連打一人のレビュー一覧
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無料版購入済み
絵の雰囲気から、じんわり来るような情緒ある系統の漫画かと期待して読んだら、話が割りとトントン進む少年漫画を思わせる具合の漫画だった。
普通に面白いと思う。軽く人が死んでいくような感覚を感じて、私は好きじゃ無いけど。なんていうか、話を進めるべく人が動いている感じ。
やばそうな奴らに探されているのに、普通に外出しているのが疑問。 -
ネタバレ 購入済み
怒濤の駆け足
主要人物たちの因縁がそれぞれ決着した形なのだけれど、そのせいか主人公の影が激薄に……。
頭脳と人情は博士、友情は局長、家族愛はシキとエノク。オキテネムルとしての活躍もエノクに持ってかれてしまったし。
敵方との個人的な関係性が薄かったから、なんかもう最後の方、完全にカナタの存在が空気…。 -
Posted by ブクログ
千利休の生まれ変わりがふとしたことから茶の湯に触れて、その才能を開花するという話。一巻の見所は山上宗刻の顔芸だよなぁと思った。最初から最後まで、茶人としてできている宗刻と、茶人としてビビる宗刻の繰り返しで構成されていて、周囲のキャラの魅力も引き出している。
職業マンガとして一番近いのは『ヒカルの碁』だと。あちらは霊が主人公に寄り添って、現代のプロと戦う内容から、ヒカル自身の成長に話が移っていったけれども、今作ではどうなるか。勝負としてはっきり見える囲碁よりも、ずっと分かりにくい茶の湯の優劣をどう表現するのかも気になるし、どういうストーリー展開になるのかの興味もそそられる。