鈴木有布子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『…お前本当はどっかのおっさんが勇馬の皮かぶってんじゃねえのか?
お前はどこへ向かってんだよ?』
はじめてのお友達のお父さんにもそう言わしめるほどの天才(プラス「どこかズレてる」)坊ちゃんの勇馬くん。その才能も妙なとこに発揮されています
勇馬くんラブの執事の馬場さんもイイ味だしてます
大人は『子供が子供らしい』ことに安心を感じるものだけれど、子供はそんな大人の気持ちは分かっているから時々そういう演技をすることもあるよな…って話にはちょっと関係ないことを思ったりもしました
あともう一つ関係ないけれど、お父さん35歳って、35歳はもうちょっと若々しいと思う。私の周りの35歳児が子供っぽいだけか -
Posted by ブクログ
どっかのレビューで評価が高かったので気になっていた本の一冊です。
読んでみると月村さんらしい、優しい本だなーって思ったのが第一印象。
そういったシーンがないのもこれはこれで本当によかった。
純粋な気持ちで読めたと思います。
……いつも腐っててすんません。
この前読んだ本が本だけにすんげーほのぼのした気分。
とかいいながらもなかなか登場人物の設定された家庭環境とか複雑で…
変な同情とかを誘ってるわけではないと思うのですが…
その辺はちょっとくどく感じてしまうかも??
…あたしは嫌いではないのですが。
智朗の不器用な性格とか、克己の想いとか…
草子ちゃんの心情とか…みんな本というにいい子達でした。 -
Posted by ブクログ
なんか無性に有栖川有栖作品が読みたくなって…での購入。原作小説もコレも遠い昔に読んだハズなんですが、ほぼ忘れていたので懐かしかったです。相変わらず面白いな★ それに、あんだけブ厚い小説がこの1冊で味わえるのは、結構お手軽ですよね。そこまでジックリ読み込む時間はない、でも本格ミステリを堪能したい、って時に、こういうコミカライズは最適です。本格ミステリ初心者には、まずマンガからオススメしてみるのもいいんじゃないでしょうか。しかし…ホント、作者も言ってるように登場人物多すぎるよねコレ? 分かりやすくマンガで読んでいるというのに、人物の顔と名前を一致させるのに一苦労でした。原作、アタシどんなふうに読ん