春日みかげのレビュー一覧

  • 竜馬がくる
    1冊。春日みかげ初読み。面白いね。フランス革命で知らなかった人物を知れて為になった。坂本龍馬が聖人君子でないところが良い。続き欲しい。
  • Re:スタート!転生新選組2

    フィクションなれど侮れない

    歴史の内容はフィクションとして、史実と絶妙に絡ませてかきあげてあるので面白い。
    作者の他の作品よりおちゃらけのクドさが少なめなのも読みやすかった。
  • ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 I
    同時発売の2巻とは上下分冊
    百年戦争後半戦、ジャンヌダルクを題材にしたライトノベル
    なのに題名はユリシーズだが
    アーサー王伝説だけでなくフェメール神話まで織り込んだそれに相応しい壮大な構成で
    2巻分冊もやむなしの読み応えある内容
    いつものように入りやすいよう周囲を姫太子にしたり姫騎士にしたりしている...続きを読む
  • 織田信奈の野望 安土日記 1 本能寺茶会騒動録
    同じレーベルになった『姫狐の召使い』が思い切り組み込まれた短編集というより外伝2巻
    物事の接続がそうつなげてくるかとこれだけ読んでも驚きがあり楽しく
    物語を読む楽しさを再認識させてくれる素晴らしい作品
    側がどうみてもそうはみえないだろうけど
    高尚ぶってる凡百の歴史ものより娯楽に徹した傑作
  • 織田信奈の野望 全国版15
    設楽ヶ原撤退と沖田畷と波多野攻めという渋い展開
    長宗我部は本能寺ゲージてきに登場が遅くなるのもやむなしか
    黒官いちりゅうさんが安芸にいるのを毛利家が放置するのは相当無理があるが
    七難八苦や光秀の一徹さは良い感じ
    そして佐久間さんにこんなおいしい展開が回ってくるとは馬鹿にしてすみませんでした
    決定的な...続きを読む
  • 織田信奈の野望 全国版17
    いいねえ燃えるねえ素晴らしい
    この速筆でこの内容
    まったく文句なし
    ゼロの使い魔も読もうかなあ
    あと米沢でこけしが出てくる博識ぶりに以前驚いたが
    日本住血吸虫症で小幡昌盛が出てくるとか高校生の知識じゃないぞ
    他の戦国時代に飛ばされて活躍する連中は大いに見習ってほしい
    ここまでやらなきゃ太閤の代わりは...続きを読む
  • 天と地と姫と 3 川中島 龍虎の邂逅 織田信奈の野望 全国版
    従来どちらも神懸かりだった信玄と謙信をじつにうまく描いていて感心する
    上杉勢も武田勢も村上義清や真田幸隆、みなみな魅力的
    いつまでも読んでいたい傑作
  • 織田信奈の野望 全国版11

    最高でした

    これ程夢中になれるラノベは滅多にないです♪
    ある程度先は読めるのですがかなりハラハラさせて頂きます。
    今回からヒロインに加わった某両家の妹がもうメインヒロインでいいかもww
    ここだけじゃなくどこのレヴューを見ても待たされたなりの納得の出来に仕上がってると評価されています。
    まぁ見てのお楽しみ...続きを読む
  • 織田信奈の野望

    サイコー

    まじでおもしろいヽ(・∀・)ノ
  • 姫狐の召使い3
    六条さんが空気だよ六条さん
    とにかくこの作者は筆も早いが展開もまことにはやい
    出し惜しみなしで晴明のメインヒロインイベントもがんがん進行
    各キャラクタの見せ場もじつにそつがない
    大枠に対してきっちりしすぎてそっけなさすぎなのではないかと心配になるが
    超長期連載マンガとかコバルト文庫とかみると潔く大変...続きを読む
  • 姫狐の召使い4
    六条さん外道だよ六条さん
    作者の体調不良からか5巻予定を4巻に縮めたとかで
    どうしても話の展開いっぱいいっぱいなのはマイナスというほかないが
    それでもやはり優れたお話の作品
    きちんと完結していてさすが
    ライトノベルな味付けで狭い範囲にしかこのおはなしが読まれないのは残念
    作者さまには身体をいたわり長...続きを読む
  • 織田信奈の野望 全国版13
    すっかりたらしが板について黒官一流さんのほうが活き活きし始めた昨今
    小早川さんの操縦ぶりが楽しい13巻
    島津も庄内の乱とか聖君とか呼んじゃうところに邪気さを感じないでもないが
    家久君上京日記という可愛さにニッコリ
  • 織田信奈の野望 全国版11
    前巻から間が空いたこともあってか
    久しぶりにシリアスにならず塩梅良くまとまった印象
    本願寺も毛利も片付いて
    もうこのままエンディングで良い気がする
    今更関東三国志勢は格落ちに感じるがどう料理するか
  • ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 II
    1巻から続き
    複雑でありながらあまり知られていない舞台と登場人物たちへの色付けを
    ライトノベルとして読んでもらうため様々工夫されている労作だが
    さすがにあれもこれもと詰め込み過ぎかもしれない
    何でもかんでも語り落としたくないのはわかるのだけれども
    『織田信奈』の初期のような整理行き届いた入りやすさに...続きを読む
  • ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 III
    中世フランスを舞台にしているからこそ改めてわかる怪作
    時間と登場できる人物たちを激烈に圧縮して
    終始は一貫させつつ滅茶苦茶につなぎ合わせることを
    さらにより娯楽作品として読者がついてこれて作者の腕が及ぶ範囲で
    おおざっぱにまとめあげると
    だいたいこんなかんじにならざるをえないのだが
    学習用マンガ世界...続きを読む
  • 織田信奈の野望 全国版16
    いよいよ歴史処理が主体となってキャラクタがどうこうよりすっかり架空戦記
    そうみてもこれまでの積み上げが面白くさせているから許せるけれど
    大津城組は宇喜多が味方するのだろうけれど採点おb…おねえさんの田辺城が不均衡で
    北陸の描写が今回わずかしかなかったのでそのあたりが鍵か
    毛利が大坂に居座っているが大...続きを読む
  • 織田信奈の野望 全国版14
    大友毛利大内龍造寺の設定を描く部分は最高に面白く
    ライトノベル読んでてよかったと感涙級なのだが
    主人公が事件を解決しなければならないライトノベル部分への接続が苦しいところ
    これだけ大きくなった話を強引にたたまなければならないのだから辛い
    歴史小説でなくライトノベルなのだから仕方ないけど
  • 天と地と姫と 1 上杉謙信 龍の誕生 織田信奈の野望 全国版
    外伝4種類目
    題名通り謙信と信玄で今巻は謙信越後守護収入まで
    上杉家は武田家と違って資料が少なくキャラ立ちしてないので
    どうしても定番面子での狭い中になってしまうのはいたしかたないところ
    それでも為景や定実をきちんと描くところはさすが
    綾御前と政景も文句なしだが
    景綱が難しいところか
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森
    百鬼夜行シリーズの公認シェアードワールドの一冊
    作者のこれまでの作品と同じく換骨奪胎
    歴史ものが先人たちそれぞれの観測結果による物語の集積からなる世界であるように
    ミステリもおなじようなもので
    なんでもおなじようなものに見える
  • 天と地と姫と 2 武田信玄 虎の覚醒 織田信奈の野望 全国版
    外伝3種目2巻は武田上田原と塩尻峠の戦いまで
    次郎信繁や信綱など話の展開上から誰を女性化するかの選択も面白いところ
    鳶加藤と戸隠の使い方も感心させられる
    小笠原さんは孫が大勝利したからこういう扱いも仕方ないのか