春日みかげのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全4巻再読
改めて読むと駄目なところがたくさん目につく
アイデアの面白さでつっぱしる作品
もっとさくさくぱきぱきした構成が必要だ
2012/3/25
『織田信奈』の作者による別シリーズ
富士見向けに中学生以下むけといったおもむきで
キャラクタや話の筋といった中身は純に富士見ライトノベルだが
この作者らしく文章描写は児童文学ふうにしっかりしかしかつ簡素でさらりと読みやすい
それなりの内容のはなしを的確簡潔明瞭必要十分に読者へ伝える手腕は流石
すごくかるい内容だがすかすかでなく良い意味でかるい
この作者のもうすこし高年齢向けの濃いめ作品も読んでみたいところ -
Posted by ブクログ
ネタバレ関くんの病が重い…
ここまで拗らせてしまったら、いかな京極堂でももうどうにもならないレベルじゃないのかなと思ってしまった。
とても百鬼夜行なんですよ。
とても百鬼夜行なんだけど、でも違う。
榎さんがマトモに会話してるし、あまつさえ取り乱しているし。
京極堂の蘊蓄もひたすら冗長なばかりで、単なる知識の披露のように感じてしまった。
あのシリーズを彷彿とさせるからこそ、心の狭い自分はそういう細かいところが気になってしまってとても座りが悪かった。
本家へのリスペクトを強く押し出すあまり、無理が出ている気がしました。
読んでいて正直ちょっと疲れました…
なので、あとがきにあったもう一案「京極堂対加藤 -
Posted by ブクログ
薔薇十字叢書というのは京極夏彦公認の「百鬼夜行」公式シェアワールド、ということなのですね。本人が長く書かないために現れた世界、ということでしょうか。
主要な登場人物は、かなりよく捉えられていたと思います。話全体の展開は50ページほど読んだところで、思った通りに進んでいくのですが、よく勉強して書かれているので、その部分を楽しむ形になりました。
本当によく原典を読み込んで書かれているな、と思いました。
あの方の訃報のあとに読みましたので、なんだか、しんみりしました。「妖怪大戦争」をまた見たくなりました。
ホームズ物にも良作のパスティーシュが多々あるし、そうなっていくのかなあ。
そういえば、御手洗潔 -
Posted by ブクログ
ネタバレ後編として、待たせすぎということで評価は低いです。
内容はそういう意味だと、見合うものでもないと思われます。
良いところは良いんですが出るまでが長かった。
これがもう少しきちんとした時期に出ていたら、評価は少なくと4にはなっていました。
出版社の問題なのか、作者の問題なのかはわからないですが、ようやくでてくれたので良いのですが……。
内容ですが、ある意味、表紙がネタバレです。
いやぁ……序盤から本能寺ゲージを着実にメラメラと燃やしていますね。
純粋すぎる人はメンヘラというか、ヤンデレになりやすい気は気がする。 大好き過ぎてよくわからないという感じ。
十兵衛ちゃんかわゆいので、そのまま病んでて -
Posted by ブクログ
ネタバレ春日みかげさんはタイムスリップモノが好きなんですかね?
某織田氏の元へ高校生が飛ばされる話があると思えば
今度は平安時代だそうですよ.
そこで妖狐っぽい娘さんに式神として使役されて妖怪退治をしたりなんだり?
最後まで読んでないから知らんけど.
で,ヒロインが3人だそうですね.
「召喚者である狐娘」と
「一緒に飛ばされてきた幼馴染み」と
「現地で出来た許嫁」.
狐娘:意味のない嘘ばっかり付いていて会話がボケツッコミになりがち.
幼馴染み:独占欲が強くて面倒.
許嫁:やたらとプライドが高くてツンデレ風味.
という感じか?
そこも実はよくわかってないんだけど.
というか,アレだよね.
最後まで読 -
購入済み
やっちまったぁ
後巻のレビューで良いこと書いてあったから購入したんだけど、読み始めて直ぐに「やっちまった!」と後悔しました。
あっと言う間に読む気を失くせた作品です。
織田信長が女性の信奈になってる異世界に転移したって話だけど、歴史上の有名武将が女性になっているのはまだ良いけど、この作品は真面目に知識チートとかで史実を変えていくような物語ではなく、史実を展開のネタにして楽に構想しようとしたというような感じがする、初っ端から主人公のありえないバカさ加減と、女性キャラの武将もラノベチックにアレンジされてて、本格的に本質からそれ系が好きな読者なら喜ぶかもと思うようなくだらない作品でした。
20ページも読んでは