11(といち)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
突如として異世界トリップしてしまった主人公。
彼女の前に現れたのは、顔だけはいい、奇人変人達。
それらから比べれば、訪れた先での陛下が
何と普通な事か!!
いや、頼んでいる事は普通じゃないですけど。
そして最終目的までが長いというか、すごいというか。
最近のネット小説にはない落ちが付きまくり。
それを言ったら、主人公こそ普通じゃないのですが。
ぶれない軸をもって、自分のために楽しそうに突き進む。
味方でも怖いですが、敵だともっと怖い…w
でもこういう人種素敵だと思います。
完膚なきまでに相手をたたき伏せるため
何であろうとも手段は択ばない、というのが
また素晴らしいです!w -
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Posted by ブクログ
表紙にも登場の『聖人』がいい味出してます。バラクシンの教会派貴族を〆る協力者に(無理やり)される良心的な幹部なのに、ミヅキのせいで斜め向うに壊れるかわいそうな人。教会としての結果はいいが聖人にはされるし、ノリがいいのがミヅキ的にはバッチリ?聖人的にはガックリ?
全編楽しそうなミヅキのお仕置きに、エリュシオン王子も珍しく全編出場で美味しい一冊です。親猫扱いがドンドン他国にも漏れてます。
番外編1『結果を出すには裏工作が必要です』バラクシンにて、カトリーナからフェリクス王子を強制的に母子離れさせる=カトリーナをミヅキがざまぁする話。
番外編2『変わらぬもの、変わりゆくもの』キヴェラにてサイラス視 -
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Posted by ブクログ
ネタバレバラクシンの第四王子フェリクスの考えなしの婚約騒動に巻き込まれるミヅキが、エルシュオン王子やアルジェント等と共に乗り込んでプギャーする小気味いい話。
ひと昔前なら”身分違いの恋に頑張る王子と健気な令嬢”を応援する話が多かったが、”王族の常識無し”と叩き潰すミヅキ達を楽しむストーリー。
番外編『親猫はひっそり愛される』親猫ことエルシュオン王子は以前は魔力ゆえ恐れられていたが、ミヅキが関わるようになってから周囲との壁が無くなってきた。それ故、イルフェナのみんなはミヅキに好意的、今回のバラクシンの騒動には全力バックアップ(黒い微笑み)しますよ~、な話。 -
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Posted by ブクログ
4巻から続く『異世界転移した魔導師が国(キヴェラ)にケンカ売って何とかする旅』の小気味よさが完結する一冊。
書下ろし番外編『黒猫、お家に帰る』
ネットとは大筋は一緒でも内容は違って、面白さも上方に修正済み。キヴェラ王との対決場面も鬼畜度は上がり大事になっていて愉快。後日談部分もこれでもかと書下ろしされていて、頭から尻尾から皮からとあっちこちから色々向きを変えて美味しく頂けます。
個人的には対キヴェラ王で、ゲーム男性バージョンのミヅキが出張ってやらかす場面が加えられていてごちそうさまです。
表紙はミヅキとキヴェラ王太子の寵姫エレーナとその父アヴィンセル伯爵。後方は親猫・エリュシオン殿下とオカン・ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作「ベリーカルテットの事件簿」の姉妹編。
今作の主人公はとある事情で休職中の少女マイア。新聞広告に載っていた求人広告に応募したけれど、その採用基準はかなり変わっていた。骨格!?特殊常務??採用されたクレセント私設事務所で助手として働き始めたマイアは事務所の所長である美青年貴族レヴィンと共に依頼を解決しようと動き始めるが・・・。
著者あとがきから、ベリーカルテットを書いていた時期に思いついたとあったので時間軸は一緒ですし、某小説家探偵ロイの名前も出てきました。あっちが表なら、こっちは裏。読んでみて納得しました。あっちも面白いけれどこっちもなかなか面白かったです。2話収録されています。マイアと -
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