松浦俊輔のレビュー一覧

  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦

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    リーマン予想について分かりやすく解説した本。途中から難解になるが、そもそもリーマン予想自体素人が扱うには十分過ぎるほど難しいので、それはいた仕方ない。それでも本書はなんとか理解させようと頑張っていると思う。
    最後の頁で論ぜられる行列の演算子との関係、量子力学との関係、これはたとえ本書の内容を完璧に理解していなくとも、その不思議な世界に驚くこと間違いなしだ。
    素数が魅せる深遠な世界を味わいたい方はこの本を読んでみるといい。

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    2011年02月10日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

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    10日以上かけて何とか読み切った…という感じで一部は消化不良の点もある。。
    回帰については本書でも登場するカーネマンの『ファスト&スロー』を読めば大方分かる。微積分まではいいが昔から幾何学が不得手でよく分からないパートも多かった。

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    2024年02月10日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

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    日常の一般的な事象から数学とは何かについて語る本…でいいのかな?正直自分の不勉強が著し過ぎて2割も理解できたのか不安でしょうがない、それでこの評価にならざるを得ないのはこの本に申し訳なくもある。
    中学や高校でこの本を1年かけて輪読したりすればかなり力つくんだろうなとは思った。学ぶってなんなんだろうね…。
    数学的思考を身につけた後にもう一度読みたい本(そんな日は来るのだろうか)

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    2023年10月22日
  • データを正しく見るための数学的思考 数学の言葉で世界を見る

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     …あらためてフォン・ノイマンの「数学者」から

     飛行機の仕組みや、それを空に引き上げ推進する力の理論を理解することは、飛行機に乗って持ち上げられるだけーあるいは操縦するーよりも難しいことで、もともと動かし方や使い方にとことんなじんでおらず、それを直感的で経験的な形で同化してもいないことについて、あるい過程の理解が得られるという経験はめったにありません。

     言い換えれば、数学をしないで数学を理解するのはとても難しいということだ。


     有意性検定は科学の道具で、他の道具と同様、精度には一定の範囲がある。検定をもっと敏感にーたとえば調査する集団の大きさを増すことによってすれば、さらに小さな

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    2023年07月29日
  • 言語の起源 人類の最も偉大な発明

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    言語の起源を考察する論考。
    背景となる知識が足りな過ぎ、少々消化不良だった感じもするが、言語は、単に口から発せられるものということだけでなく、しぐさやジェスチャーも含めて捉えられるべきであるという主張には、頷けるものがあった。

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    2021年09月02日
  • 言語の起源 人類の最も偉大な発明

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    ●要約すれば、言語は文化から徐々に出現し、文化は脳を利用してコミュニケーションをとった人類によって形成された、というのが本書に主張である。

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    2021年05月14日
  • とてつもない宇宙 宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?

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    スケールが大きすぎて、イメージが掴めません。解ります?億兆倍や兆兆倍って。笑っちゃうしかないじゃないですか。でも、人間は科学の力でこの宇宙をここまで解明してきているのですよね。まるで、宇宙自身が意志を持っていて、どこまで解明できるかやってごらんなさいと、我々人類にはたらきかけているみたい。そして、宇宙の姿はまるで宝石のように美しく、それにも理屈抜きに惹きつけられますよね。もうすぐふたご座流星群の天体ショーが始まります。素敵なプレゼントをいつもありがとう。

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    2012年12月12日
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦

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    素数にまつわる読み物が大好きなわたしは、題名だけで触手が動いた。素数は将来有望な数学者の人生を台無しにしてきたため、一部では不幸の数字とも言われているらしい。

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    2011年07月09日
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦

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    素数に関わる数学上の大問題「リーマン予想」についての解説本。あの難解なリーマン予想をどこまで噛み砕いて解説してくれるのか。。。著者によれば大学で数学関連の講義を2~3取った人が前提らしい。ちなみに、この本を読んでもリーマン予想が理解できなかった諦めた方がいいそうだ。かなりの自信だ。個人的には、マーカス・デュ・ソートイの『素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス)』の方が分かりやすかったが。。。

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    2009年10月27日
  • 素数に憑かれた人たち リーマン予想への挑戦

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    大学の教養課程の数学くらいはとった人、が対象とのこと。私はちょうどこれにあてはまるのだが、最後は難しすぎてついていけなかった。それでも、リーマン予想がどういうものなのか理解することができた(気がする)のでよかった。途中までは、式の変形の仕方もきちんと書いてあったのがいい。

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    2009年10月07日