エイミー・C・エドモンドソンのレビュー一覧
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心理的安全性とはこういうことだったのか。がわかる作品です。心理的安全性とは、対人関係の不安を減らすことだと認識しました。
日本の人事部主催 HRアワード2021書籍部門優秀賞受賞!
『チームが機能するとはどういうことか』の著者であり、2011年以来、経営思想家ランキング「Thinkers50」に選出され続けている、エイミー・C・エドモンドソン教授最新刊!
篠田真貴子氏(エール株式会社取締役)推薦!
「心理的安全性ってそういうことだったのか!
心理的安全性の解釈が人によって違うことが気になっていた。しかし、本家本元による本書を読んで、すっきりと整理ができた。心理的安全性とは個人の資質では -
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者のエドモンドソンは、昨今よく耳にする「心理的安全性」の震源地と表現しても良いだろうか。心理的安全性の概念はニュースサイト等でもよく紹介されており、多くの企業でも紹介されている事であろうが、実際に実践できている企業は著者の指摘する通りほとんどないだろう(特に典型的な日本企業やトップダウン型の中小企業で実践するのは相当に難易度が高いように思われる)。本著作を読み、重要と思えるポイントについて記録しておく。
〇心理的安全性の前提条件
組織のリーダーが「心理的安全性は大事だ。思うところがあれば何でも言ってくれ」とメッセージを発するだけで実現すれば苦労はしない。自分なりに心理的安全性をかみ砕いて表 -
Posted by ブクログ
組織のあり方、心理的安全性について書かれた本
第7章が要約のようになっている
各章の最初に名言が書かれており印象的
・CEOとして最も恐れるのは、社員が真実を話そうとしないことだ
・上司の考えがわかるまでは、言いたくない
・してしまったことに対する後悔は時間が和らげてくれる、しなかったことに対する後悔はどんなものも慰めにならない
・恐るべきは死ではない、充実した生き方ができていないことをこそ、恐れるべきだ
・利口かどうかは答え方でわかる、聡明かどうかは問い方でわかる
・学習を妨げる最大の敵は、すでに持っている知識だ
不安にはやる気を引き出す力があると信じているマネージャーは多い
心理的安全 -
Posted by ブクログ
2部読みかけ。
組織の心理的安全性は何度も読んでいるが、そもそも心理的安全性がなぜ大事なのかというと、レジリエンスの高い組織、失敗し学習する組織を作るために大事なのかなとおもった。
自分のチームは、チームとして良い成果を上げてきているが、部として会社として果たすべき役割を真に全うしているかと問われると疑問が湧いてくる。
部の機能を全うするために課として果たすべきことはなにか?まで思い至っておらず、他人事の人が多いのではないかなと思った。
チームが機能するとはどういうことか、最終的には会社が機能するとはどういうことか?だと思う。考えながら読み進めたい。 -
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Posted by ブクログ
仕事の成功を収めるに当たって専門知識が必要になるが、近年多くの専門分野が狭くなってきているにも関わらず、世の中で解決すべき課題は一向に小さく狭くなってはいない。
仕事の成功には様々な分野とのコラボレーションが要求され、企業内外や分野内外の境界線を越えて問題解決を行うことが増加しているのではないか。そんな中、たゆまぬイノベーションを続けていくにはどうしたら良いのか。
必勝法は、チーミング。学習しながら実行する組織・チームを如何に作るかがキモとなる。
これから最も成功するリーダーは、周囲の人達の才能を伸ばせる人だ。
はっきり意見を言い合い、協働することを求め、試み、試みた結果の失敗を振り返り -
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Posted by ブクログ
第1章 新しい働き方
学習は不可欠であり、究極的には、支配を手放すことが求められる。基本的な組織の能力として適応力の創造に積極的に取り組むことも必須だ。柔軟性と判断力も欠かせない。組織が不確実性-新たなテクノロジーや顧客の好みの変化や複雑なシステムによって生まれる―に直面しているときに機能する管理手法も必要になる。成功するためには、実行するための組織づくりから、協働やイノベーションや組織学習を支持する新たな働き方へとシフトすることが不可欠なのである。
■集団的学習を経験しているときの個人の学習行動
・質問する
・情報を共有する
・支援を求める
・証明されていない行動を試みる
・失敗について -
Posted by ブクログ
組織・チームが機能するためには、各メンバーの心理的安全が不可欠であることを学んだ。
組織は「実行すること」に集中しすぎ、「学習すること」をおろそかにしがちである。両輪として考えるべき。
そして、心理的に安全な場は、組織の中で学習していくため=時として失敗していくために=時として正しい指摘をしていくために、不可欠な環境である。
学習しながら実行するため組織は、ルーチンの業務、複雑な業務、イノベーションの業務と3つに分けられる業務それぞれに応じたの4つのステップ(診断する・デザインする・行動する・省察する)を実行している。これが学習するための組織づくりの土台。つまり、ルーチンの業務においても、