しい組織が生まれるのではないかと思った。

    いうは易し行うは難し。しかし、調査設計などはうまく具体的に例示されているので参考になる。

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    2024年04月10日