【感想・ネタバレ】ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 IIのレビュー

あらすじ

対峙する謎のユリス――奇跡のオルレアン攻防戦開始! アルマニャック派の亡命政府が推すフランス姫太子シャルロットの姫騎士に就任したジャンヌは、モンモランシやアスタロト、乙女義勇軍らと共に、オルレアンへと進軍する。 亡命政府にとって最終防衛拠点である都市オルレアンは、イングランド軍に包囲され、いまや陥落寸前だった。 賢者の石の力を手に入れて、人間を超えた「ユリス」となったジャンヌに導かれ、一同は辛うじて入城を果たした。 だが、そこにはジャンヌを狩るためにイングランド軍が派遣した最強の敵が待ち構えていた――。 混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編(トリニティサガ)、運命が加速する第2巻!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1巻から続き
複雑でありながらあまり知られていない舞台と登場人物たちへの色付けを
ライトノベルとして読んでもらうため様々工夫されている労作だが
さすがにあれもこれもと詰め込み過ぎかもしれない
何でもかんでも語り落としたくないのはわかるのだけれども
『織田信奈』の初期のような整理行き届いた入りやすさには達していないので
果たしてついてきてくれる読者がどれだけいるか
個々のキャラクタを好きになってもらえる間が
史実的に用意できるのかが苦しいところ
歴史にあまり興味のないライトノベル読者がこの作品をどのように読み下すのか
逆に興味深いところ
刊行してくれる限りは付いていきたいが『信奈』の方もちゃんと完結をお願いします

0
2018年10月20日

「男性向けライトノベル」ランキング